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管理人の食卓風景と日常の日記
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今日から世の中は新年度が始まりました。
当院の決算年度末は今月末ですが、それとは関係なく人の動きはご多分にもれません。
昨日一杯で事務長が退職し、今日から新事務長が就任。
介護職員も看護師も、先月末をもって退職者が複数いましたし、その代わりの新職員が同じ人数だけ入って来ました。
毎年恒例の看護学生も今年は3人入って来ました。
そのうち2人は、昨年より当院介護職員として勤務していて、もうすでに顔見知り。
もう1人は事務員の親戚とかで、3名とも今年看護学校を受験して合格し、勤務しながら通学する勤労学生です。
3人ともすでに成人で、今年は新卒の未成年はゼロ。
うち1人は、子供もいるそう。
まあ頑張ったんですね。
さっそく1名づつが研修として薬局に配属され、今日から2年生となった学生助手は先輩として1ヶ月間、外来や薬局の仕事のすべてを教える立場になります。
まあ、毎年毎年、同じ事の繰り返しで、使いもになるかどうかはこの時点で分かりますから、私は横でハラハラドキドキしながら様子をうかがってます。
さてさて、今年の学生は助手としてどこまでできそうか、期待と不安が入り混じった私の胸中でした。

最近はもう、一頃から見ると原発事故関連のニュースが減って来た様な気がします。
自体が一進一退を繰り返して、センセーショナルなニュースネタも減ったため、マスコミもこの話題に飽きてきたのかもしれません。
本当はそんな姿勢では、国民に正確な情報を伝えるのが役目のはずのマスコミの、責務を放棄したと取られても仕方がいんですけど。
ショッキングなタイトルにしか飛び付かない紙媒体のマスコミ、大勢に変化がなく目新しい事を見つけられず視聴者にそっぽを向かれる映像媒体マスコミ。
こう仕向けているのは、実は我々国民であると気が付いている人は何人いる事か。
政府発表、東電発表、原子力安全・保安院発表のニュース以外の事を流さないテレビ・新聞。
これを「大本営発表」と違うと言えるだろうか。
少なくとジャーナリズムを謳うのであれば、現地の原発事故現場に潜入取材は難しいかもしれないが、事故発生当時から言われている様に、東電は情報を隠しているのではないかとの国民の疑いについて、何らかの方法でそれを明らかにしようなどと言う正義感を持ったマスコミが、この国には1つもないと言うのが非常に残念でならない。
記者達の情報網をもってすれば、恐らくは東電が公表できない様な情報ですら入手している人もいるかと思うが、それを公にしないと言うのであれば、この記者達も東電と同じ穴のムジナ、隠ぺい工作による情報操作の手先になり下がったと言う事でしょう。
まあ、現地に入るのは自分も被爆の危険があるからと回避したくなる気持ちも分かるし、公式発表にない事を報道してしまっては公権力に睨まれて、最悪それ以降の取材はできなくなる恐れもあるでしょう。
でも、「スッパ抜く」のが「ブン屋」の性分であって、それこそが本当のジャーナリストと呼べる人じゃないんでしょうか。
そういった気概のあるマスコミ関係者は、この国には1人としていないんでしょうか。
ですから、業を煮やしたフランス大統領が直接訪日したり、アメリカ軍の放射線管理に精通した専門部隊が近く来日すると、恐らく煮え切らない日本政府の意向など考慮せず、一方的に通告してきたような気がします。
他国では、日本国民以上の情報を持ってると言う証拠でしょ、これって。
ああっ、何と嘆かわしい事か・・・。

