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管理人の食卓風景と日常の日記
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経済産業省の「原子力安全・保安院」、内閣府の「原子力安全委員会」、政府と東電の「統合対策本部」、政府の「原子力災害現地対策本部」、そして「首相官邸」。
一体どこが本当の司令塔なんでしょうか?
原発事故発生以来、よくテレビで記者会見を開いて出てくるのは、東電の副社長、原子力安全・保安院の広報担当らしい細身で七三分けのメガネをかけた男性、そして官房長官です。
東電は最初は担当者らしき人が出て来て、懸命に事故を矮小化しようと説明に苦慮してましたが、各放送局が大学などの教授や長と名のつく人達を引っ張り出してきて解説させたため、話しに食い違いが目立ち始めてそれ以上の隠ぺいは逆効果であると考えたのか、ある時期からは副社長との肩書きの人が事前に書かれた文章を読み上げるだけの会見に変わってしまいました。
記者から質問されても、「確認します」、「調査します」と言うだけで逃げてしまう。
とにかく事実を小さく見せようとして、言うほど重大な事じゃないと思わせようとして、すべての事において事実を隠ぺいし自分達に都合のいい事だけを公表しているから、あちこちにほころびが生じて、もはや覆い隠せなくなってるんでしょう。
政府と東電が意思を統一して対処するとして「統合対策本部」を立ち上げたのにもかかわらず、その一方の政府にすら本当の事実を情報として流さなくなってしまってるようです。
しかも、発表もめちゃくちゃ、数値の換算間違いや混同などでとてつもない測定結果を確認もせず公表してしまったものだから、更に国民の不安を煽る結果となってる事に気づいていない。
挙句に、「訂正」と「謝罪」を繰り返す。
関係者の談として、東電は経産省の天下りばかりだから、上から下まで官庁役人と全く同じ考えを持った人間しかいないと。
実際にニュースを見てても、東電本社社員が現地入りして放水など何かを手伝って作業してるって話を聞いた事がありますか?
副社長が被災地の避難所へ謝罪に行ったとのニュースはありましたが、現場で放射線を浴びながら作業している人達を激励したとかって言うニュースを聞きましたか?
現場で過酷な劣悪な状況で作業しているのは、東電社員じゃなくその関係企業とか協力企業とか、立派な名前をつけられてはいるけど、実際には下請けと孫請けの、企業とはかけ離れた小さな事業所の職人達でしょ。
東電社長に至っては、13日に会見した後は全く姿を見せないと思ったら、体調不良でダウンしてたんですってよ。
東電関係者の話では、事故発生後から不眠不休で陣頭指揮をとっていて、その影響で体調が悪くなったとか。
さらに、静養していても報告は聞いて書類も読んでたし、指示も出していたと。
ところが別の東電関係者は、そんなのはとんでもない嘘で、「寝たきりの安静状態だった」と。
恐らく後者の言う事が本当なんでしょうけど、その分2人いる副社長が分担して事に当たっていた訳ですから、社長なんかいてもいなくてもどうでも良かったと言う事ですね。
まあ、これだけブーイングに曝されてますから、近日中には社長会見が行われるでしょうけど、まず間違いなく部下が作った文章を読んで頭を下げてそれで終わりでしょう。
記者からの質問は、また担当者かよくて副社長が受けるか、私が思うには質疑なしで会見打ち切りにして逃げると思いますけど。
もう1人、逃げたと言われてもしょうがない御仁がいました。
「原子力安全委員会」の委員長です。
私、原子力行政には詳しくはないのでよく分からないんですが、経済産業省の「原子力安全・保安院」と内閣府の「原子力安全委員会」の役割とその分担って何なんですかね。
「ラーメン大好きコイケさん」みたいな顔をした七三分けの男性は、何か人のやることなす事にケチをつけてエラそうにしてるだけみたいだし、委員会の委員長はコメントどころか姿さえ見せませんし。
今日のネットのニュースで、ようやく委員長のコメントが出てて、なぜ会見を拒否してたのかと記者に質問され「自分は政府と文部科学省に報告すればそれでいいもんだと思ってた」ですって。
その上で、「今後は国民に向けて情報を発信する」と謝罪したって書いてました。
何勘違いしてるんだろ、このオッサンは!

