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管理人の食卓風景と日常の日記
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今日も午前8時前に起床し、まずは昨日変更してもらった飛行機の運航状況を携帯でチェック。
朝の段階では、被害を受けた仙台空港、アクセスできなくなってる石巻空港を離発着する便以外に欠航はないとの情報にまずは一安心。
身支度して、朝食会場へ行き、今日これからの試練を考えるとあまり食欲もなかったんですけど、取りあえず胃に何か入れておかないとと無理矢理流し込んだ感じ。
今日の地元料理は、ようやく「クーブ(昆布)イリチー」の登場でした。
今日は「ミミガーの和え物」も出てましたが、「モズクの酢の物」と「油みそ」は毎日出てたので、定番なんですね。
食べて部屋に戻って荷づくりを済ませ、空港でチケットの再発券などの手続きがあるので予定よりかなり早くチェックアウト。
フロントではねぎらいの言葉や飛行機の心配などの言葉を頂き非常に感謝。
昨夜フロントから部屋へ、正式に千円だけど値引きすると連絡が来ていたので、こちらからも謝辞を述べ、「お気をつけてお帰り下さい」との言葉を背にタクシーに乗り込んで空港へ向かいました。
空港カウンターの男性係員に事情を言いクーポンを手渡すと、さっそく再発券の手続きに入り、宮古島からのチケットはすぐ発券されたんですが、その後の便について手間取ってる様子で、時間がかかるから椅子に座って待ってて欲しいと。
そりゃそうだ、クーポンに記載の便と全く同じ便なのは宮古島から那覇への便だけで、後の接続便はそれぞれ1便づつ遅らせてあるんだからと椅子に座って見てました。
係員は周りの人に聞いたり右往左往してましたが、電話を手にしてどこかと話しながらパソコンを操作し始めました。
恐らく、私が連絡したのと同じJAL eトラベルプラザかJALツアーズにホットラインで連絡して確認しながら手続きを始めたんでしょう。
程なくしてチケットを手に私の所に走り寄って来て、お待たせしましたと渡してくれました。
昨日の話と便が違わないかをメモを見ながら係員と一緒に確認しましたが、便に問題はなかったんですけど、那覇から羽田への便が普通席になると昨日の段階で言われていたのに、今日になってクラスJ席になってたんです。
その事を係員に言うと、そう言う予約になってますと困った様子でしたが、こちらとしては願ったりかなったり。
昨日の朝以降キャンセルが出たのか、それをJAL eトラベルプラザの担当者が即変更してくれたのかで、おかげでゆったりと帰って来れるようになりました。
手続きがサクサク済んでしまったので、ここでも時間が余ってしまったけど、まあ平静を装って搭乗案内があるまでテレビを見て過ごしました。
定時に飛行機は宮古空港を離陸、ほぼ定時に那覇空港に着陸。
ここでの待ち時間は2時間なので、売店で空弁を買ってランチタイム。
それにしても那覇空港は大混雑で、売店もちょうど昼時にぶつかって大行列でした。
飛行機は定時に那覇空港を離陸しましたが、離陸前の機内アナウンスで今日は飲み物のサービスと毛布の提供はできないと。
震災の影響でとしか言ってませんでしたが、飲料や毛布は被災地に送る事にしたのか、それとも昨夜欠航が相次いだので空港で1夜を明かした人も多かったとニュースで言ってましたからそちらへ提供したのか。
どちらにしても、小さなお菓子1個や1杯のお茶をもらうために2千円余分に払ってる訳じゃありませんし。
離陸後、私にも疲れが出てきたのか、あっという間に爆睡してしまい、気が付くと静岡上空に差し掛かっていて、すぐに着陸体勢入るとのアナウンスが聞こえました。
窓を見ると、私の席にある窓の前の1つがブラインドが降りてて見えなくなってました。
誰が勝手に閉めたんだと文句を言いながら開けて外を眺めてましたが、無事羽田に着いて降りてから奥さんが、前の席の女性が勝手にブラインド開けたからあなたの事を睨んでたよだって。
そんな事言ったって、人に断りも挨拶もなく勝手にシートをリクライニングにして、リクライニングにしたからこそ私の席の前の方の窓が自分の顔にかかってまぶしくなった訳でしょ。
それで私が文句言われる筋合いなんかないしね、いつも思うけど本当に東京の人間って『自己中』ばっかりでツラも見たくねェや。
羽田での待ち時間はおよそ1時間半。
降機してすぐ、出発予定のスポットへ行くと、千歳行きの表示がない!
まさか、ここに来て欠航か?と焦りました;
確かに朝から福島第一原発がとんでもない事になってるとしきりに報じていましたから、航路である福島上空を飛ぶのは危険だし、私が機上の人になってる間にとうとう原発に最悪の状況でも発生したんだろうか。
行き先表示板の前で立ちすくんでいると表示が変わり、千歳行きは隣のスポットに変更になりましただって;
脅かすんじゃねぇ!バカヤロー!
気を取り直して一服し、今夜自宅に着いてから食べる弁当などを購入し、搭乗アナウンスがあって機内へ。