「朝食」
・ごはん
・漬物
・シジミの味噌汁
・切干大根の炒め煮

「昼食」
・塩月見ラーメン
・じゅーしーおにぎり

「夕食」
・からあげクン チーズ
・焼酎のウーロン茶割り
・割子そば
・ネギトロ巻き

今日のBW:66kg

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今日から歯医者通いを始めました。
昨年後半から、前歯1本が浮き上がってしまってグラグラになっていました。
もしこの歯で堅いものを噛んだら、間違いなくヘシ折れるだろうと言う位にまでなっていたので、豆腐などの柔らかい物以外は前歯で噛まず口の横から入れて奥歯で噛むか、せんべいなどは小さく手で割ってから奥歯の方めがけて口に入れて食べていました。
その歯の部分の歯ぐきも腫れたり引いたりを繰り返し、常に出血している様な感じだったんです。
年末年始や保健所の監査、宮古島への旅行など、何かと忙しいと言い訳をつけて放っておいたんですが、いつ折れるかも分からない歯をだましだましにしておくのも限界かと、一昨日とうとう予約を入れ、今日午後6時の予約で行く事にしたんです。
いつも通ってた歯医者は、新患で行くには時間が遅すぎると拒否され、午後8時まで診療している分院を紹介され、そちらへ行く事になりました。
自分で鏡を見ても、歯肉の部分が白く変色してるし、痛みなど全く感じないので、もうこの歯は腐ってて神経も全部ダメになってるだろうから、即抜歯となるだろうと覚悟していました。
私としても、さっさと抜いてもらって刺し歯にでもしてもらった方がヘシ折れる心配もなくなるし、せんべいも漬物も前歯で噛めるようになるだろうと、そっちの方が短期間の通院で済むと納得していました。
仕事を終え、一旦自宅に戻って着替えて、じゃあ行ってくると奥さんに。
それまでも奥さんから、麻酔の注射は痛いよとか、散々脅かされていたんですが、もうどうしようもない、意を決して歯医者へ向かいました。
初めて行く歯科医院でしたが、場所は簡単に見つかり、中へ入って初診の受付と問診票の記入。
思ってたより狭くて小さい医院だなと言うのが率直な感想。
ドクター1人と歯科衛生士2人程度がすべての患者の治療をこなしてるらしく、待合室から透けて見える診察室内では、人の動きが少なかった。
今まで通院していた歯科医院は、ドクターが3人ほど歯科衛生士も何人いるか分からないほどいたので、ちょっと不安になったりして;
名前を呼ばれ診察台に案内され、すぐにドクターが来て歯のチェックが始まりました。
腫れ具合や痛み具合などを聞かれ、何らかの薬剤をその歯に垂らして痛むかどうかをチェックし、次にレントゲン撮影。
鉛の防護服を着せられ、CTスキャンの様な撮影機でハイ!ポーズ!
昔と違って、今はデジタル処理なので結果は撮影し終わった瞬間に分かるんです。
その映像を見たドクターがすぐに来て、歯根の部分が細菌感染を起こして化膿し、体調の良し悪しによってそれを何度も繰り返した結果でこうなってるだろうと言うのがドクターの見立てでした。
治療方針として、歯を削って高さを横の歯と合わせ、歯の裏に穴を開けて感染巣などをかき出した後で消毒剤(とドクターは言ってましたが、抗菌剤でしょう)を詰め、更に開けた穴はふさがずにしておき、そこから内部の膿や菌を排出させると。
で、削る作業が始まったんですけど、先の薬剤を垂らした時も削ってる最中も、まったく痛みは感じないんです。
ただ、あの歯科特有のドリルの音と歯を削ってる時に出る焦げた様なニオイ、私はあれが大嫌い!
削り終わって口をゆすいだ次は、その穴に細い金属を入れて中の掃除。
「もしかするとまだ神経の生きてる部分があるかもしれないんで、そこの当たったらチクっと痛みを感じますから、そしたら言ってください」と言って、ドクターは処置用の細い金属を歯の穴に突っ込んでは内部を削り取る様にシコシコガリガリと始めました。
何度か痛くないですか?と聞かれたんですが、まったく痛みは感じず。
ドクターは作業に熱中してましたが、私が痛いとも言わないし動いちゃマズいだろうと思って身動き一つしないで治療を受けていたものだから、ドクターも慌てたんじゃないですかね。
「大丈夫ですか!」と驚いた様な言い方で声をかけて来ました。
帰宅して奥さんにこの事を話すと、「気絶したんじゃないかと思ったんじゃない」と。
さもありなんと思いましたが、金属の棒の様なものが歯に引っ掛かって頭が持ち上げられる程度の感触はありましたけど、痛くも何ともなかったんですもん(^^ゞ
ドクターが言う所の消毒剤を詰めて今日の治療は終了。
どうやら歯は抜かずに治す方針の様で、この消毒治療を2、3回行いますって。
そうすると、歯根部の感染巣が治癒して、歯肉の炎症もなくなり、歯のグラつきはなくなるでしょうと。
次回は来週月曜の午後6時。
今日の治療は30分もかからず終了してしまった。
医院を出て奥さんに帰るとメールすると、「はやっ!」との返事。
私だって、抜かれる事を前提に来たんですから、1時間や2時間はかかるのは覚悟してました。
それがこれで終わりですもん、何だかキツネにつままれたような気分でした。
奥さんが言うには、今の時代、何も考えずにすぐに歯を抜いてしまう歯科医は下手クソな歯科医だとか。
どこかで聞いた事がありますが、自分の本来の歯にかなうものはなくて、現在は保存治療が主流なんだとか。
へぇ~とか思いつつ、やっぱり心配な私です。

