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管理人の食卓風景と日常の日記
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正午の合図が聞こえるや否や病院を脱兎のごとく飛び出し、急ぎ足で自宅に戻って着替えを済ませ、夜勤明けで帰宅していて準備万端の奥さんと急ぎ出発しました。
駅までの道すがらも自然と急ぎ足になり、改札を通って電車に乗り込み席に座ってようやく一息。
何でそんなに急ぐのかと奥さんに聞かれましたが、仕事との切り替えをしたいためとにかく電車に乗ってしまいたかったんです。
動き出してしまえばもう後へは戻れない、そこでようやく私の心の中では旅気分に切り替えられると思ったから。
噴き出す汗を拭き拭き、いつしかコクリコクリと舟を漕ぎだし、早くも到着しました札幌駅。
まずとりあえず腹ごしらえと、いつも利用する「おむすびカフェ」に入り、「コメは飲み物」の感覚でゴクゴクやって一息。
事前に予約してあった洞爺湖温泉行きのバス乗り場に行き、14時10分過ぎ出発。
およそ3時間半のバスの旅は、そのほとんどの時間を寝て過ごしました;
途中、中山峠頂上のドライブインでトイレタイムを取った以外にも、普通の長距離路線バスだけに幾度もバス停で停車しましたが、およそ予定通りに今夜から宿泊するホテルのそばのバス停に到着。
さあ着きました!チェックインを済ませ、案内された部屋に入ると目に飛び込んできたのは、広大な洞爺湖と雄大な羊蹄山の風景。
部屋の細部に古めかしさは多々ありましたし、料金の割には昔ながらの古い作りの部屋ときたものです。
多少、いや、かなりガッカリしましたね。
8畳の和室と2畳ほどのベランダのようなところにソファーとテーブルを置いて、頭の上にはシャンデリアですか。
ガラス細工のシャンデリアも、年月の経過とともにあちこち傷みが見え、あろうことか電球もすべてが付いていないなんて。
今どき誰が使うのかと思われるスーパーファミコン内蔵のテレビとか、静音設計とは無縁の冷蔵庫とか。
客室担当の女性に夕食の希望時間を告げると、さあ!風呂へ行くぞぉ!
午後5時半頃の事でした、この時間帯は私達のように宴会や夕食前にまずはひとっ風呂と考える人が多いので、大浴場は入浴客でごった返しているのが常なんですが、私の目論見はズバリ的中!
シルバーウィークも終わり、更に今日はまだ平日金曜日ですから、客は少ないだろうと思ったらここまで少ないとは。
だだっ広い大浴場で、久しぶりに泳いでやろうかという気にさせるくらい客がいなかったんです。
おかげでのんびりゆったり、洞爺湖温泉の湯は特別特徴のある泉質じゃないんですけど、「いい湯だなぁ♪」と歌ってしまいそうなくらい浸かってました。
湯上りには無料のマッサージ機で体をほぐし、部屋に戻って今度は売店へ行き飲料等の買い出し。
食事と一緒に飲み物を頼むと高く付きますから、最近は堂々と売店で買ったのでと断る事にしてます。
少しして、待望の夕食の配膳が始まりました・・・が!担当のおばちゃん従業員の荒っぽい事。
器をガチャガチャ、小鍋は傾いてるし、料理が皿から飛び出すんじゃないかと思う位扱いが雑でね。
準備ができたので奥さんと乾杯し、さてこれは何かなと。
お品書きは一部を改変して下に記載しましたけど、かなりの期待外れでしたね。
ウニはまだ良い方でしたが、秋刀魚が生じゃなく酢で〆てあったのには驚きましたし、カンパチとマグロの1切れがやたらデカくて閉口しました。
ハモの土瓶蒸しと穴子の鍋って、とってもカブってませんか?
タラバの塩釜はですね、水分が全部蒸発しちゃって身がボソボソ。
ここでフォアグラを出す理由が分からないし、香の物は多分忘れたんでしょう最初から出てこない。
漬物ごときで催促するのも何なので何も言いませんでしたけど、それだって金のうちですから腹立たしい事に変わりはありませんでした。
最悪だったのが釜飯。
固形燃料で炊いて、火が消えたら蒸らして出来上がりと説明されたので、その通りにしてみました。
お釜の蓋をあけると松茸の香りがプ~ンとして期待を持たせたそうです、奥さんの話では。
当然しゃもじでかき混ぜておこげを・・・と思ったら何と!「おこげ」が焦げて真っ黒になっていました。
焦げくさい臭いで松茸の香りなどぶっ飛んでしまい、口にすると全体が何と苦い事か。
火力が強過ぎた?説明通りにやってこれですもん、固形燃料がなくなって蒸らし時の余熱で焦げたのかも。
それとも、お釜自体が古くて焦げやすくなっていたのか、色々奥さんと原因を探求しましたが、いずれにしてもこの小釜で固形燃料で炊いたらどうなるかの予行演習くらいしてないんだろうかここの料理スタッフはと思ってしまいました。
味付けに多少でも醤油が入っていたら、一層焦げやすくなるのは料理人なら当然の常識のはず。
総料理長を呼びつけて、「松茸御飯のおこげ」じゃなく「焦げた松茸御飯」をどう思うか聞いてみたかったですね。
今回の会席料理は、総じて味付けが薄過ぎ。
椀にしても鍋にしても、素材の味を強調するあまり、味を控え過ぎて食べてる途中で飽きてきました。
絶妙な味加減とは、薄味だから良いと言う物ではない。
ハモなど梅肉の強烈な酸味があって引き立つものですし、ましてや穴子はウナギ同様煮詰めた濃い甘じょっぱい味か濃い目の天つゆのような醤油味でないと美味しく感じられない魚ですよ。
会席は薄味で、それが上品と勘違いしている料理人がいるんでしょうね。
文句タラタラ、それでも完食しましたが、評価はイマイチ、イマニ。
不味くはないものの、残念な部分が多過ぎたと言うのが私達の評価。
まあ、明日はどう捻ってくれるのかに期待して今夜の夕食は終了。
午後8時45分からは、洞爺湖名物「ロングラン湖水花火大会」。
湖の上を花火を乗せた船とモーターボートが走り、湖岸に建ち並ぶ各ホテルの端から端までを花火を打ち上げながら走ると言うもの。
そのため、どこのホテルに宿泊していても、湖側の部屋であれば部屋にいながらにして花火大会を楽しめるんです。
約20分程の光のページェントも終了。
その後はテレビを見ながらダラダラと過ごし、午後11時頃、何となく不満足な胃袋を鎮めるために、ホテル内の居酒屋に行き夜食のラーメンを注文。
待つ事しばし、出てきたラーメンのスープを一口すすって・・・?
何じゃこりゃぁ!!!
旨味なしコクなし、平べったい味で醤油の風味なし。
市中の専門店じゃないんだから業務用のスープを使ってるのは仕方がないとしても、それにしてもよくここまで化学調味料をたっぷり使って作ったスープが存在するんですね。
麺は茹で時間を考えてか、中細のストレート麺で当然白い麺。
すべてにおいて店側の都合だけで作られた、ラーメンもどきのゲテモノでした。
これが北海道のラーメンだと観光客に思われたら、恥ずかしくて入る穴も見つかりません。
憤懣やるかたない気分で部屋に戻り、怒りにまみれて今夜は更けて行きましたとさ。