「朝食」
・昨夜からまた胃が痛くて・・・

「昼食」
・ネギ玉子雑炊

「夕食」
・具だくさんうどん(白菜、ネギ、ほうれん草、人参、焼きもち、海老天、油揚げ、鶏つくね、椎茸)

今日のBW:66.5kg

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今日もテレビや新聞は、震災関係のニュースです。
すでに2週間以上経って、朝から晩までライブでニュースと言う状況はなくなりましたが、それでも新聞は特別紙面でこのニュースが90%以上を占めています。
私もいろいろな意味で気になりますからテレビのニュースは欠かさずチェックするようにしています。
被災地には徐々に物資が行き始めたようですが、まだ燃料が少ないと。
タンクローリーでピストン輸送していると報じられていますが、ネットのニュースでは、実際にはタンクローリーの運転手が被ばくを恐れてある地域から中には行っていないとか、がれきの除去が進まないため大型の車が末端の方まで行けない状況だと書いてます。
ようやく届いたガソリンや軽油、暖房用の灯油を買い求める長蛇の列が続き、入手できなかった人が怒りのあまりガソリンスタンドの店員の胸ぐらをつかんで暴行まがいの事例も発生したと報じられています。
被災地に対する医薬品の供給もまだ進んでいないようで、今日のニュースでは薬が飲めないために命を落とした人の事を報じていました。
難病と呼ばれる疾患の患者は、1日でも決められた薬を飲まないとすぐに容態が悪化して最悪の転機をとるんですが、そういった希少な医薬品の輸送はこれまで考えられてなかったんでしょう。
せっかく地震や津波から難を逃れられて助かった命なのに、こんな事で命を落とす事態があるなんて、薬剤師として私は非常に胸が痛みます。

医薬品もそうですが、医療材料にも影響が出ています。
私の病院では、今一番困っているのが「PEG」、胃ろうの交換キットが注文してもう10日以上経つのにまだ納入されてないんです。
当院で使用している「PEG」の製造メーカーのホームページを見ても、何のコメントも載ってませんし、問屋からも何の情報もないんです。
ところが!なんと!工場が福島県西白河郡って所にあるんですって;
担当者も何も言って来てないけど、もしかして被災してるのか?
地図を見ると、この工場の位置は海岸から60キロ以上離れた内陸だし、福島原発からも約100キロ以上離れた所にある様だが。
ここらへんには他の業種の工場もあるらしく、ある1社の工場では断水があったとして、25日の金曜日から操業再開したと発表していました。
ですから、この「PEG」を製造している工場も、そろそろ復旧してくるのではないかと思ってはいるんですが。
まさか「PEG」までどこかの医療機関に買い占められていたなんて事は、今は考えたくはないんですけど。

当院もそうですが、介護施設の奥さんの職場では「大人用おむつ類」が品薄になってきています。
これも工場の被災が原因なのか分かりませんが、少なくとも被災地に送る救援物資として相当数がそちらへ行ってしまった事は間違いないでしょう。
問屋から納入された数少ない「大人用おむつ類」で、交換回数を減らしたり、何とか工夫してやりくりしているそうですが、それにも限度があります。
奥さんが言うには、「布のおむつと違って、汚れたら洗濯して再利用できるものじゃないから」と、頭を痛めているそうです。
そのおかげで、「大人用おむつ類」の廃棄物量は半減したとか。
当院ではまだそこまでの危機的状況ではないようですが、この状況が長引けば当然同じような事態になる事は明白です。
当院の問屋担当者に聞いても、やはり返事は「ないです」の一言で終わり。
高分子吸収体を使ったおむつを作るメーカーは、乳幼児用も大人用も女性用も作らなければならないので、一度に注文が来ても到底対応は不可能でしょう。
しかも、メーカー自体が数社しかないんですから、工場が被災してなかったとしてもフル操業だけでは間に合わないんじゃないんでしょうか。
でもよく考えると、その数社が普通に操業して震災前には十分に余裕を持って商品を供給で来てたのにと思って、ホームページを調べてみたら、やはり半数のメーカーの工場や物流センターが被災していました。