そうそう!
治療終了間際にドクターが「何か抗生剤をお持ちですか?」と聞いてきました。
問診票に勤務先と職業を書く欄があったので薬局長と書いたんですが、ドクターはそれを見たんでしょう。
薬に関してお伺いを立てられちゃいましたし;
「すべての系統がありますけど」と答えると困ったような顔をされたのでこりゃマズイと思い、「セフェム系の◎?▼*はありますが」とドクターが選択できるような返答を付け足しました。
その薬品名を聞いてホッとしたようなドクター、「じゃあそれを朝と晩に1錠づつ飲んでもらえれば、化膿部の治りも早くなると思うので飲んでみてください」と。
ん~、元々歯科医は医薬品に関しては詳しくないと言うのは知っていましたが、咄嗟の出来事だったので私もすぐそこに思いが至りませんでした。
恥をかかせたようで誠に申し訳なかったと、診察室を出てから反省しちゃいました;

「朝食」
・自家製パン
・コーンマヨスプレッド
・オニオンコンソメスープ

「昼食」
・味噌ラーメン(玉ねぎ、人参、キャベツ、ネギ、豚肉、メンマ)

「夕食」
・ショート生パスタのアラビアータ
・奥さんお手製おにぎり(鮭)
・焼酎のウーロン茶割り

今日のBW:66kg

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仕方ないと言えば仕方がないんですけど、最近訪問してくるメーカーや問屋の担当者の会話内容は原発事故に関してばかり。
このご時世におちゃらけた話はできないのは分かりますが、私は原子力評論家でもないし大学で原子力発電について学んできた訳でもないので、「どうなるんでしょうね?」と話を振られても、ニュースなどで仕入れた断片的な受け売りの話しかできませんよ。
確かに医療の世界では、例えばガンの骨転移の検査のシンチグラフィー(難しい事は省略;)などに放射性医薬品を使うので、薬学部では「放射薬品学」といった講義の中で、放射線に対する基礎知識を学んで来ます。
ですから、この事故発生以来よく耳にする「シーベルト」とか「ベクレル」といった単位を聞いても違和感なく、何となくですけどイメージはできるんです。
もっとも私が学生の頃は、「キュリー:Ci」と言う単位が主流でしたから、単位変換してから出ないとイメージが湧いてきませんでしたけど;
「1キュリーは3.7x10の10乗ベクレル」と言われてもピンとこないでしょ?
話を戻して、薬学部で行う放射線に関する講義と実習では、汚染区域と非汚染区域の分け方や、実際にごく弱い放射性医薬品を使って安全な扱い方を学び、実物の放射性同位元素使って医薬品の製造などを行います。
ここで問題なのが、非常時に対する対処法が教えられてないと言う事。
大学でも神話のように、安全に扱えば安全であるとしか教えられないんです。
「想定外」の事はあくまでも「想定外」であって、大学を出てそれなりの職場で放射性物質を扱う仕事に就いた時に初めて先輩などから学ぶしかありません。
このような危機管理は、理学部や工学部で原子力を学んできた人達の方が、薬学部出身者よりはるかにレベルが高いと思います。
ですから、水道水から放射性ヨウ素が検出された事について、私にコメントを求められても答えようがありませんし、浄水器で除去できるんですかねと聞かれた事がありましたけど、聞きかじりの知識で「活性炭を使った浄水器なら多少の放射線は除去できるかもと言ってたよ」と言うしかないんです。
つまり・・・、私に聞かないで!(^^ゞ
もっと自分達で、情報を仕入れて知識を増やして、それから原発と放射線の話をしましょうや!

参考までに、放射性医薬品を列記してみようと思います。
放射線を出すからと言っても、たった1回の検査くらいでは、それこそ「ただちに重大な影響を及ぼすものではありません」から大丈夫です。
・ヨウ素123(ある種のてんかん患者の検査)
・ヨウ素131(腎・尿路疾患の診断、血液系・心拍出量検査)
・インジウム111(造血骨髄の検査、血栓形成部位の診断など)
・テクネチウム99m(心臓疾患・腎疾患の診断、局所脳血流検査など)
・ストロンチウム89(ガン骨転移部位の疼痛緩和)
・タリウム201(心・副甲状腺・腫瘍診断薬)
・ガリウム67(悪性腫瘍・炎症性病変診断薬)
・クリプトン81m(肺機能・脳血流検査)
・クロム51(赤血球検査)
・イットリウム90(低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫の治療)
まだあるかもしれませんが、とりあえずこのくらいで;