「昼食」(札幌駅中のおむすびカフェ)
・おにから定食(おにぎり(鮭、たらこ、おかか)、豚汁、漬物、鶏のから揚げ中華ドレッシングかけ)

「夕食」(ホテル部屋食:秋の本会席膳)
・前 菜:錦秋盛り(ウニと長いものカクテル、チーズの片栗まぶし衣揚げ、ボイル海老、ホヤの珍味、イチジクの煮物、春菊とシメジのお浸しイクラがけ、燈台ツブ煮)
・椀  :鱧の土瓶蒸し(ハモ、三つ葉、枝豆)
・造 里:鮑の生き造里、〆秋刀魚姿造里、カンパチ、帆立、鮪
・煮 物:車海老の治部煮、燕の含め煮を添えて(車海老、インゲン、生麩、椎茸)
・強 肴:タラバガニの塩釜焼き
・蒸 物:豆乳蒸し(海老・栗入り茶碗蒸しの事)、きのこの蟹甲庵掛け
・鍋  :焼穴子のハリハリ鍋(焼き穴子と蒸し穴子、焼き豆腐、水菜、シメジ、長ネギ)
・洋 皿:フォアグラのソテー、山ぶどうソース(フォアグラ、大根、フランスパン、クレソン、ラディッシュ、焼きナス)
・食 事:秋の釜飯(松茸と三つ葉の炊き込みご飯)
・香の物:四点盛り合わせ(どうも忘れられたようで、出てきませんでした!)
・フルーツ:壮瞥リンゴコンポートとゼリー寄せ、ブドウとべりー添え
・冷酒