これが無事離陸すれば、とにかく北海道へ帰れる。
でも、離陸したはいいけど原発の影響で引き返しますなんて言われたらどうしようと、ドキドキしながら出発を待っていました。
すると斜め後方の座席から、耳をつんざくような金切り声で子供が泣き叫ぶ声が聞こえ始めました。
その泣き叫ぶ声がなかなか止まず、クラスJ席の子供の周りにいた乗客もだんだんイライラし始め、1人2人と席を代えてくれと客室乗務員に訴え始めました。
母親がなだめすかそうが、客室乗務員が優しくなだめようが、子供は泣き叫ぶのを止めない。
時々聞こえる子供の声は、「パパにだっこしてもらう」とか、「降りる~」とか。
3歳か4歳位の子供でしたが、どういうシチュエーションか分かりませんけど、母と子2人が父親と別れて北海道へ戻ると言った感じ。
しまいには、「痛い痛い痛い・・・」と仮病の様な事を喚きだして、何とかして降りさせようとするんです。
泣き叫んでは休み、休んで泣き叫びを繰り返し、浅はかな子供のサル智恵なんか通用しない事も分からずひたすら泣き叫ぶクソガキ。
そのうち、弟か妹か、小さい方も釣られて泣き叫び始め、機内は子供の泣き叫ぶ声の大合唱になってしまいました。
おいおい、いい加減にしてくれ!
例え嘘の仮病であっても、痛いなんて連呼されたらそれこそ出発できないなんて事になりかねないぜ。
そんな状況と時を同じくして、今度は乗客がもう1人乗って来ないから出発が遅れるとのアナウンス。
待てど暮らせどもう1人は姿を見せず、とうとうタイムアウトで、保安上の理由からその客の荷物を貨物室から降ろすまで待てだって。
いい加減しろよどいつもこいつも(怒)
荷物を降ろすのは仕方がない、だって、セキュリティーをすり抜けるような新手の時限爆弾でも荷物に仕掛けられてて、本人は乗らずに逃げて無傷なんて事も考えられるしね。
ようやく荷物も降ろしてドアがクローズしたけど、子供の合唱は続いたまま。
ある老年男性の乗客が、「お尻でも叩きなさい!」と言うが、若い母親は何にもしない。
今どきのヤンママは子供をしつける事すらできないんですね。
言って聞かせる、叱る、怒鳴る、ダメなら叩いてでもマナーや常識を叩きこむ。
これって虐待じゃないんですから、やって当然でしょ、知能レベルが犬や猫と同じくらいの子供にはね。
泣いても喚いても、飛行機のエンジンが回り、滑走路を出発地点まで走って行き、スタンディングからエンジン全開。
何だかんだで、30分以上も遅れて出発しました。
エンジン音と風切り音で、子供の泣き叫ぶ声も若干聞こえづらくなった。
これでやっと帰れる・・・、お願いだからこのままずーっと飛んで、1ミリでも北海道に近づいてくれ!
ベルトサインが消え水平飛行に入り、もうすでに午後6時を過ぎているので下界の照明が点いているところは見えても、状況は目視では分からない。
シートに付いているパーソナルモニターを見ていたら、航路は内陸を飛行中で、さすがに福島原発付近は避けて飛行している模様。
もう子供の泣き叫ぶ声が聞こえないと思ったら、誰かが与えたのかジュースの様なものを飲んで大人しくなっていたし、小さい方の子は奥さんの話ではおっぱいを飲んで大人しくなってたとか。
まあこれで、もう何事もなければ・・・。
モニターの飛行機はだんだん北上して北海道がもうすぐそこになって来た。
ベルトサインが点灯し、いよいよ着陸態勢と言う事は、真下は津軽海峡。
ぐんぐん高度を下げ、見えた!新千歳空港の滑走路のランプ!
一直線に見える緑や赤のランプを横目に、ドンッと衝撃の後、エンジンリバースの急激なGの体感。
帰って来ました北海道。
いつもの旅行なら、もう帰って来ちゃったとちょっと感傷的になるところですが、今回は帰って来れたと言う嬉しさと安堵感で一杯。
降機してボーディングブリッジを歩いていると、そこはまだ冬の北海道。
ジャンバーを着なければ震え上がってしまう寒さのお出迎え。
宮古島で預けた荷物を受け取って、まずは母に連絡。
電波状態が悪くて声がほとんど聞こえなくて、とりあえずJRで帰ろうと。
気温3℃でまだ雪が残っているため、2駅前で降りてタクシーに乗り、一路自宅まで。
帰って来ました、午後9時半、長かった旅がようやく終わりました。

旅そのものはまあ今回もいろいろありましたが、何事もなく楽しく過ぎたんですけど、最後の最後に1発大きくやられちゃいました;
被災された方々には心よりお見舞い申し上げますが、私達の経験として、これもまたいい教訓にもなったと思うようにしたいと思います。

「朝食」(ホテルのバイキング)
・ごはん、アオサと豆腐の味噌汁、つぼ漬け、クーブイリチー、玉子焼き、ウインナー、ベーコンソテー

「昼食」(那覇空港で)
・空弁(うなぎ弁当)

「夕食」(自宅で)
・天むす(羽田で購入)
・焼酎のウーロン茶割り

帰宅後のBW:68.5kg

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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