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管理人の食卓風景と日常の日記
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今日はあまり面白いネタがなかったので、ちょっと小難しい話を。
ここのところおもわしくない天気が続いています。
今月に入って昨日までの15日間で、函館では毎日、札幌では14日間降雨を記録しているそうです。
まるで北海道が梅雨入りしたかのようだと、ニュースキャスターが言っていました。
ですけどこの発言は、北海道には梅雨がないと断定したうえでの事であって、昨今の異常気象と地球温暖化の影響で熱帯・温帯の地域が高緯度の地域に迫ってきている事を考えると、この先遠くない将来には沖縄や九州の梅雨を「雨季」と呼ぶようになり、北海道には梅雨が当たり前になるかもしれません。
その先鞭と言う訳ではないでしょうが、今日もわが街を含む北海道は、どんよりした鉛色の雲に覆われて降るのか降らないのか本当に腹が立つくらいの降り方の霧雨でした。
天気予報の天気図を見ると、北海道の周りに「高」と「低」の文字が一杯あって、線がクネクネ入り組んでいるんですね。
私、気象予報士の資格を持ってるわけじゃないので、そんな図を見せられても「へぇ~」くらいにしか理解できませんが、北海道のすぐそばにある低気圧が雨を降らせているんだと言われれば、そうなんですかとしか言いようがないですね。
気象予報士の話によると、オホーツク海にオホーツク高気圧というのが動かず構えていて、西からやってくる低気圧がそれにブロックされて動けなくなり、雨模様の天気が続いているとの事。
話は飛びますけど、天気が悪いと頭痛がしたり、関節痛や腰痛が悪化したりする患者が多くいます。
まあ、天候不良で気分が落ち込むとかヤル気が出ないとか、精神的に不調を訴える患者も多いんですが、生あくびに眠気を訴える患者でない人も多く発生しますね。
これすべて、気圧の変化によるものと私は考えます。
テレビで天気概況を見ていると、例えば996ヘクトパスカルとか1,025ヘクトパスカルと言ってるのを聞いたことがあるでしょう1気圧=1,013ヘクトパスカル)。
誰しもがこの数字を聞いて、996だから低気圧で1,025は高気圧だろうと思いますよね。
そう思っても一般生活には何の支障もないので困りませんが、実は1,030ヘクトパスカルでも低気圧と言う事があるんですって。
気象の世界では、高気圧・低気圧の定義は、周りとの比較で低いから低気圧、高いから高気圧と言ってるだけなんだそうです。
問題なのは、その気圧の差。
996と1,025では29の差がありますね。
平地では1ヘクトパスカル下がると9メートル高度が上がった事に相当するので、約30ヘクトパスカルの差は270メートル。
996ヘクトパスカルの低気圧が去ったすぐ後に1,025ヘクトパスカルの高気圧が来ると、ただ黙ってても標高270メートルの山を一気に駆け下りたと同じ事になるんです。
この逆なら、一気に270メートルの山に登ったと同じ環境になるわけですから、世界最大のジェットコースターも顔負けでしょう。
ただですね、実際に上り下りする訳ではないので運動量はゼロで、運動負荷による疼痛ではない事は理解してください。
高度、気圧が変化すると、人間の体もそれに合わせて膨らんだりしぼんだりするんです。
私は登った事はありませんが、標高3,776メートルの富士山山頂、気圧はおよそ630ヘクトパスカルだそうで、爆弾低気圧など目じゃないですよね。
これもテレビで見ましたが、山頂ではポテトチップの袋がパンパンに膨らんでいました。
同じ事が人間の(登山者の)体に起こっていると思ってください。
ヒザや肘には関節腔と呼ばれる密閉された空間があり、そこには関節を滑らかに動かすための液体が入っています。
気圧が下がると気体も水分も膨張し、関節腔内で目一杯膨らんで周りの組織を圧迫しますから、元々炎症や疼痛のある人は更に痛みが増す事になります。
平地でも同じで、高気圧から低気圧に変わると気圧が下がりますから同じ事が起ります。
頭痛はですね、脳組織の膨張と収縮が原因で起こるんですが、これもやはり気圧低下による脳組織の膨張が主因です。
登山経験がない人が富士山やエベレストなどの高山に登ると、「高山病」に罹る事が多いらしいですね。
酸欠が大きな原因ですが、気圧低下による脳浮腫も大きな一因となります。
平地ではさほど重症になる事はありませんが、平地での気圧低下による頭痛は主に激痛と言うより「頭がはっきりしない」とか「頭が重い」と言った「頭重感」として現れます。
今日・昨日と、私も頭が重ダルくて、1日中辛い思いをしてました。
さらには、先程「生あくび、眠気」といった症状の事を書きましたが、難しい話はパスして、低気圧による酸素の減少ととらえるといいかも。
理由の追及までには至りませんでしたが、間違いなく低気圧状態では酸素が薄くなるとの事です(酸素分圧の事なのか、中心部に風の流れができるせいなのか不明です)。
旅客機では、通常フライトでも高度1万メートル付近を巡行します。
1万メートル上空の環境は、0.2気圧でマイナス50℃の世界だそうです。
機内が外気と同じ環境なら乗客は全員、機体が上昇を続けている間に失神し、酸欠死か凍死してしまうでしょう。
そのため機内内側を0.8気圧になるように与圧し、2,400メートルの高地いるのと同じ環境で飛行しています。
酸素は、エンジンの力を利用し、圧縮空気を機内に送り込むことによって、2,400メートルの環境でも低酸素にならないようにされています。
その割には私は、最近旅客機に乗ると眠気を催してすぐに寝てしまうんですよね。
これって酸欠の症状じゃないのかと、自分では思っているんですが・・・。
あっ!昨日も今日も1日中眠いのはこのせいだったのかも・・・;

「朝食」
・ポテサラサンド
・コーヒー

「昼食」
・坦々雲呑麺
・奥さんお手製中型おにぎり(鮭)

「夕食」
・サンマの蒲焼き丼
・漬物
・豚すき煮(豚肉、長ネギ、白菜、豆腐、結び白滝)
・煮つぶ

今日のBW:77kg

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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