「部屋にて」
・焼酎のお茶割り
・アイスクリーム、クリームチーズ味

「夜食」(ホテル内居酒屋)
・ネギ醤油ラーメン

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今朝は少しだけゆっくり。
朝7時からの朝食バイキングに合わせて、起床は午前6時。
今日の行程のメインは稚内観光と日本最北端の「宗谷岬」観光で、それ以外は昼食とトイレタイムに道の駅に停車するだけで、後はひたすら札幌を目指してバスで走るだけです。
午前8時30分にホテルを出発し、まずは「稚内公園」へ行き「氷雪の門」などを見物し、港の方へバスを走らせ北海道遺産に指定されている「北防波堤」を車窓から見物。
旅行会社と間違いなく提携しているであろう海鮮観光土産販売所「北市場」へ寄らされて、あれやこれやと買わされる羽目に。
稚内空港を右手に見て、日本海沿岸をさらに北上し、途中で山道に入り「宗谷岬肉牛牧場」横を通り抜け、「宗谷丘陵」へと進みました。
ここの真下はもう「宗谷岬」で、バスを降りたそのすぐ先には三角錐の碑が建っていて、それこそまさしく日本最北端北緯45度31分22秒の地。
今日も残念ながら、「間宮海峡(宗谷海峡)」を越えた向こう側の樺太(サハリン)の姿はお目にかかれませんでした。
以前にネットで見た、日本最北端の碑のさらに北の海側にある石ころが切れる部分が『本当の日本最北端の地』じゃないのかという事が書いてあったのを思い出したので、岩伝いにそこまで行こうと途中まで行ったところで奥さんに『危ないから止めなさい!』と怒られてしまいました。
そのため、本当の日本最北の地到達は断念せざるを得ず、がっくし;
ここの海岸線には小さな魚がびっしり生息していて、後で聞いたガイドさんの説明では「ウグイ」だそうです。
手掴みで獲れるかと思うほど近い所に群れをなしているのですが、誰も獲らないところを見ると食べても美味しくはないんでしょうな。
今になって思い出したんですけど、日本海とオホーツク海の境目ってどこだったんだろう???
とにもかくにも、これで今回のツアーでの観光はすべて終了。
これからはオホーツク海沿岸を南下し、、途中で内陸に入ってひたすら札幌を目指す事になります。
稚内空港付近から宗谷岬までも寝てましたが、宗谷岬から昼食会場に設定されていた「猿払(さるふつ)」の道の駅までの記憶はほとんどありません。
時間と場所の関係なんでしょう、今日の昼食は午前11時過ぎで、到着したのは「道の駅さるふつ公園」という食堂・売店・宿泊が一体となった建物。
この猿払村、「日本最北端の村」というキャッチフレーズを掲げ、特産品の「天然ホタテ」で売ってるらしい。
そこで今日の昼食も「ホタテづくし」とのサブタイトルが付いていたんですが、下に書いたメニューだけでは豪華そうですけど、ホタテはほんのわずかしか口に入らず、何故毛ガニ?何故鮭?新鮮な天然ホタテを何故鍋に?
延々と続く天然ホタテの講釈と宣伝に怒り治まらぬままバスに乗り込み、それでも揺られれば眠気が襲ってくる。
知らぬ間にオホーツク海に別れを告げており、緑生い茂る内陸をひた走って、音威子府(おといねっぷ)から美深(びふか)に入っていました。
「道の駅びふか」でトイレタイムを取ったのはいいんですが、バスを降りると突き刺さるような日差しでとにかく暑い!
アスファルト路面からの照り返しも含めて、体感温度は40℃を超えていたかもしれない。
さらに南へ、国道40号線を名寄バイパスを抜け、士別から道央自動車道に入りました。
比布大雪パーキングエリアでトイレタイムを取り、最後の休憩タイムは「砂川ハイウエイオアシス」という、サービスエリアとは別にある施設で、ここへ行くにはチェックゲートで一旦停止し、ETCカードまたは通行券を係員に渡してから入場する方式をとります。
ここは、北海道土産のほとんどが揃っている400坪のショッピングスペースと2店舗のレストラン、232.5ヘクタールという広大な公園の「北海道子どもの国」まで隣接しています。
さすがにここまで来てお土産をという気にはならなかった位、体は疲れてなくても精神的には疲労のピークだったと思われます。
ここから札幌まではあと少し。
道央自動車道を札幌へ向けてひた走り、さすがは週末金曜の夕方ラッシュ時、札幌に近づくにつれ交通量が増大してきました。
千歳方面からとの合流点である札幌ジャンクション付近からは、大渋滞。
終着までもう一息の札幌北インターから一般道に出るだけでも10分以上はかかったくらいの混雑。
さあ、皆様大変お疲れさまでした。
予定到着時間の午後7時半より1時間も早く、JR札幌駅北口に到着しました。
遠い最北の地への2泊3日の旅は、距離は果てしなく遠く感じられましたが、帰ってきてみるとあっという間の3日間でした。
今度いつ行けるかわからない稚内・利尻・礼文ですが、機会があれば今度はフリーで訪れてみたいと思います。
また次の旅をお楽しみに。
自宅着、午後7時半過ぎでした(^^)

