無理が・・・

治療中の歯が痛いです。歯と言うより、削って神経を殺して詰め物をしてある左上の奥歯そのものより、その周りの歯茎がポッこりと腫れてそこが痛んでいます。舌でそっと触ってみると、パンパンに盛り上がって熱を持っているようです。
鎮痛剤はもらって来ましたが、たったの２錠で一体どうしろって感じです。もちろん、私のそばには売るほどの鎮痛剤がありますから全然困りませんが、それにしてもこの痛さと腫れ具合からして、恐らく内部で化膿しているんじゃないかと思います。ですから、一般に化膿止めと言われる抗生物質も飲んでます（勝手に）。でも、薬が切れ掛かると、上歯茎から下歯茎、喉の奥、リンパに沿って頸から肩まで痛んで来ます。唾を飲み込むのも痛くて、まるで扁桃腺が腫れた時みたいです。
歯医者に電話をすればすぐに診てくれるんでしょうけど、こちらも仕事や何やで忙しいので抜けて行くこともできません。それなのに、次の治療は金曜日なんですよ（泣）。最初は来週の水曜日に来てくださいって言われたんですけど、冗談じゃないと金曜日にしてもらったんです（怒）。
腫れている歯茎に食べ物が触ると飛び上がるくらい痛いんですが、悲しいことに今夜は以前から約束していた接待の日でした。１度約束の日を変えてもらっていたので、今日は何が何でも行かないと悪いと思い、薬で痛みを抑えてから行きました。もちろん、接待してくれた人にも、店の人にも内緒です。歯が痛いなんて言うと、気を使わせてしまいますからね。
多少歯茎に触っても痛くないように極力軟らかいものを食べてその場を凌ごうと思って行ったんですけど・・・、お互いに全てを知り尽くした店の主人と私との関係では、そんな甘い考えはすぐに吹っ飛んでしまいました。
いつものように、カウンターに座っているだけで頼まなくても料理がどんどん出てくるんです。それも、私の好みを知り尽くしていますから、手加減や容赦は一切なしです。って、私の口の中が痛みで疼いているなんて知りませんから、当然と言えば当然かもしれません。
今夜のメニューを見てもらえばわかると思いますが、握り以外で私が頼んだものは、「蒸しあわび」だけです。あわびって、生では相当硬く歯応えがありますが、火を通すと別物のように柔らかくなるんです。
それなのに、嗚呼、それなのに・・・（涙）
あんきもに嬉し涙を流した後は、つぶ（サザエの大親分みたいな貝）に先制攻撃をされ、たこでダメ押しをされてしまいました。その時既に、いくら柔らかめの物を反対の（右側）の歯で食べていても、腫れている歯茎には相当のダメージが加わっていました。握りを頼んだ時には、今朝は何ともなかった米粒さえ私を裏切って攻撃してくるようになっていました。でも、昼が忙しくて食べられなかった分、腹は強烈に空いていたので無理して、且つ、慎重に食べました。カニを頼んだ所、毛がにを握ってくれました。毛がにの身は繊維が短く、口の中でほろっと崩れてしまうので問題はなかったんですが、調子に乗ってタラバを頼んで口に入れたところ、タラバの弾力と繊維の長さに歯茎が悲鳴を上げてしまいました。
接待が終わってうちに帰ってきた時、痛さのあまり噛まずに飲み込んだ魚介類が胃を攻撃し、歯茎のほうは音が聞こえそうなくらいジンジンジンジンジン・・・・・。
あさってまで持つんでしょうか？
最初に考えていたように、初めから終わりまで「うにうにうにうにうにうにうに」で押し通せばよかったと後悔しています。

「朝食」
・ごはん
・残り物

「昼食」
・忙しくて食べれませんでした

「夕食」（寿司屋で接待）
・アンキモ
・お造り（中トロ、サンマ、サバ、平目、シャコ）
・海水ウニ盛り
・タラバガニ内子
・ホヤの塩辛
・ヒル貝焼
・蒸しアワビ
・焼青唐辛子の味噌漬け
・焼明太子
・タコとキュウリのカルパッチョ、キウイ敷き
・イカの塩辛
・握り（海水ウニ②、毛ガニ②、シャコ②、タラバガニ、北寄貝、サバ、サンマ、ボタンエビ、ボタンエビのミソと子の軍艦）

「おやつ」
・カスタードシュークリーム

今日のＢＷ：７６．５ｋｇ