糖尿病患者用の、自宅で自己血糖を測定するための針、インスリン注射用の注射器などを作って販売していたメーカーも被災し、再開の目処は立っていないと。
調べて書き上げていったらキリがないです、あれもこれもで。
徐々に復興・復旧されてくるでしょうけど、今が正念場でしょうか。
でも、患者の命に直結するものについては1秒でも早くと願いたいです。

「昼食」
・醤油ラーメン
・ごはん

「色々」
・じゃがポックル
・わさび柿の種
・焼酎のウーロン茶割り

「夕食」
・ごはん
・漬物
・シジミの味噌汁
・焼鮭
・めかぶ

今日のBW:66.5kg

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東京都では、水道水から放射性ヨウ素が高濃度に検出されたとして、乳児の飲用が禁止されました。
北関東各県の農作物からも、基準値以上の放射線が検出されたとして、品目は限定ですが、主に葉物野菜について出荷規制と生産者においても摂食禁止の指示が出されました。
そして、追い打ちをかけるかのような「風評被害」で、福島県、茨城県産野菜・果物は、産地がそこと言うだけで放射線も検出されていないものまで売買されなくなったと。
もはや原発の爆発危機だけではない、難を逃れた人達の生活にまでも影響が出てきています。
時間の経過とともに、医薬品製造メーカーの被害状況が分かって来て、様々な医薬品の製造や流通に影響が出始めています。
最初に問題になったのが、皮肉にもヨウ素製剤でした。
甲状腺の機能が低下した患者に、ヨウ素を含むホルモンを補充してあげると症状が改善するんですが、その「レボチロキシン」という医薬品は、国内で2社しか製造販売してませんでした。
しかも、そのうちの1社が国内シェアの約98%を占めていました。
そのメーカーの工場が被災して、製造ができなくなってしまったものですから、業界では大騒ぎになったんです。
このメーカーが備蓄していたのは、通常供給での1ヶ月分だけ。
工場再建の目処も、製造出荷再開の目処も立っていない今、当然の事ながら病院間での買い占めや買いだめが起こりました。
そして市場からは、あっという間にこの「レボチロキシン」が姿を消したんです。
わが街でも例外ではなく、市保健所が所長名で通常以上の注文をしないように、買い占めなどは控えるようにと通達が出ていたのにもかかわらず、その保健所の仲間である市立病院が問屋に対して強権を持って問屋の在庫分すべてを納入させたと。
この話は、問屋担当者からオフレコでと言う事で聞いたんですが、どうにもこうにも我慢できずに書いてしまいました(怒)
これ以降も全く入荷しない訳ではなく、残り少ない在庫を今まで納入していた医療機関で分け合う、「割り当て納入」なる手段で振り分ける事になるんだそうです。
ただそれにしても、いつ・どの程度の量が入荷するかは全く未定で、当然ながら新規の注文は受け付けないとの事でした。
当院はAという問屋から納入してもらってましたから、今この時期にBという問屋から買おうと思ってもダメだと言う事。
製造メーカーのもう1社ですが、さすがにシェアが2%しかなかったものをいきなり100%分増産しろと言っても無理な話。
厚労省などは、何とか手を尽くしてくれと依頼したそうですが、そうは言われても困った事でしょう。
ですが、製薬会社の使命として出来る限りの事はすると動き出し、国内工場をフル操業し、外国からも輸入する手はずを整えつつあるそうです。
両社とも製品が市場に出せるようになって、患者の手に行きわたるのは4月下旬、私が考えるにはゴールデンウイーク明けになるだろうと思っています。
当院在庫も残り50錠ほどになり、2名の患者が服用していますから、後2週間後には在庫が底をつく計算になります。
さてさて、割り当て分の分け前がそれまでに来るかどうか、状況は油断を許しません。