「朝食」(ホテルのバイキング)
・ごはん、わかめの味噌汁、切干大根の漬物、玉子焼、スクランブルエッグ、ボイルウインナー、煮物(揚げ、笹竹、フキ、人参、コンニャク、かまぼこ)、パスタサラダ、焼ホッケ、キャベツ千切りとリーフのサラダ、茎わかめと笹竹の正油炒め煮
・コーヒー

「昼食」(道の駅猿払:ホテルさるふつ)
◎ホタテづくし昼食(実は「さるふつ定食」の名で一般にも販売)
・ごはん
・漬物
・鉄砲汁もどき(小指の第一関節程度の毛ガニの足が入っていただけ)
・ホタテ貝柱とヒモの刺身
・ホタテ塩焼き、鮭の竜田揚げ風、毛ガニ爪1本
・ホタテの牛乳鍋(ホタテ貝柱、エノキ、千切り人参)
・ホタテと昆布の佃煮(市販品)

「おやつ」(道の駅びふか)
・ザンギ串
・北あかりのコロッケ

「自宅に到着」
・焼酎のお茶割
・かつ丼&ソース焼きそば弁当半分のみ

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昨夜痛めた左足の具合ですが、テーピングが功を奏したようで、歩いてもさほどの痛みは感じませんでした。
昨夜の今朝ですから触ると痛みが走るような気がしましたが、幸いな事に靴にファスナーが付いているタイプなので、靴を緩めにして履いていれば小指の爪と靴がケンカする事もなく、ある程度の歩行には支障がないようで安心しました。
今朝も早くて午前4時起き。
5時20分からの朝のバイキングにはそのまま出発できるように身支度を整えて行き(ホテルは連泊だったので、大きな荷物は部屋に置いたまま)、今朝はとりあえず用心のため食べる量を少々セーブ。
この後午前6時半出航の、稚内発利尻島鴛泊(おしどまり)行きのフェリーに乗船するんです。
もしここで食べすぎて、船内で気分が悪くなりでもしたら大変な事になると考えたので、腹8分でセーブしてみました。
結果としては心配無用だったんですけど、それでも乗船直後にはやはり船独特の燃料と塗料のニオイに気分が悪くなりかけたんですよね。
ホテルを午前6時に出発し、5分程度で稚内フェリーターミナルに到着。
ほとんど待つ事なくフェリーに乗船し、皆が2等船室の場所取りに勤しんでる頃、私と奥さんはフェリー最後尾のデッキの椅子席に。
今日も天気が良く海は凪(なぎ)でしょうから、船内に籠っていないでデッキにいて海からの潮風にあたりながら、快適な気分で旅をしようと思ったんです。
その作戦は大成功でした。
フェリーが岸壁を離れ灯台と防波堤を過ぎて湾を出て、どんどん稚内の街が小さくなっていくにつれ、利尻富士が徐々に大きくはっきりと見えてくるシーンを撮影しまくりました。
ん~、フェリーってこんなにスピードが速いものだったのかと、さらに海鳥の飛行速度がフェリーのスピードが同じかそれ以上だと、驚きとともに再確認した次第。
潮風が顔にあたって気持ちいいし、船は全く揺れないし。
そうこうしているうちに、約90分程度の船旅第1弾は終了し、利尻島に上陸しました。
一緒にフェリーで運んだ我々の観光バスも上陸し、乗り込んでまずは原生林に囲まれた周囲1キロほどの「姫沼」に到着。
まあ、利尻富士をバックに自然豊かな沼なんですけど、それ以上は・・・。
約30分位で1周できる遊歩道がありましたが、足の事を考え散歩はパス!
それを見たバスガイドさんがどうしたのかと聞くので、かくかくしかじかと昨夜の事を説明し、あのホテルの室内は段差が多くてバリアだらけだと説明。
この太目で年配のガイドさん、気配りがもの凄い。
この後も事あるごとに足の事を心配して声をかけてくれましたし、最終日札幌駅に到着してご挨拶した時にも「お大事に」と最後まで気にかけてくれた程。
しかも、車内でガイドしている時も、物静かな落ち着いた話し方声の出し方で、とっても心地よく聞こえて思わず何度も夢の中へ誘われてしまいました。
若いガイドではこうはいかないでしょう。
