管理人の食卓風景と日常の日記
とうとう、私が応援してきたJALが会社更生法の適応を東京地裁に申請し、更生決定を受けて事実上経営破綻しました。
新聞などによると、負債総額は2兆3,222億円だとか。
2兆3千億円って、一体どれだけの金額?と一般小市民の私は思ってしまった。
昨日付けのメールと今日の朝刊に、お詫び文が載っていましたけど、メールはいざ知らず、新聞の1面広告はどれだけの経費が掛っているのか。
2兆円超の負債の前では、数百万円位の出費は痛くも痒くもないってか!
何故ここまで負債額が膨れ上がって経営破綻したのか、各メディアで詳しく解説してますが、直接の原因は一昨年秋の「リーマンショック」による世界的不況、そして昨年の「新型インフルエンザ」による旅行の差し控えによる搭乗客の大幅減少だと言われています。
この2つの原因は、もともと不安定だった経営基盤のJALの息の根を止めたと言うだけで、原因はもっと他にあったと言われています。
①会社発足の段階で「半官半民」という親方日の丸を背に事業展開してきましたから、職員が役人気分で仕事をしていた。
②会社の危機にも、自分の会社の業績を上げるために何かをしようとする必要がないとの勘違い。
③JASとの経営統合(吸収合併)において、増え過ぎた職員の大幅なリストラが敢行されなかった。
④経営統合で、給与水準を上げなければならなくなった。
⑤9つにも膨れ上がった、労働組合との軋轢(あつれき)。
⑥会社の窮乏を見て見ぬ振りをし、自分達の賃金アップにだけ心血を注いだ組合員と職員。
⑦官職と同じレベルで年金を組んだまま、民営に移行しても見直さなかった。
⑧子会社の作り過ぎと業務範囲の広げ過ぎ。
⑨JALは絶対に国が潰さないだろうとタカをくくっていたバカな職員の存在。
⑩何とか経営を立て直そうと借金を繰り返し、大甘な再建案しか立てられなかった脳なしの社長を含む執行役員達。
これらが内部的要因と考えられ、さらには
⑪民営化後も国営企業のように経営に口出しを続けた国土交通省(旧運輸省)航空局の官僚らの存在。
⑫一民間企業となったJALに、公共交通機関として不採算路線の開設と維持を無理やり命じた官僚達。
⑬本来国と自治体が共同で運行を維持しなければならない離島路線などもJALに押しつけた官僚達。
⑭最終的に行き詰った段階でも、民間企業にカネは出せんと全てを丸投げした官僚達。
⑮自分達の天下り先としか認識せず、生かさず殺さずの施策を取り続けた官僚達。
⑯この期に及んで、自分達の失策をまた自分達の発案で回復させようとした愚かな官僚達。
こういった外的要因も含めて、今のJALの負債が積み重ねられたんでしょう。
今回民主党が政権を取って、脱官僚を掲げて前政権の方針を根底から覆せたおかげで、赤字垂れ流しの超大甘な再建策は葬り去られました。
従来の自民党政権のままだったら、またJALに命じて実質は官僚が作成した再建案で、何度目かの失敗を繰り返すところでした。
今回も実は国土交通省が主体となって再建させるつもりでいたようですが、まず始めに国交相が国土交通省航空局の官僚達の関与を禁止し、国交相主導で「私的整理」の方向で進めようとしたところ、資金援助の主体である副総理兼財務大臣に注文を付けられ、「法的整理」の方策を選択せざるを得なくなったようです。
これにより、厳正で公正な債権処理と再建計画が立てられますが、法的整理を「債務削減の手段」と割り切る米国と「倒産」のイメージが根強い日本では事情が異なり、イメージダウンと信用低下ですでに顧客離れが進んでいるとの見方もあり、支援機構が目指す「3年以内の再建」は非常に厳しい状況で、このまま法的整理で顧客離れが更に加速し、収入が想定を下回れば「2次破綻」に陥る可能性もあり得るであろうとの見方がありますね。
「朝食」
・ごはん
・ネギとわかめの味噌汁
・漬物
・ハムエッグ
・じゃこと焼揚げの和え物
「昼食」
・和風焼うどん(牛肉、シメジ、椎茸、長ネギ)
「夕食」
・ごはん小茶碗半分弱
・白菜の漬物
・椎茸の含め煮
・ふろ吹き大根と結び白滝の寒天あんかけ煮
・ムキエビとコーンの玉子とじバター炒め
「空腹凌ぎ」
・わさび柿の種
今日のBW:72.5kg
新聞などによると、負債総額は2兆3,222億円だとか。
2兆3千億円って、一体どれだけの金額?と一般小市民の私は思ってしまった。
昨日付けのメールと今日の朝刊に、お詫び文が載っていましたけど、メールはいざ知らず、新聞の1面広告はどれだけの経費が掛っているのか。
2兆円超の負債の前では、数百万円位の出費は痛くも痒くもないってか!
