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管理人の食卓風景と日常の日記
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今日の起床は、午前5時半。
今日は休みじゃなく、日曜救急当番で出勤でした。
当番病院の日は朝は出勤時間がいつもよりゆっくりなんだからもっとゆっくり寝ててもよかったんだけど、困ったもので寝てられなかったんですねぇ(^^ゞ
昨日も今日もなぜか非常に寝苦しかったんです。
でも、「3時間ルール」以上に寝てるから問題はないでしょう。

朝8時に出勤。
事務員はいつもと同じ時間に来てたようですが、看護スタッフもいつもよりゆっくりの出勤でした。
今日は何も用がないはずの事務長も出勤してましたが、いるだけで非常に目障りなんですけど。
道内は新型コロナが猛威をふるっていて、あきらかに「第3波」になっているので、そういった患者が来院しない事を祈りながら出勤しました。
朝8時の段階で、まさか患者が来ていないだろうなと思って待合室を見たら、まだ誰もいなくてちょっと安心しました。
8時40分過ぎ、最初の患者が来院し、やや若い男性でした。。
今朝から熱があるとの事でしたが、聞いていたらわが街の人じゃなくて別の市から来ていた人でした。
それ以上の症状もない事から、普通の風邪として終了。
午前9時、子連れのヤンママと老年女性2組が来院。
その間も電話の問い合わせが何本も来ていました。
それからはパラパラ患者が来ましたが、コロナ前の当番病院の時は9時から11時位まではひっきりなしに患者が来たんですけど、今は病院に掛かろうという人が少なくなったのも含めて、インフルも流行していない時期なので落ちついたものでした。
患者側ももう心得たもので、高熱や咳の症状がある人は事前に電話で状況を伝えてきますし、自家用車で来院する人では車内待機でドライブスルー方式も積極的に提案してくれていました。
看護スタッフはマスクにフェイスシールドで防御態勢を整え、検査は危険だけど咽喉鼻腔拭い液採取法の新型コロナのキットを準備しました。
午前11時頃、患者はいませんでした。
この日に向けて建設された、「外来患者隔離建物」を見てきました。
簡易的な木造で3部屋あって、ドアを開けるともっぱら使われる部屋だけラックが置かれ、すべての部屋にパイプイス2脚とストーブが置いてあり、各部屋には換気口が設けられ空気の入れ替えが出来るようになっていました。
この建物は病院の外に設置され、以前はブルーシートで覆っていたのが、外部者から見えないように板張りの目隠し用壁が設置されたんですけど、吹雪の日には雪が吹き込んで大変だろうなと思う。
各ドアに鍵は掛けられるようになっているそうですが、朝出勤してきたら見ず知らずの酔っ払いやホームレスが寝てた何て事があるやも知れません。
世の中の昼食時間が終わって一息ついた後の午後1時半頃から患者が次々と来院して来ました。
午後2時半過ぎ、救急車が到着しました。
患者は高齢女性1人で来たようで、救急車から徒歩で院内に入ってきました。
熱が39.6℃あったというんですが、来院時に計ったら37.6℃に下がっていたので、特に点滴をする事もなく処方箋も出ず、15分ほどで帰宅しました。
来た時から特にフラフラもしてなかったので、「おや?」と思ったんですけど、コロナに名を借りた「救急車のタクシー利用」のようになっちゃってましたね。
午後4時過ぎにも1台来ましたが、こちらは事前の連絡で「昨日から具合が・・・」というお決まりの枕詞から始まった、91歳の高齢女性患者でした。
嘔吐、下痢、腹痛と血圧がかなり高い状況でしたが、点滴1本でお帰りいただきました。
付き添ってきた家族は入院させてもらいたかったらしいけど、残念ながらそうかんたんに入院させられるベッドがないんです。
91歳にもなってれば、どこかのクリニックに掛かっているはずですから、そこから紹介状をもらって大病院へ行ったほうがいいと思いますよ。
この後も、午後5時を過ぎてから子供や高齢者が受診に来ましたが、何度も何度も言いますけど「昨日から・・・」とか「朝けら・・・」と言うのは止めてください!
終業1時間を切ってからでは、医師を始めスタッフはもう疲れているんです。
例えヒマであっても、ズーッと緊張の糸は張りっぱなしなんですから、どうやったって扱いから何から朝と同じようにはいきませんよ。
昨日具合が悪かったら昨日病院か夜はセンターへ、今朝から具合が悪いなら朝のうちに来院してください。
お願いしますよっm(_ _)m

結局今日は、湿疹、胸が苦しい、下痢や単なる風邪の患者が30人来た程度で、防護服を着なければならないような問題のある患者は来ませんでした。
準備は万全にしておくに越した事はないので、様々なシチュエーションを想定しましたが、何事もなく終ったのは望外の喜びです。
その準備の一環で「新型コロナウイルス検査キット」を買ったんですが、これ安くないんですよ!
それなのに、誰が見ても明らかな風邪としか思えない症状の患者に院長がバンバン検査の指示を出して、インフルの検査はまったくしないと外来看護師長は呆れていました。
3月4月の時の「おっかなびっくり」で患者に接していたのとは違って、もしかしたら陽性が出るかもと楽しんでる風にさえ思われます。
1人ではしゃいでる院長に「子供かっ!」と怒鳴りたいと外来看護師長は怒りながら仕事をしていました。
3人に検査をして、3人とも陰性でした。
明らかな症状が出てなかったんだから、当然の結果でしょう。
今年は今回で3回目の当番病院でしたが、前回5月の時はまだ一般の人は新型コロナを恐れ過ぎていたためか、具合の悪い人でもが病院を忌避する状況でしたから、ほとんど受診者はいませんでした。
今回は、最初に書いたように再び北海道の患者発生数が増加しているんですが、国民が慣れてしまったのか患者となった人は普通に来院しますし、その受診の仕方も前述したように慣れたものでした。
新型コロナウイルスに慣れる、病気に慣れるのは非常に怖い事なんですが、どこかの専門家がコロナが騒がれだした頃から言っていた「正しく恐れる」事がようやく浸透してきたような気がします。
昨日のハロウィンのニュースを見ると、未だにその怖さを理解せず(できず)、感染したら症状が出なくてもウイルスを撒き散らす事になるんだと言う事が分っていない大バカ者どもが騒いでいる光景が流れていました。
まあ、こういった奴らこそ感染して熱発や激しい咳、味覚異常が出たらこの世の終わりのような表情で命乞いをするんでしょうけど、そんなもはやこの世に存在しなくてもいいと思われる奴らでも救命しなければならない医療スタッフの辛さを、もっと身近に感じて欲しいと思います。

「朝食」
・照焼きチキンたまごサンド
・カフェラテ ノンシュガー

「昼食」(奥さんお手製お弁当)
・ごはん、鮭ふりかけ
・ブロッコリーサラダ
・ザンギ(高野豆腐粉)
・玉子焼き
・エビフライ、タルタルソース
・豚の生姜焼き(豚肉、玉ねぎ)
・ウズラの卵醤油漬けとブロッコリーの串
・煮物(椎茸、高野豆腐、筍)

「夕食」
・五目あんかけ焼きそば(豆腐干糸、八宝菜)
・ブロッコリーサラダ

今日のBW:59.6kg
最高17.2(13:06)、最低6.0(03:24)

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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