添乗員がそうであったように、キンキンした声で自分で言って自分で納得するような客の存在無視で、しまいには何を言ってるのか分らなくなってしまい何度も同じことを繰り返す話し方の若いガイドが多いんじゃないんでしょうか。
奥さんと先にバスに戻って皆が戻って来るのを待ち、次の観光地は鬼脇地区の「オタトマリ沼」です。
ここも沼なんですが・・・。
売店兼食堂で話のネタに「うに軍艦」を食べ、1貫500円と高価ながらその大きさと味の良さに満足。
バスは仙法志(せんぽうし)御崎公園へと向かい、なぜか「ゴマフアザラシ」が海中のオリで飼育されていると言うので、途中の売店でエサの魚の切り身を買い、餌付けをしました。
投げ入れるのではなく、箸に取った切り身を食べに直接顔を近づけて来るので、可愛い顔が間近に見えて面白かったりして。
続いてバスは海岸線を走り、「人面岩」や「寝熊の岩」といった奇岩を車窓から眺め、利尻島観光終点の地である「沓形(くつがた)港」に到着。
今日の昼食は、フェリーターミナルのそばの食堂で、「うに丼」となりました。
思いのほかたっぷりと乗った生うには、今日は「キタムラサキウニ」だそうでしたが、私はどちらかと言うと濃厚すぎる「エゾバフンウニ」よりもあっさり甘くて好きです。
フェリーが沓形港に入港するまでの時間を近くの「沓形岬公園」で過ごし、本日の船旅第2弾、次の観光地「礼文島」へ向けて出航しました。
約50分程で、礼文島唯一のフェリーターミナルがある、島の南に位置する「香深(かふか)港」に入港。
バスに乗り込み、島の東海岸沿いを北上し、南の香深地区に対する北の船泊(ふなどまり)地区を通過し、礼文島最北端の「スコトン岬」へ。
晴れた日には遠くにサハリンが見えるんですけど、今日は午後からガスって来てしまい残念ながら見えませんでした。
続いて、西海岸側に向かって山道を走り、西上泊の「澄海(スカイ)岬」へ。
透明な海と高山植物が売りのこの地ですが、他には特には・・・。
バスに乗り、再び船泊地区へ戻って、さらに来た道を南下して香深の「桃岩展望台」へ。
足の爪を言い訳にして展望台への登坂はパスし、バスで海岸線に下って「桃台猫台」と呼ばれる地点へ。
どちらにしても、桃の形をした大きな岩と、猫が海を眺めているように見える岩が見えるんです。
道を戻り、香深フェリーターミナルに到着。
本日の船旅第3弾は、最後の航路である香深発稚内行で、今日一番長い航路の2時間の船旅でした。
3航海とも海は穏やかで船は全く揺れず、午前中は雲が晴れて利尻富士の全景をはっきりと見る事ができ、午後からやや雲やガスやモヤに包まれることが多くなりましたが、帰途のフェリーからは沈む夕日がとても綺麗に見え、満足のいく島巡りの1日でした。
午前6時にホテルを出発し、ホテルに戻ってきたのは午後8時頃。
約14時間がかりの島巡りは、3分の1の時間をフェリーでの移動に費やしましたが、長いようであっという間の1日でした。

「朝食」(ホテルのバイキング)
・ごはん、とろろ昆布の味噌汁、玉子焼、スクランブルエッグ、ボイルウインナー、煮物(揚げ、笹竹、椎茸、フキ)、ポテトサラダ、焼鮭
・コーヒー

「おやつ?」(利尻島仙法志(せんぽうし)岬公園の売店)
・うに軍艦(特大寿司)2貫

「昼食」(利尻島沓形(くつがた)の食堂)
・ウニ丼(キタムラサキウニ)
・モズクの味噌汁
・わかめの酢の物
・キュウリの漬物

「おやつ」(礼文島澄海(すかい)岬の売店)
・タコザンギ
・あげいも

「沈む夕日を見ながら」(礼文から稚内へ帰るフェリーのデッキで)
・缶ビール
・チーカマ
・おかき

「夕食」(稚内のホテル)
・毛ガニ半身
・珍味3品(わさび数の子、数の子の粕漬け、ホッカイシマエビの塩茹で)
・つぼだい焼
・お造り(甘エビ、ホタテ)
・つみれ鍋(つみれ2個、椎茸、長ネギ、春菊)
・煮物(大根、人参、信田巻、いんげん)
・ごはん、漬物、とろろ昆布の味噌汁
・デザート(カットパイン)