何故ここまで負債額が膨れ上がって経営破綻したのか、各メディアで詳しく解説してますが、直接の原因は一昨年秋の「リーマンショック」による世界的不況、そして昨年の「新型インフルエンザ」による旅行の差し控えによる搭乗客の大幅減少だと言われています。
この2つの原因は、もともと不安定だった経営基盤のJALの息の根を止めたと言うだけで、原因はもっと他にあったと言われています。
①会社発足の段階で「半官半民」という親方日の丸を背に事業展開してきましたから、職員が役人気分で仕事をしていた。
②会社の危機にも、自分の会社の業績を上げるために何かをしようとする必要がないとの勘違い。
③JASとの経営統合(吸収合併)において、増え過ぎた職員の大幅なリストラが敢行されなかった。
④経営統合で、給与水準を上げなければならなくなった。
⑤9つにも膨れ上がった、労働組合との軋轢(あつれき)。
⑥会社の窮乏を見て見ぬ振りをし、自分達の賃金アップにだけ心血を注いだ組合員と職員。
⑦官職と同じレベルで年金を組んだまま、民営に移行しても見直さなかった。
⑧子会社の作り過ぎと業務範囲の広げ過ぎ。
⑨JALは絶対に国が潰さないだろうとタカをくくっていたバカな職員の存在。
⑩何とか経営を立て直そうと借金を繰り返し、大甘な再建案しか立てられなかった脳なしの社長を含む執行役員達。
これらが内部的要因と考えられ、さらには
⑪民営化後も国営企業のように経営に口出しを続けた国土交通省(旧運輸省)航空局の官僚らの存在。
⑫一民間企業となったJALに、公共交通機関として不採算路線の開設と維持を無理やり命じた官僚達。
⑬本来国と自治体が共同で運行を維持しなければならない離島路線などもJALに押しつけた官僚達。
⑭最終的に行き詰った段階でも、民間企業にカネは出せんと全てを丸投げした官僚達。
⑮自分達の天下り先としか認識せず、生かさず殺さずの施策を取り続けた官僚達。
⑯この期に及んで、自分達の失策をまた自分達の発案で回復させようとした愚かな官僚達。
こういった外的要因も含めて、今のJALの負債が積み重ねられたんでしょう。
今回民主党が政権を取って、脱官僚を掲げて前政権の方針を根底から覆せたおかげで、赤字垂れ流しの超大甘な再建策は葬り去られました。
従来の自民党政権のままだったら、またJALに命じて実質は官僚が作成した再建案で、何度目かの失敗を繰り返すところでした。
今回も実は国土交通省が主体となって再建させるつもりでいたようですが、まず始めに国交相が国土交通省航空局の官僚達の関与を禁止し、国交相主導で「私的整理」の方向で進めようとしたところ、資金援助の主体である副総理兼財務大臣に注文を付けられ、「法的整理」の方策を選択せざるを得なくなったようです。
これにより、厳正で公正な債権処理と再建計画が立てられますが、法的整理を「債務削減の手段」と割り切る米国と「倒産」のイメージが根強い日本では事情が異なり、イメージダウンと信用低下ですでに顧客離れが進んでいるとの見方もあり、支援機構が目指す「3年以内の再建」は非常に厳しい状況で、このまま法的整理で顧客離れが更に加速し、収入が想定を下回れば「2次破綻」に陥る可能性もあり得るであろうとの見方がありますね。
「朝食」
・ごはん
・ネギとわかめの味噌汁
・漬物
・ハムエッグ
・じゃこと焼揚げの和え物
「昼食」
・和風焼うどん(牛肉、シメジ、椎茸、長ネギ)
「夕食」
・ごはん小茶碗半分弱
・白菜の漬物
・椎茸の含め煮
・ふろ吹き大根と結び白滝の寒天あんかけ煮
・ムキエビとコーンの玉子とじバター炒め
「空腹凌ぎ」
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今日のBW:72.5kg
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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。
保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在
マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。
保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在
マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
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2020/6/18:20,000マイル
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