被曝予防にはヨウ素が入ったうがい薬を飲めばいいなんて言う、デマがまことしやかに流れてた時期がありました。
調べもせずそのデマを鵜呑みにした人達は、ドラッグストアーや薬局に走り一斉に買い求めた結果、市場からヨウ素入りのうがい薬が消えてしまう事になりました。
この状況を見た誰かが、病院で使うヨウ素系の消毒剤も品薄になると思ったらしく、これまた一斉に買い占めに走る事になったようです。
私の所に来た消毒剤メーカーの担当者も、こういう状況なので商品はあるが納期が遅れるかもしれないと謝罪していきました。
群集心理と言うか不安心理と言うか、ヨウ素系消毒剤が品薄になるとの情報を聞いたどこかの医療機関の誰かが、それじゃあ他の系統の消毒剤もなくなるかもしれないと思ったらしく、消毒用エタノールを含めてすべての系統の消毒剤の買い占めが、特に首都圏で起きているそうです。
さらに、被災地の避難所では、ようやく救援物資が行き始めましたがまだ行き渡ったとまでは言えませんので、飲料水や生活用水の不足が解消されてない避難所もある様です。
その状況をニュースなどで知った、どこかの医療機関の誰かが考えたんでしょう。
水が足りないと言う事は、医療に使う水も足りなくなるかもしれない、それじゃあ医療用の精製水や注射に使う注射用水(滅菌された蒸留水)を確保しておかなければと。
どこでどうつながるのか理解に苦しみますが、とにかく東京周辺ではこの医療用の水の買い占めも起こっているんだそうです。
どいつもこいつも何を考えてんだか知らんけど、もっと冷静の物事を考えたらどうなんだろう。

「朝食」
・ごはん
・漬物
・シジミの味噌汁
・辛子明太子

「昼食」
・ヌルネバうどん(ぎばさ、めかぶ、納豆、卵)

「夕食」
・幕の内弁当(ごはん、大根の漬物、焼鮭、厚焼玉子、野菜入り肉団子、里芋素揚げ煮、牛蒡と人参の金平、筍黒酢たれ和え、ボイルブロッコリー野菜あん、蓮根黒酢たれ和え、南瓜素揚げ黒酢たれ)
・焼酎のウーロン茶割り