「朝食」
・奥さんお手製おにぎり(鮭)
・たくあん

「昼食」
・シーフードヌードルBIG

「夕食」
・インド風バターチキンカレー
・ショート生パスタのチーズクリームソース半分
・焼酎のウーロン茶割り

今日のBW:66kg

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おかげさまで、胃の痛みは消え去りました。
ほぼ1ヶ月ぶりに休肝日にしたら、今日は体調もベストです。
ついでに、昨日の胃に優しい低カロリー食で、体重も減りました。
ただ、グラついていた歯がとうとう抜け落ちそうで、周りの歯肉も白くなって組織がダメになってきているのがはっきりと分かる様になったので、今日ついに歯科医院へ治療予約の電話をしました。
いつものかかりつけ歯科医院は、数年振りの治療と言う事で、私の仕事が終わる午後5時半以降はお断りされました。
その代わり、分院なら午後8時までやってると紹介され、ちょっと遠いけどそちらへ掛る事にしました。
わが家から徒歩1分以内に数件の歯科医院があるんですが、どこも午後6時くらいまでの診療なんですよね。
これが受付終了時間としても、午後5時半に仕事を終えてすぐに病院を飛び出して、受付までには10分やそこらかかりますし。
初診で行って検査や何だとなったら、スタッフは間違いなく定時には帰れないでしょう。
同じ医療従事者としてそれは申し訳ないし、私もそうですが、もうすぐ終わると思ったのにギリギリに新患が来たら、お怒りモード爆発で、まともな応対は望めません。
少なくとも医療人である以上最善は尽くしますけど、疲れ果てた中での最善なんてたかが知れてます。
だって、医療人だって人間ですから。
と言う訳で、ちょっと歩かなければなりませんが、そこのスタッフにとってはまだ勤務時間内である分院へ行く事にしました。
さてさて、今回の治療は1年かかるか2年かかるか、何にしても長期戦になりそうな予感です。

さて、昨日の続き。
《原子力安全委員会》原子力を安全に利用するための国による規制は、直接的には経済産業省、文部科学省等の行政機関によって行われていますが、原子力安全委員会は、これらから独立した中立的な立場で、国による安全規制についての基本的な考え方を決定し、行政機関ならびに事業者を指導する役割を担っています。このため、内閣総理大臣を通じた関係行政機関への勧告権を有するなど、通常の審議会にはない強い権限を持っています。 (ホームページより)

《原子力安全・保安院》認可されたとおりに原子力施設の工事が行われ、技術基準を満たし ているか検査する「使用前検査」、毎年定期的に実施する「定期検査」や「施設定期検査」など、また各原子力関連施設所在地に常駐する原子力保安検査官による毎日の巡視活動や年4回の保安検査、事故故障等の対応などにより、原子力施設の安全を確認しています。
この他、原子力防災体制の整備や原子力の安全研究、原子力立地地域での広聴広報活動や、情報公開などあらゆる角度から原子力の安全に取り組んでいます。(ホームページより)

で、実際に何をしてるか私から見える事だけを言えば、保安院は原発周辺の放射線量を集計して発表してるだけ。
原発そのものの放射線量は、東電の現地作業員が測定した数値を東電が公表したものを繰り返しているだけ。
それを裏付けるのが、昨日保安院が発表した緊急時情報の中に、『原子力安全・保安院は、東京電力(株)に対し、タービン建屋の屋外で確認された水に係る報告が遅れたことに対し、重要な情報については、社内の情報伝達をスムーズにするとともに、適時適切に報告が行われるように指導した。』と記載してあり、自分達が何一つ手を汚しての作業はしてないと言い切っている様なものです。
今日の報道で、原発での作業を検査しに行った「原子力保安検査官」が現場の状況をマスコミに公表していました。
何しに行った?
検査?手伝いじゃなく?邪魔しに行ったのか?茶化しに行ったのか?もっと働けとムチ打ちに行ったのか?
安全委員会などは、平時についての委員会であって、今のような危機的状況での仕事はないとい事が分かりました。

首相は最近出てこなくなり、補佐官を入れ替えたり、一度不祥事で責任を取ってクビを切られた元大臣なんかを今がチャンスとばかりにまた連れ戻したり、自分のお友達だけで周囲を固めて満足しているような。
どこの誰が責任を持って指示を出すのか、国民の私にはさっぱり見えてきません。
この調子じゃ、最悪のシナリオに・・・。

「朝食」
・ハムレタスチーズサンド
・クラムチャウダー

「昼食」
・かき揚げ天ぷらそば

「夕食」
・シーザーサラダ(レタス、キュウリ、ハム、クルトン、ドレッシング)
・鶏とコンニャクとごぼうの味噌煮込み
・切干大根の洋風炒め煮(切干大根、切り昆布、人参、ウインナー、バター)
・焼酎のウーロン茶割り