「部屋に戻って」
・焼酎の水割り
・珍味少々

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3ヶ月振りの旅への出発の朝、起床は午前4時過ぎ。
奥さんはですね、昨夜から準備をしたりで椅子に座ったまま仮眠程度で、とうとう布団には入らなかったんですよ;
予定通り午前5時半に自宅を出発。
外の空気は冷たいかと思いきや、これからの好天を予感させる暖かい空気でした。
午前7時前にJR札幌駅に到着し、まずはいつもの店で腹ごしらえ。
近くにコンビニでおやつや飲み物を購入し、集合場所に行くとすでに受け付けは始まっていて、しばらく待つと点呼開始。
旗を持ったバスガイドに連れられてバスに乗り込み、さあ出発!
どんなバスガイドなのかと見ると、小太りのおばさんガイド。
添乗員が割と若そうでスリムなのと比べてはいかんと思いながらも、とっても対照的な2人でした。
ところが、人は見た目で判断してはいけないと後で痛感されられる事になるんです。
それは置いといて今回の旅は、北へ北へ、稚内と利尻・礼文を回る、2泊3日の旅です!
5月の時もそうでしたが、初日のバスの席順は出発日の申し込み順と言う事で、私達は運転席のすぐ後ろ、一番前で今日の行程が始まりました。
JR札幌駅北口を出発し、札幌市北34条から始まる国道231号線を「日本海オロロンライン」沿いに北上して、最初のトイレタイムは石狩市厚田の「観光案内所あいロード夕日の丘」に駐車。
その前、石狩市に入ったところから私の記憶は全くない。
今朝も早く起きましたから、これから先も爆睡状態が続くと思われ;;;
浜益、雄冬と走り、ツアー最初の観光、増毛町の「国稀酒造」の見学。
酒造りの歴史や試飲をさせてもらい、ほろ酔い気分でバスに乗り込み、留萌を超えて小平町の道の駅「おびら鰊番屋」で次の休憩。
ここで天気の話をしますが、先日までの曇りと雨は一体どこへ行ったのかと疑ってしまう位今日はピーカンの好天で、一言で言うなら『暑い!』。
ようやく夏が戻ったとも言えますが、涼しいはずの北へ向かうほど暑さが強く感じられるのは一体どういう訳なんだろう?
バスは鬼鹿を過ぎ、昼食会場の苫前町「風W(ふわっと)とままえ」に到着。
ツアー第1食目は、「新鮮海鮮丼」でした。
甘エビは、ここら辺が有名な産地なのでミソも美味しく食べましたが、何故シメサバにサーモンなんだろうか?
全体的に量が少なめで、あっという間に完食して昼食会場から出ましたが、他に見るべき施設は何もなし。
刺さるような日差しの下で、遠くに天売島と焼尻島を望みながら、早くバスに乗って次へ行きたいと思いましたね。
走り出したバスは、羽幌町を越えて天塩町から豊富町の「サロベツ原生花園」へ。
泥炭地で自然観察と言っても、鮮やかな黄色をしたエゾカンゾウや紫のエゾリンドウなどがちらほら咲いているだけ。
観察はそこそこにして、本日最後の観光地「稚内ノシャップ岬」へ。
時間も午後5時になり、あたりが薄暗くなってきてからの訪問でしたから、離れた利尻・礼文も見えず、夕日も雲の中で感動はなし。
夜のお供に珍味などを買い込んで、バスに乗り込みホテルへと向かいました。
午後6時過ぎ夕食会場のホテルのレストランに行き、このツアー代金でこの料理は精一杯なんだろうと思いつつ、酒も飲まずに食べるだけ食べて、近所のコンビニへ行き色々と買い込んで部屋に戻りました。
ここでアクシデント発生!!!
部屋でテレビを見ながらくつろいでいた時、その前にこの部屋のテレビの配置を説明すると、部屋の隅にビジネスホテルサイズの小さな冷蔵庫が置いてあり、それをすっぽりと囲う木枠があって、さらにそれをテレビ台代りにしてテレビが置いてあるんです。
コンビニで仕入れてきた飲み物をその冷蔵庫で保冷してあったので、テレビを見ながら冷蔵庫から飲み物を取り出してまた畳に座ろうと思った瞬間「いでぇ!!!」と。
木枠の部分に自分の左足の小指を思いっきりぶつけて引っかけてしまい、小指の爪が半分剥がれたように浮き上がって出血してしまいました。
しばらく痛さのあまりのた打ち回っていましたが、酒が入っていてさえひどい痛みだったので、間違いなく爪は剥がれるだろうと思いましたね。
すぐにティッシュで爪を押さえて止血し、痛みがある程度和らいでから奥さんに絆創膏で爪をきっちりテーピングして抑えつけてもらいました。
でも、怖くて歩けないし、足を着くと痛みが走るような気がする。
明日は2島を巡って、歩行距離も結構あると聞いているのに、最悪ので出しになってしまい、午後9時過ぎにはさっさと寝ました。