今日のBW:66.5kg

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ポイントを貯めてマイルを貯めるため、コンビニでもクレジットカードを有効に使ったり、ネットショッピングできるものは大人買いして、ポータルサイトやECサイトのポイントと2重取り3重取りをして、こつこつ貯めています。
こういった手法は、様々なマニュアル本の様なものが出てそこに載っていますから、特段悪い事でもなければ裏技でもありません。
メリットとして、ポイントがショップ直で買うより2重3重に貰えるほか、多少ですが市価よりお安く買えますしね。
そう言った事も考慮して、毎日のように飲む食べるもので生ものでない物に関しては、お取り寄せで購入しています。
そうですね・・・、今わが家の食糧庫にしてある部屋には、特定保健用食品の炭酸飲料とウーロン茶、スポーツドリンク、お茶、ボトルコーヒー、ミネラルウオーター、焼酎用の普通のウーロン茶、野菜ジュース。
雑穀、コンニャクライス、ホームベーカリー用の粉とバリエーション用の食材など。
話はちょっと違いますが、別の部屋には非常用の水かお湯を入れて待つだけで食べられるアルファー米とパスタのバリエーションが2人分で3日分相当も用意してありますし、水も2日分の飲料用には使える位は保管してあります。
これすべて、上記のようにネットショップで大人買いしてポイントを多く頂いたものです。
非常食と非常用の水は別にして、その他のものは毎日消費してますから、なくなる前にはお取り寄せしてました。
ところが、先々週の大震災の影響で物流がストップしていると、現在でも物流が再開されたとはいえまだ不安定であると各ショップには表示されています。
ショップによっては、「北海道、東北各県には配送できません」とか「北海道、東北各県、関東の一部からの注文は受け付けていません」などと表示している所もあります。
ただ震災からもう10日を過ぎて、宅配会社も物流を立て直して荷物の引き受けを再開しているとも聞きました。
先日、特保の炭酸飲料の在庫が底をつきました。
と言っても、なくて生きていけないものでもないんですけど、奥さんが好んで飲んでいるので、ないとやはり寂しい感はあります。
ドラッグストアーには売っていますから、先日は数本買って来ましたが、大人買いするのとは違ってすぐに飲んでしまってなくなります。
箱で買って配達してもらうと手数料を取られますし、ネットで送料無料の安いショップを探して買っているのに、そんなバカらしい事はしたくないですし。
とりあえず、配送できないとか注文は受けられないと書いていないショップで、もちろん送料無料で市価より安い店を探し、ダメもとで注文してみました。
すると、自動返信のメールが送られてきて、注文を受付ましたと書いてありましたので、大丈夫だったんだと思ってたんです。
ところが昨日、そのショップからメールが来て、残念ながら北海道へはまだ発送ができませんと記載されてたんです。
しかも、不快な思いをさせて申し訳ないとも。
最後まで読むと、何とそのショップの実際の店舗は、福島県に所在してるショップでした;
ショップの所在地は、今までにも何度か確認してから注文した事はありましたけど、今回は確認せず。
いや~、今一番大変な県にあるショップに対して、こちらこそ本当に失礼な事をしたと反省しきりの私でした。
今朝一番で謝罪のメールを送り、その文中にお見舞いの言葉と励ましの言葉も入れて送りました。
さらに、ショップ側からこのまま受注のままにしておくか、キャンセルしてもらっても構わないとも記載されてましたので、申し訳ない事ながら今回はキャンセルでお願いしたい旨を書いておきました。
午後に返事が来て、幸い被害のない地域だったと、励ましの言葉をありがとうと、キャンセルはショップ側で手続きしますとのメールが届きました。
ネットショップから買った商品は、売った側や配送段階で手落ちがない限りほぼ100%返品は受け付けないと規定してますし、注文の段階で最終の決定をクリックした後のキャンセルはできませんと必ず表示されます。
今回は状況が状況ですし、ショップ側の好意もあって、注文はキャンセルしてくれたようです。
注文とは契約ですから、なかなか難しい部分があるでしょうけど、いつ発送できるか分からないものをいつまでも受注したままにしておくショップ側も大変でしょうし、残念ながらまた次回と言う事で。
それにしても、メールのやり取りができるくらい被害がなかったショップだったから良い様なものの、本当に大変な事になってるんだと改めて実感した次第です。

「朝食」
・自家製パン
・自家製ジャム
・野菜ジュース

「昼食」
・ワンタン麺
・ごはん

「夕食」
・ザンギ
・ホワイトアスパラとセロリのサラダ
・フライドポテト
・焼酎のウーロン茶割り

今日のBW:67kg

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今朝の情報番組で、どこかのエライ人が言ってました。
原発事故を収束させる作業を続けていますが、今はどのくらいの所まで来ているんでしょうかと聞かれて、「登山に例えたら、まだ1合目です」と。
「まだ1合目ですけど、頂上までの道筋は見えました」とも答えていました。
質問したアナウンサーが驚いてましたね、その答えを聞いて。
驚くこたぁないと思うんですがね。
高レベルの放射線を浴びながらも決死の覚悟で作業を続けている東電の現場作業員、放水や散水をしている自衛隊員と消防隊員などの奮闘で、ようやく原子炉と貯蔵プールの温度が下がり始めて、施設設備へ送電するケーブルを接続できたという段階です。
まだ配電盤までちゃんと電気が来ると確認できただけで、施設設備内に電気を送ってさえいないんです。
これからさらに、冷却ポンプを作動させるための点検、破損部分の修理や交換、海水をかぶっているので真水での洗浄と乾燥など、正常に作動させるためにやらなければならない事がたくさんある。
もしそれを怠って、無理に送電して機器のスイッチを入れた時、ショートして火花でも散ったら、また水素爆発を起こして2度と収束は不可能な状況になる恐れがあります。
まだ放射線は飛散しているし、震度5レベルの余震は頻繁に起きていて、非常に危険な状況であるのは間違いないところですが、1つ1つ丁寧な作業をお願いしたいと、遠く北の地から応援させてもらいます。

