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管理人の食卓風景と日常の日記
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今日は、通常勤務の後、夜間急病センター出向でした。
今この状況ですから、センターでの勤務時間内は当然マスク着用が義務。
もし自分の分がないと言われた場合は困るので、病院の分をちょっと失敬して持参しました。
センターの薬局内に入ると、ありましたマスクが。
枚数を数えると、残り11枚。
「マスクがなくなったら看護師に言って、もらってください」とメモ書きが添えてありました。
ん~、ここは持参のマスクを使おう。
ちなみに、私の自分の病院では、注射器・注射針・酒精綿・ガーゼ・脱脂綿・マスク・エプロン・検査用尿コップなどの処置に使う物品のすべてを私が管理していますが、センターでは発注・受領・保管は看護師がやっているようで、マスクの在庫がどれくらいあるのかを探ってみようと思っても、どこにしまって保管しているのかわかりませんでした。
直接「このセンターにはマスクはどのくらいあるんですか?」と聞くのも何ですしね;
速乾性手指消毒剤は薬局の管理なので、薬品庫を見に行くと、500mL容器で1本だけの在庫。
インフルエンザウイルス簡易検査キットは、薬局内の冷蔵庫に2箱20検査分保管してありました。
勤務中、看護師が来て、あと何箱の在庫があるのかと聞くので2箱ですと答えたら、熱発者は全員検査しなさいと保健所から言われているので、これでは足りないと思うんですけど、手に入りますか?と聞いてきました。
ほぼ不可能ですと本当のことを答えましたが、もしかすると日本のどこかに保管されていたものが出回ってくる可能性もない事はないとも付け加えました。
それじゃあ、注文だけでもしておけばいつか入って来る可能性があるかもしれないって事ですかとの質問には、その通り!と。
じゃあお願いしますと言うので、責任者のセンター担当薬剤師に伝えておきますと答えました。
患者が大勢押し寄せるんじゃないかなと覚悟はしていました。
薬剤師の勤務開始である午後6時半より15分も早く勤務に就いたんですが、その時点ですでに処方箋が1枚。
それから午後9時までは、予想通り切れることなく処方箋が来ました。
ただ、テンテコマイ状態には程遠い感じ。
10数枚の処方箋中、明らかにインフルエンザと言うのは1枚だけ、単なる風邪でしょというのが3枚ほど、あとは切った張ったのケガや、赤い色の尿が出て驚いて飛んできた患者が一人。
インフルエンザと診断されたのは、80歳近い男性患者。
今日は私の病院でもB型が出ていましたから、この患者もB型だったのかもしれません。
出た薬は「リレンザ」で、1回1吸入を2回分の指示でした。
待て待て待て~いっ!
この「リレンザ」は、専用の吸入器を使ってドライパウダーを吸い込むんですが、一度に吸入器にセットするのは4回分が基本です。
製剤自体4回分を基に作られていますから、2回分と言う事は半分に切って出せという事?
そんな無茶なぁ~。
半分にカットしてしまったら、うまく吸入できなくなりますって。
通常成人には1回2吸入で1日2回、つまりちょうど円盤型の基本形の4回分が処方されることになっているこの「リレンザ」、ご老人だからドクターが1回1吸入に減量して処方したのは私にはわかりました。
が!事務員はいつもと違う処方の仕方に納得できなかったらしく、ドクターに掛け合って基本形の4回分として処方させてくれましたので、私は大助かりでした。
そこまでは良かったんですが、専用吸入器へのセット法と吸入の仕方を説明するのが一苦労でした。
患者であるご老人はかなり辛そうだったので、付き添っていた奥様に説明をしたんですが、こちらもまたご老女なもので、何度説明しても、実際にセットをしてもらう真似をしてもらっても、ついに理解してもらえず。
しまいには、実際に薬が入った円盤をセットさせてと言い出し、何度も自分の口で手順を繰り返して言いながら、最終的には薬の包装に穴をあけて今すぐ吸入しなければならない状態にまでしてしまいました。
なのにそれでもセットの仕方を繰り返そうとするので、破れた包装から薬は全部こぼれてしまうし、また新たな薬の包装を破いてしまおうとするし、困ってしまいました。
本来は1回1吸入を1日2回1日分での処方でしたから、1回分を無駄にしてしまってもしょうがないなで済みましたけど、さらにもう1回分を無駄にされたらお金の無駄ですから、帰宅後に吸入してもらう予定を変更して、2回目の練習と称してご老女に包装に穴を開けてもらってそれをご老人に吸入してもらう事にしました。
このご老人がまた、説明を理解してもらえなかったのか、普通の呼吸と同じ感じで吸入しようとするので、全く薬の粉が肺には入って行ってない様子。
そうじゃなくて、大きく息を吐いて、専用容器をくわえて、大きく深呼吸をするように粉を吸い込んでくださいと、動作ごとに指示をしても、深呼吸が普通の呼吸になってしまう。
吸い込んだ後は、3秒間息を止めてくださいと指示をし、私が横でイチ、ニー、サーンと掛け声をかけてようやく出来た様子。
本当に薬を肺まで吸い込めたかどうかまでは残薬チェックなどもしませんでしたからわかりませんが、帰る直前まで老女が「わからない、わからない・・・」とつぶやいていましたから、おそらく明日の朝分は吸入不可能でしょうね。
大体、薬剤師の説明が上手下手にかかわらず、呼吸機能・肺機能が相当低下しているであろう80歳近い老人に、粉を吸入しろと言うほうがおかしい。
一般的にヤブ医者は、相手の状態のことなど考えずに処方します。
飲み込みができない、水がムセる老人に平気で錠剤・散剤を処方するなど、相手の状態と薬の特性を理解しない医者が多すぎるんです。
センターには「タミフル」も在庫してあるのに、何でこのご老人に粉の「リレンザ」???
いつも思うんですけど、呼吸器疾患で気道や気管支などが過敏状態になっているところへ微粉末が付着したら、反射で咳き込んでしまわないんだろうか。
少なくとも肺気腫などの閉塞性呼吸器疾患患者では、十分な深呼吸は難しい、つまり確実に薬を吸入することはできないだろうと思うんです。
こういった患者にすら、な~んにも考えないでこの手の薬を処方する医者、あんたらに処方権などないと言いたい!

「昼食」
・塩焼きそば
・塩コンブおにぎり

「夕食」
・ごはん
・漬物
・ネギ入り卵焼き
・残り物各種

「おやつ」
・お土産の熊本銘菓

今日のBW:76.5kg

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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