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管理人の食卓風景と日常の日記
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今夜は、夜間急病センター出向日でした。
先日の日曜救急当番の時の、インフルエンザ患者の来院数を思えば、わずか2日後とはいってもまだまだ患者が減ってるとは思えなかったので、どれだけ忙しい思いをするのかとても気が重く、更に思い足を引きずるようにセンターへ向かいました。
午後6時10分ごろセンターに到着し、恐る恐る待合室をうかがうと・・・、誰もいませんでした。
ホッと一息ついて更衣室へ行って着替え、薬局がある待合室横に向かうと、そこにいたのは床を拭いていた事務員だけ。
いつものように準備を始めましたが、昼間の医薬品類の納品もなく、外来処置室からの払い出し請求伝票もなく、何だか気が抜けた思いでした。
夜中に出された処方箋を処理し、日誌に記入して、前回出向の1月4日以降の日誌を読んでいると、先月末あたりから処方箋枚数が増加し始め、今月のピークと歩調を合わせるように処方箋枚数がとんでもない数になっていました。
その日の出向薬剤師のコメントとして「インフルエンザ大流行!」とか、「抗インフルエンザ薬の吸入剤と検査キットを至急で大量に発注しました」とか、「処方箋が次々来て間に合わない」など、悲鳴にも似たコメントからその患者の多さがうかがえました。
さすがに先週後半から処方箋枚数は急激に減り始めていて、私が日曜救急当番で薬と検査キットの確保にヒヤヒヤしたその夜は、処方箋枚数も10枚ちょっとと、普通の日曜夜の状況に戻っていたようです。
昨夜の日誌と処方箋をチェックすると、処方箋枚数は一桁台にまで減り、抗インフルエンザ薬は2名にだけ出されていました。
警報が出るほどの猛威を振るった今シーズンのインフルエンザですが、ようやくピークを過ぎて流行も下火になって来たようです。
当院でも、昨日と今日とで抗インフエンザ薬は1人しか使用してませんし、疑いの患者はまだ来てるので検査キットは動いていますが、1日に1箱、10人も検査はしてないようです。
次の日曜の救急当番病院の推移を聞いて見なければ何とも言えませんが、先日の当院の当番日が最後のピークだったのかもしれません。
本音を言うと、当番日にまで流行が続いてくれてよかったというところで、結構な商売をさせてもらいました(^^ゞ

センターで日誌を記入していて、その日の担当医を書く欄があるんですが、受付横に掲示されている医師名のプレートを見て驚きました。
そこには、当院の若手ドクターの名前が書かれていたんです。
事前に配布される医師会からの出向表には、全く別の医師名が記載されていたので、センターに来るまでは何も思わなかったんですが、薬剤師の側でも担当を交代するのは頻繁にある事ですから、驚くような事でもなかったんですがね。
さすがに名前を見つけてしまっては黙ってる訳にもいかず、医師控室に挨拶に行くとドアをノックしても返事がない。
もう一度ノックしてようやく返事があり、中に入るとどうやら仮眠してらしい。
今日の薬局は私が担当すること、吸入用の抗インフルエンザ薬で10歳台の患者が転落死したとの事で、異常行動が起きる危険性がある事を伝え、センターには当院がもっぱら使っている点滴用の抗インフルエンザ薬が採用されていないので、患者の保護者に対しての十分な説明が必要である事も伝えました。
薬局に戻って思ったんですけど、私が調剤するって事を伝えたら、絶対に間違った処方は出せないってドクターも思ってしまってプレッシャーになるんじゃないかなって。
院内では日常茶飯事ですけど、全く無関係なセンタースタッフにも間違いがバレてしまっては格好がつかないとか、余計な事を考えさせたかなってね;
幸い患者も少なかったですし、このドクターが勤務していた午後9時までには、インフルエンザ陽性患者は1人だけで、しかも40歳の男性でしたから問題はありませんでしたし、ボロを出すこともありませんでした(^^ゞ
午後9時前になって、もうドクターが帰る時間だなと思っていたら、薬局横の待合室を通ってさっさと玄関を出て行ってしまいやがった。
そこに薬局があって私がいるってぇのに、ムシしやがってコノヤロー!(怒)
礼儀くらいわきまえろっちゅうの!

その直後に来た患者は、16歳の女子高生。
当然、後を継いだドクターが診察し、インフルエンザ陽性と出たので薬が処方されましたが、知ってか知らずか、吸入の抗インフルエンザ薬が処方されてました。
それについては、処方医の責任ですから私がとやかくいう事ではないので、待合室で吸入器をセットして、私が手渡して直接目の前で吸入してもらい、付き添って来た母親に注意事項を伝えて帰宅させました。
今夜のインフル関連は最後の最後にも1人、10歳代の男性が家族に連れられてきたんですけど、言葉も発せず、歩くこともできず、立ち上がっても足が出ずフラフラしてる、見るからに何かがおかしい患者が来たんですけど、検査では陰性で、薬も解熱鎮痛剤が1日分出ただけでした。
感染からまだ時間が経ってなくて検査キットで検出できない時期なんだろうというのがドクターの見解だったそうで、それでは抗インフルエンザ薬を処方できません。
患者の父親から、「今の風邪はみんなこんな感じなのか?」と聞かれましたけど、そんなの私が知る訳がなく、仕方なく「色々な症状が出てますね」と言葉を濁すしかありませんでした。
そういった質問はドクターか看護師にしてくれないと、薬剤師が話しかけやすいのはわかるけど、聞く相手が間違ってますよと心の中で怒ってた私でした。

「朝食」
・ごはん
・じゃこたまピー
・残り物

「昼食」
・鴨だしわかめそば(鴨つくね、ネギ、わかめ)
・ごはん少々

「空腹凌ぎ」
・お菓子など

「夕食」
・鍋焼きうどん(鶏肉、長ネギ、舞茸、椎茸、卵)

今日のBW:63kg
最高1.8(00:05)、最低 マイナス6.8(07:51)、積雪量111センチ

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プロフィール
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管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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