今日は、休日救急当番病院で出勤でした。
先週末から、何だかとっても忙しい私;
先週金曜のセンター勤務では、嘔吐の患者が目立ったんですが、今日は発熱と下痢も加わって、インフルエンザ陽性の患者も数名いました。
全体的に季節の変わり目らしい、これといった特徴のない風邪で、さほどの重篤な患者も来ませんでした。
そんな中、やっぱりいました、レントゲン撮影拒否の患者が。
いつかは来るなと思っていましたが、福島原発事故の影響が出ましたね。
咳き込んだ患者は、診断の一環として胸部レントゲン撮影しますよね。
これって、どこの病院でもするごく当たり前の医療行為です。
原発事故での放射線レベルの解説で、各マスコミが原発から漏れ出た放射線量を医療行為の放射線量と比較して、こんなに少ないから安全だよと大々的に流してしまったから大変な事になってるんです。
当初は、放射線量の具体的な数字を問われて、原子力安全・保安院の担当者が、小数点以下のマイクロシーベルト「パーアワー」と言っていたのを覚えてますか?
それが段々数字が大きくなって行って、先週の始め頃には単位が1つ大きくなりました「ミリシーベルト、パーアワー」と表現を変えました。
変えたんじゃなく、それだけ放射線量が多くなったんですけど、それをいかにも大きな数字だと思わせようと、あるマスコミはわざわざミリで表示される数字を千倍してマイクロで表示したり同じ記事内で両方を使ったりと、やりたい放題でしたね。
医療行為で照射される放射線量もミリで表示される位大きな線量なんで、今現場で作業している人が100ミリシーベルト「パーアワー」を限度としているなんて報道されています。
確かに胸部レントゲン撮影では、1回の撮影で浴びる放射線量は100とか300マイクロシーベルトですが、誰もそれを危険だとは言ってなかったでしょ。
原発での作業は1回に数十分や1時間交代などでされてますよね、ところで皆さん経験のある胸のレントゲン撮影は何時間かかりましたか?
そう!デジカメがするのとほぼ変わらないほんのわずかな、1秒かかるかかからないか程度の時間ですよね。
さて、先に書いた100ミリシーベルトを基準に話を進めますと、しつこく書いているように「パーアワー」なんです。
『/h』と表示されますから『100mSv/h』と書きます。
この「パーアワー」とは、1時間当たりという意味で、「1時間に100mSv」の放射線を浴びると言う事を意味します。
1時間は3,600秒ですから、1秒だとおよそ0.0278mSv、単位を1つ小さくすると27.8マイクロシーベルトになります。
数字だけ比較すると、やはり胸部レントゲン撮影は危険な数値ですね。
放射線被ばくで問題になるのは「短時間で大量を全身に」浴びた場合で、原発作業員はこれに引っ掛かります。
じゃあ、胸部レントゲン撮影はと言うと、「極超短時間で大量を局所的に」しか浴びてません。
それと、リスクとベネフィット(危険性と有益性)の問題です。
咳が止まらないと訴えてきた患者は、聴診器を胸にあてて音を聞く事で、もしかすると何か悪い物があるかもしれないと医師は判断できます。
もしかすると肺ガンかも、結核かも、肺炎かもと。
それが例えば肺ガンだった場合、胸部レントゲン撮影は被ばくするからと拒否して放置して、そのため手術も抗がん剤治療もしないで最期を迎えますか?
大量とはいえ、極超短時間だけ胸部だけに放射線を浴びても発ガンする危険性はほとんどありませんが、患者の希望通りの撮影拒否が原因で肺ガンの発見ができなかったら、マヌケな話だと思いませんか。
素人の生兵法はケガの元、生半可な知識を偉そうに振りかざして、専門家を困らせないでくださいね。

「朝食」
・自家製パン
・自家製ジャム
・野菜ジュース

「昼食」(出前)
・とりカツタルタル弁当(ライス、チキンカツ、味付けパスタ、キャベツとリーフと人参の千切りサラダ、高菜の漬物:490円:855kcalだって;615kcalの和風しゃけ弁当にしとけばよかった;)

「夕食」
・味噌ラーメン(玉ねぎ、人参、豚肉、シメジ、舞茸)
・ごはん
・焼酎のウーロン茶割り

今日のBW:66.5kg

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管理人「か」
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男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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