管理人の食卓風景と日常の日記
今週は、仕事の予定が大幅に遅れています。
遊んでる訳じゃないんですけど・・・。
明日午後休みの分、土曜も出勤しますけど、それでも間に合うかどうか。
当院の入院患者の半分程度が「飲み込めない」患者でして、鼻から胃に入れた管を通して、おなかに穴を開けて胃に直接管を入れて。
こんな感じで栄養・水分を補給し、また同時に薬もそこから流し込まなければならない患者が多いんです。
当然、管を通してですから、錠剤やカプセルは飲ませられません。
医師が処方する時にその事を考えてくれればいいんですが、薬に関しては上っ面の知識しかない医師にそこまで求めるのは無理。
そのために私達薬剤師がいるんですけど、その分大変なんですよ。
細い管を詰まらせずに薬を通すには、まずはシロップなどの液剤に変更させる、水に溶けやすいドライシロップや細粒・顆粒に変更させる、今流行の水に触れると簡単に崩れて溶けてしまう錠剤(口腔内崩壊錠)に変更させるなどの手を考えるんですが、すべてに薬に当てはまらないんです。
通常の薬、錠剤は「普通に飲み込める」人を対象に作られていますから、利便性を考えた錠剤・散剤・液剤などのラインナップがされてない薬も多くあります。
普通に飲み込める人対象のものですので、錠剤そのままの形で口に入れても味を感じないようにはなっていますが、砕いて粉砕してしまうと強烈に苦かったり、空気中の水分を吸収してベタベタになったり変質してしまうものもあります。
さらには、そのままの形で飲まず、例えば口の中で噛み砕いて飲んでしまうと胃の消化液と胃酸で成分が分解されてしまい、全く効果が出なくなってしまうものもあります。
そういった条件を考慮しながら、これはオーケーこれはダメと私が判断し、細い管を詰まらせずに薬を通す方法を採用します。
いちばん簡単なのは先ほどから述べているような各剤型があればそれに越したことはないんですが、そうでない場合は錠剤を粉砕するのが一番確実でコストもかかりません。
ただし、粉砕しても問題のないものに限ります。
ただこれがですね、一番手間がかかるんですよ!
簡易懸濁法と言う方法があり、薬のすべてをコップに入れてそこへ55℃のお湯を入れてかき混ぜて溶かす方法なんですが、便利ではあっても実際問題として看護師の負担が増えてしまうので、当院では採用してません。
ですから一番原始的な方法「粉砕」でやってます、私は。
粉砕する錠数が少ない時は乳鉢に入れて乳棒でゴリゴリと、錠数が多い時はミルミキサーの親分のような機械で一気にガァ~っと粉砕します。
そして粉砕してできた粉を、回数分に分包し直して、できた分包品に目印や薬品名を入れてようやく完成。
相当数の入院患者にかなりの種類の粉砕の指示が出てますので、とっても手間がかかって大変なんですよ。
毎日毎週何十人分もの何十種類もの薬を粉砕して分包し直すのは気が狂いそうになるので、月初めに一気に一ヵ月分をやってしまいます。
今その状況の真っ最中でして、来週投薬分の調剤まで手が回っていない状態。
はぁ~、いつまでこんな生活を続ければいいんだろうかと思ってしまった、今日この頃でした。
「昼食」
・きつねうどん
・いなり寿司
「夕食」
・ごはん
・漬物
・目玉焼きのせポークジンジャー、レタス添え
(とんかつ用豚肉に、おろしたて生ショウガを使った、タレに漬け込まないブ厚い生姜焼きですね)
「デザート」
・アイスキャンデー
今日のBW:78kg
遊んでる訳じゃないんですけど・・・。
明日午後休みの分、土曜も出勤しますけど、それでも間に合うかどうか。
当院の入院患者の半分程度が「飲み込めない」患者でして、鼻から胃に入れた管を通して、おなかに穴を開けて胃に直接管を入れて。
こんな感じで栄養・水分を補給し、また同時に薬もそこから流し込まなければならない患者が多いんです。
当然、管を通してですから、錠剤やカプセルは飲ませられません。
医師が処方する時にその事を考えてくれればいいんですが、薬に関しては上っ面の知識しかない医師にそこまで求めるのは無理。
そのために私達薬剤師がいるんですけど、その分大変なんですよ。
細い管を詰まらせずに薬を通すには、まずはシロップなどの液剤に変更させる、水に溶けやすいドライシロップや細粒・顆粒に変更させる、今流行の水に触れると簡単に崩れて溶けてしまう錠剤(口腔内崩壊錠)に変更させるなどの手を考えるんですが、すべてに薬に当てはまらないんです。
通常の薬、錠剤は「普通に飲み込める」人を対象に作られていますから、利便性を考えた錠剤・散剤・液剤などのラインナップがされてない薬も多くあります。
普通に飲み込める人対象のものですので、錠剤そのままの形で口に入れても味を感じないようにはなっていますが、砕いて粉砕してしまうと強烈に苦かったり、空気中の水分を吸収してベタベタになったり変質してしまうものもあります。
さらには、そのままの形で飲まず、例えば口の中で噛み砕いて飲んでしまうと胃の消化液と胃酸で成分が分解されてしまい、全く効果が出なくなってしまうものもあります。
そういった条件を考慮しながら、これはオーケーこれはダメと私が判断し、細い管を詰まらせずに薬を通す方法を採用します。
いちばん簡単なのは先ほどから述べているような各剤型があればそれに越したことはないんですが、そうでない場合は錠剤を粉砕するのが一番確実でコストもかかりません。
ただし、粉砕しても問題のないものに限ります。
ただこれがですね、一番手間がかかるんですよ!
簡易懸濁法と言う方法があり、薬のすべてをコップに入れてそこへ55℃のお湯を入れてかき混ぜて溶かす方法なんですが、便利ではあっても実際問題として看護師の負担が増えてしまうので、当院では採用してません。
ですから一番原始的な方法「粉砕」でやってます、私は。
粉砕する錠数が少ない時は乳鉢に入れて乳棒でゴリゴリと、錠数が多い時はミルミキサーの親分のような機械で一気にガァ~っと粉砕します。
そして粉砕してできた粉を、回数分に分包し直して、できた分包品に目印や薬品名を入れてようやく完成。
相当数の入院患者にかなりの種類の粉砕の指示が出てますので、とっても手間がかかって大変なんですよ。
毎日毎週何十人分もの何十種類もの薬を粉砕して分包し直すのは気が狂いそうになるので、月初めに一気に一ヵ月分をやってしまいます。
今その状況の真っ最中でして、来週投薬分の調剤まで手が回っていない状態。
はぁ~、いつまでこんな生活を続ければいいんだろうかと思ってしまった、今日この頃でした。
「昼食」
・きつねうどん
・いなり寿司
「夕食」
・ごはん
・漬物
・目玉焼きのせポークジンジャー、レタス添え
(とんかつ用豚肉に、おろしたて生ショウガを使った、タレに漬け込まないブ厚い生姜焼きですね)
「デザート」
・アイスキャンデー
今日のBW:78kg
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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。
保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在
マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。
保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在
マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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