今日のBW:65.5kg

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経済産業省の「原子力安全・保安院」、内閣府の「原子力安全委員会」、政府と東電の「統合対策本部」、政府の「原子力災害現地対策本部」、そして「首相官邸」。
一体どこが本当の司令塔なんでしょうか?
原発事故発生以来、よくテレビで記者会見を開いて出てくるのは、東電の副社長、原子力安全・保安院の広報担当らしい細身で七三分けのメガネをかけた男性、そして官房長官です。
東電は最初は担当者らしき人が出て来て、懸命に事故を矮小化しようと説明に苦慮してましたが、各放送局が大学などの教授や長と名のつく人達を引っ張り出してきて解説させたため、話しに食い違いが目立ち始めてそれ以上の隠ぺいは逆効果であると考えたのか、ある時期からは副社長との肩書きの人が事前に書かれた文章を読み上げるだけの会見に変わってしまいました。
記者から質問されても、「確認します」、「調査します」と言うだけで逃げてしまう。
とにかく事実を小さく見せようとして、言うほど重大な事じゃないと思わせようとして、すべての事において事実を隠ぺいし自分達に都合のいい事だけを公表しているから、あちこちにほころびが生じて、もはや覆い隠せなくなってるんでしょう。
政府と東電が意思を統一して対処するとして「統合対策本部」を立ち上げたのにもかかわらず、その一方の政府にすら本当の事実を情報として流さなくなってしまってるようです。
しかも、発表もめちゃくちゃ、数値の換算間違いや混同などでとてつもない測定結果を確認もせず公表してしまったものだから、更に国民の不安を煽る結果となってる事に気づいていない。
挙句に、「訂正」と「謝罪」を繰り返す。
関係者の談として、東電は経産省の天下りばかりだから、上から下まで官庁役人と全く同じ考えを持った人間しかいないと。
実際にニュースを見てても、東電本社社員が現地入りして放水など何かを手伝って作業してるって話を聞いた事がありますか?
副社長が被災地の避難所へ謝罪に行ったとのニュースはありましたが、現場で放射線を浴びながら作業している人達を激励したとかって言うニュースを聞きましたか?
現場で過酷な劣悪な状況で作業しているのは、東電社員じゃなくその関係企業とか協力企業とか、立派な名前をつけられてはいるけど、実際には下請けと孫請けの、企業とはかけ離れた小さな事業所の職人達でしょ。
東電社長に至っては、13日に会見した後は全く姿を見せないと思ったら、体調不良でダウンしてたんですってよ。
東電関係者の話では、事故発生後から不眠不休で陣頭指揮をとっていて、その影響で体調が悪くなったとか。
さらに、静養していても報告は聞いて書類も読んでたし、指示も出していたと。
ところが別の東電関係者は、そんなのはとんでもない嘘で、「寝たきりの安静状態だった」と。
恐らく後者の言う事が本当なんでしょうけど、その分2人いる副社長が分担して事に当たっていた訳ですから、社長なんかいてもいなくてもどうでも良かったと言う事ですね。
まあ、これだけブーイングに曝されてますから、近日中には社長会見が行われるでしょうけど、まず間違いなく部下が作った文章を読んで頭を下げてそれで終わりでしょう。
記者からの質問は、また担当者かよくて副社長が受けるか、私が思うには質疑なしで会見打ち切りにして逃げると思いますけど。
もう1人、逃げたと言われてもしょうがない御仁がいました。
「原子力安全委員会」の委員長です。
私、原子力行政には詳しくはないのでよく分からないんですが、経済産業省の「原子力安全・保安院」と内閣府の「原子力安全委員会」の役割とその分担って何なんですかね。
「ラーメン大好きコイケさん」みたいな顔をした七三分けの男性は、何か人のやることなす事にケチをつけてエラそうにしてるだけみたいだし、委員会の委員長はコメントどころか姿さえ見せませんし。
今日のネットのニュースで、ようやく委員長のコメントが出てて、なぜ会見を拒否してたのかと記者に質問され「自分は政府と文部科学省に報告すればそれでいいもんだと思ってた」ですって。
その上で、「今後は国民に向けて情報を発信する」と謝罪したって書いてました。
何勘違いしてるんだろ、このオッサンは!

「朝食」
・昨夜からまた胃が痛くて・・・

「昼食」
・ネギ玉子雑炊

「夕食」
・具だくさんうどん(白菜、ネギ、ほうれん草、人参、焼きもち、海老天、油揚げ、鶏つくね、椎茸)

今日のBW:66.5kg

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管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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