「朝食」(JR札幌駅構内)
・おにぎりセット(おにぎり(葉わさび、鮭)、豚汁、漬物)

「昼食」(道の駅:ふわっととままえ)
・海鮮丼(ホタテ、イカ、マグロ、平目、カンパチ、〆サバ、サーモン、イクラ、甘エビ、玉子)
・キュウリと白菜の漬物
・海草、麩、三つ葉の吸い物

「おやつ」(サロベツ原生花園の売店)
・濃厚プリン

「ホテルの部屋に着いて、まずは一息」
・缶チューハイ

「夕食」(稚内のホテル)
・タラバ足
・ホタテとシメジのバター貝焼き
・珍味3品(わさび数の子、エビ麹漬キムチ、ニシン酢締め)
・八角の味噌焼き
・タコしゃぶ(タコ薄切り3枚、白菜、エノキ:味噌だれ)
・お造り(タコ頭、甘エビ、サーモン)
・ごはん、切干大根の漬物、鉄砲汁
・デザート(オレンジ、ライチ)

「部屋に戻って」
・缶チューハイ
・イカ一夜干し
・イカミミの珍味

今朝のBW:76.5kg

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今朝の起床は、午前7時。
さすがに私は胃が痛くて何度も目が覚めましたが、布団に潜るとまた爆睡を繰り返しました。
昨夜のバイキングで、一番最後に食べたデザートが胃を攻撃してきた模様。
夜長につまもうと買っておいたつまみには一切手をつけられなかったほど食べ過ぎたのも、原因の一つではありましたが。
今朝も奥さんは朝湯にザッブ~ン!!!
私は起きがけに胃薬を飲んで、汗をかきたくないので『腰湯』でチョロチョロと、これでお互いに4回の入浴と言う事で。
「食塩泉」に4回で、塩茹でくらいにはなったかも;
身支度を整えたら、だんだん胃がお目覚めの様子で、午前8時、バイキング会場に向かって出発!
さあ食うぞっ!
たって、たいしたもんねぇジャン。
まあ、ありきたりの品揃えってとこでしょうかね。
函館らしさは、朝からイカ刺しがある事。
私は今イチ気分が乗らなかったので持ってこなかったけど、奥さんが持ってきたイカ刺しを1本だけつまんで食べたら、昨夜あったイカソーメンから見たらはるかに活きが落ちたイカでした。
昨夜海には一つも漁火が見えなかったので、イカ釣りの漁を休んだのかも。
このイカは保存してあったやつでしょうね、どう見ても。
昨夜のコーヒーは美味しかったのに、今朝のコーヒーは渋味ばっかりで美味くないし。
やっぱり朝食って、こんなレベルの物なんでしょうか。
部屋に戻り、このままいても根っこが生えてしまっては仕方がないので、午前9時頃帰途に向けて出発。
外はまだ小降りの雨模様、チェックアウトを済ませ、帰りの列車発車時間まで時間を取ってあったのでタクシーに乗り、今回の旅で唯一の観光「北島三郎記念館」へ。
テレビでは何度も見た事がありましたが、実物はどうなのか話にネタに行ってみることにしたんです。
入口を入ると、係の女性が総出に近い状態で出迎えてくれて、何だかとってもビビってしまった;
朝も早く、天気も小雨でしたから、まだ観光客が誰も入館していない状態に私達が入って行ったものですから、総出で出迎えになったようです。
しかも、係の女性の一人が私達にベッタリ付いて、館内をすべて説明してくれるとは、まったく予想外の展開でした。
ヒマだからサービスだったんでしょう、もし同じ時間に団体や他にも大勢の観光客が入館していたら、私達だけに説明などしてくれなかったでしょうね。
運が良かったと言うか、結構ウザかったというか・・・。
まあ、訓練された館内案内係の女性だったんでしょうけど、その説明の仕方が「役者やのぅ」って感じの迫真の演技で説明をしてくれるんですよ。
そのまま歌を歌えばほとんど演歌歌手のボディーアクションみたいに、身ぶり手ぶり入りで熱く語ってくれました。
さすがは大御所、サブちゃんの館に勤務する女性ですわ、あまりの熱心さに圧倒されて、写真を撮るのも気が引けました。
