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管理人の食卓風景と日常の日記
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ようやくマスクが入荷しました。
発注分の4割程度でしたが、これでまたしばらくは食いつなぐ事が出来そうです。
と言っても、通常の使い方をしていれば、当院では1週間にせいぜい5、6箱使えばいいとこです。
全職員が毎日するような緊急事態にでもなれば、今の在庫程度では1週間も持たないという話であって、今の危険レベル程度では数ヶ月分の在庫になります。
新型インフルの流行が下火になり始めたので、これからは散発程度の発生で過ぎるでしょう。
その間にはマスクの供給も回復すると思いますので、また『常識の範囲内』で在庫を貯めていこうと思っています。
予想では、秋から冬にかけて第2波の流行があるといわれていますし、その時期になると季節性のインフルも流行し始めるでしょうから、またマスクも速乾性手指消毒剤も市場から姿を消す恐れがあります。
周りから非難されない程度に内緒でストックを増やしていかないと、一大事発生時には対応できませんから止むを得ませんね。
今朝のニュースショーでやっていましたが、大阪ではマスクの路上販売をする人達がいるとか。
映像を見た限りでは、マスク5枚で1,000円とか、バラ売りで1枚いくらとか書いて地ベタに敷物を敷いて売っていたり、車を乗り付けて後ろのドアを開けて店舗代わりにして売っている姿が映しだされていました。
レポーターがその人達にインタビューすると、「売ってこいと言われたと」答えたかと思ったらコソコソ逃げ出したり逆ギレして威嚇したり、後を付けると土木会社の社員だったと。
その土木会社の社長に突撃インタビューすると、「わしゃ知らん!」、「あいつらが勝手に商売してるんだろ」などと無責任な答え。
隠せば隠すほどバレた時の反動がでかいのは、食品偽装で嘘をつきまくった連中と同じ構図です。
そもそも、何で土木会社に売るほどのマスクの在庫があるのか不思議です。
以前から社員用にまとめ買いしてあったのならわかりますが、これが好意で全国から送られたものを横流ししようとしていたり、ビジネスチャンスとばかりに買占めをしていたとしたら、絶対に許されない非人道的行為です。
余剰分を売るのが悪いと言ってるんじゃないんですよ、昨夜の急病センターでも患者や家族のためにと、「マスクあります1枚100円」と貼紙がしてありましたから。
これとて、余ってるんなら不足して困っている医療機関に回せと言いたいし、1枚がたかだか10円程度のマスクを100円で売るのはどうかとも思います。
全国ネットのニュースで流されてしまった以上、大阪府や大阪市は黙っていられないでしょう。
法に触れないとしても、その悪行は社名実名を挙げて徹底的に糾弾されるべきです。
それはともかく、また近いうちにマスクが入荷する予定だと問屋の担当者から連絡がありました。
今の在庫状況で間に合いますかとお伺いを立ててくれましたが、残念ながら申し訳ないが本当のことは言えませんでした。
私が考えるくらいですから、どこの医療機関でも次の流行に備えた在庫合戦が始まっています。
ただ、先にも書きましたが、大っぴらに大量注文を出すと問屋からもヒンシュクを買いますし、他の施設分の手前もありますから、どこの医療機関もいつもの『常識の範囲内』マックス量プラスを頻回に発注して在庫を増やしていくことでしょう。
四半期ごとの契約制の市立病院は、契約分に関しては潤沢に在庫してるでしょう。
見通しが狂って不足した時は、病院といえども市立は官庁、公務員がやってる事ですから、すべての責任を問屋に転嫁するように、必要分を今すぐに納品しろと無理難題を押し付けて威嚇恫喝が始まるんですって。
問屋の担当者達だって人間です、怒られて文句言われて散々コキ降ろされる所へ納入するくらいなら、一般病院や調剤薬局など人間関係の良好な所の要望を聞いてあげたいと思うでしょ。
うちは滅多に困る事がないと断言できます(^^)v
不足と言えば、以前はインフルエンザワクチンは毎年のように在庫不足と言われていました。
メーカーの供給体制もここ1、2年でかなり改善され、接種希望者に接種できない状態はなくなりました。
以前不足していた原因は、メーカーだけの責任じゃないんです本当は。
今回のマスク騒動と同じように、大規模病院や官公立病院が買占めをしていたのが最大の原因なんですよ。
ワクチン製造メーカーの製造量にだって限度がありますから、そのうちの1社でも検定に不合格になるとたちまち市場に在庫がなくなっていました。
その限られたワクチンを奪い合う事になるんですけど、結局入札契約制の官公立病院には約束分はすべて納入しなければ、問屋が契約違反で訴えられてしまいます。
ところが、豊富に在庫を抱えている官公立病院に、インフルエンザワクチンを接種してもらいに行く人がどれだけいると思いますか?
こういった病院に行くと、少なくとも半日はかかるでしょ、たかがワクチン1本打つだけで。
延々と待たされた挙句、役人と同じ横柄な態度の看護師や医者に腹を立てて、高い金を払って帰ってくるくらいなら、近所の親切な行ったらすぐに対応してくれる医院や病院に行こうと思うのは当然ですよ。
ところがそういった中小規模の病院や医院にはワクチンがない。
すべて大規模病院や官公立病院に流れてしまっている。
そしてシーズンが終わると、予想よりはるかに少なかった接種希望者のため、余剰のワクチンが山のように問屋に返品されてきて、一時マスコミで大問題になりました。
返品された分の請求はできませんでしたし、メーカーも引き取ってはくれませんでしたから、すべて問屋が泣く泣くかぶっていた訳です。
これがほんの3、4年前までの話。
その後大規模病院や官公立病院は国民からの批判が怖いから大量にワクチンを抱えるようなバカな真似はしなくなりましたし、問屋も大規模病院や官公立病院だからといって返品を受け付けなくなりました。
つまり、ここ数年になってようやく適正在庫が実現したんです。
そして今年、これから迎える秋からの来シーズンは、新型インフルワクチンと季節性インフルワクチンのどちらに重点を置くかで製造量、流通量が決まってきます。
まだこの時期の今日では、厚労省から何の指示も出ていないので、ワクチン製造メーカーは動く事が出来ないそうです。
わかっているのは、新型分のワクチンを製造しただけ、季節性分のワクチン製造量が減るという事。
何もしないではいられない製造メーカーはすでに動きを始めています。
昨日、早くもそのうちの1社が挨拶に来て、来シーズンもよろしくと手土産を置いて行きました。
そして今日、私は決断しました。
来シーズン分はもしもの場合を考え2社から納入させること、そして本数は今シーズンの25%増しで対応すると決めて外来看護主任に伝え、賛同してくれたので即問屋に伝達し、来シーズン分の確保確約は終わりました。
まだ春の今から?と思うでしょうが、今からでなければ要望分が入手できないのがこの国の実情なんです。

「昼食」
・塩とんこつラーメン

「夕食」
・豚キムチラーメン
・ごはん
・島らっきょうキムチ漬け
・残り物

「デザート」
・アイスクリーム

今日のBW:77kg

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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