本当は、自分達で好きなようにあれこれ眺めて、あーでもないこーでもないと小声で会話しながらのんびりと、時にはチラ見だけでスルーと行きたかったんですけど、懇切丁寧に隅から隅まで説明を受けてしまったので・・・それもまたいい思い出になったかも。
およそ1時間近くをかけて全展示を見学し、グッズ売り場は、「何でサブちゃんの人形焼きなんだ・・・」と言う訳でスルー。
傘を差すのも腹が立つくらいの小降りの中を、JR函館駅に向けて歩き始めました。
途中、赤レンガの金森倉庫群に立ち寄り、名物函館朝市を突っ切って午前11時過ぎに駅に到着。
朝市ですか?わが街と大した変りませんから、見てもしょうがないし、買うったって、わが街に同じもの売ってますから無理して買う事もないですしね。
駅で列車内で食べる分と自宅での夕食分の駅弁を買い、まだ時間があるからと喫茶店で時間潰しをし、出発の20分程前に改札を通って列車に乗り込みました。
帰りの列車もグリーン車で、今回は真ん中辺の席でしたが、1-2の3列シートがちょうど私が座った席から後ろは2-1と変則的配置になっているため、私の後ろには席がなく私だけ来た時と同じようにリクライニングを倒してのんびりと過ごせました。
いよいよ函館ともお別れ、12時25分発札幌行き特急スーパー北斗9号が動き始めました・・・って、奥さんは先程から早くも爆睡状態;
とりあえずやるべき事は済ませておこうと、さほど腹が減ってたわけじゃないんですけど寝てた奥さんを叩き起こしてランチタイム。
食後は、奥さんはまた夢の中へ、私は八雲(やくも)あたりまで記憶があったようなzzz。
1時間ほど寝たんでしょうか、夢うつつに「洞爺」、「伊達紋別」との車内放送が聞こえたような気が。
東室蘭に着くころには目が覚め、本を読んでいたら早くも新札幌まで来てしまいました。
あとわずかで札幌到着、長いと思った列車の旅もあっという間に終わってしまいました。
札幌で列車を乗り換え、しばらくすると車窓からはいつもの見慣れた風景が見えてきて、今回の旅はこれにて終了となりました。

最近は飛行機をメインにした旅が多かった中、新型インフルのおかげもあって、先月はバスツアー、そして今月は長距離列車の旅と、また飛行機とは違った乗り物での旅が続きました。
働いている以上、船旅と言うのはなかなか難しいものがありますが、マイカーでの旅よりはるかに精神的ストレスがない交通機関での旅は、これまた違った意味で楽しいものですよ。
次回は北へ向かって長距離バスツアーが予定されていますが、短時間でひとっ飛びもいいですけど、ゆっくり且つハードな旅も思い出としては良いものです。
来月は予定がないのが寂しいですが、まだまだ行きます!私達夫婦の旅はこれからも続く・・・(^^)v

「朝食」(ホテルのバイキング)
・ごはん、ふのりの味噌汁、たくあん、イカの三升漬、松前漬、椎茸のウニ和え、温泉卵、出し巻き卵、スクランブルエッグ、ボイルドウインナー、ベーコンソテー、紅葉子、フキと揚げの煮物、ニシンの甘露煮、リーフサラダ、ほうれん草のお浸し、焼鮭
・コーヒー

「改札時間待ち」(喫茶店)
・アイスコーヒー

「昼食」(買い込んだ弁当を特急車内で)
・函館『北の駅弁屋さん』の旅(うに弁当、鰊みがき甘露煮と数の子弁当、鮭の親子弁当、ほたてめし、いくら弁当、いか飯、かに飯、つぶ貝弁当、わかめしば漬、大根のみそ漬け)
・お茶

「夕食」(函館駅で買ってきた弁当などを自宅で)
・焼酎のお茶割
・明星 究麺(カップラーメン:昨日からとにかくラーメンが食べたくて;)
・ツブ貝弁当
・北海道函館味日誌お弁当(山海釜めし風です)

帰宅時のBW:78.5kg

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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