断念

お恥ずかしい話ですが、結果から言いますと、タイトルのように禁煙は無理だとわかりました。
昨日の残りのタバコ５本を吸い終わった後、決意も新たに禁煙に挑戦しました。が、私のチャレンジは儚くも約７時間で終了してしまいました。
朝目覚めた時から禁煙すれば良かったのかも知れませんが、残っていた５本を無駄にするのも何かなと思い、目覚めてから出勤までの間に５本を消費してしまいました。
最初の数時間は特に何の問題もなく、順調でした。夜間急病センターへ出向している時も、約４時間半はタバコが吸えないので、その事を考えると特に気にする事もないなと思いながら仕事をしていました。ところが、昼頃になって急に眠気が襲ってきました。朝食を抜いたための低血糖のせいなのかもしれませんが、昨夜は十分に睡眠を取っているので寝不足なわけはありません。おかしいなと思いながらも昼食を摂り、午後の仕事に戻りましたが、倦怠感と眠気は続いていました。処方箋を持ってきた看護師と話をしていても、思うように言葉が出て来なく、自分の動きが妙に鈍いのに気が付きました。もしかしてこれは・・・禁断症状？？？
禁煙した時の禁断症状は、イライラ感や落ち着かない感じ、攻撃的になり八つ当たりをするなどが普通なんですが、私の場合はそれらは全くなく、逆に眠気、動作緩慢、気力低下、集中力低下、判断力低下になって現れてきたようです。
これはマズい、調剤ミスをしては大変だと思い、仕事中にもかかわらず硬貨を握り締めて近所の自販機に走りました。久し振りの一服も、旨いと言う感慨はありませんでした。吸い始めは何も感じませんでしたが、半分ほど吸ったところで目の前が暗くなってきたのを感じました。ニコチンが体中を駆け巡ったのでしょう、目の前が明るくなり始めると共に意識がハッキリしてきて、眠気やダルさは消えてしまい、変なヤル気が起きてきました。午前中は助手との会話も面倒くさそうに話していた私が、ニコチンを取り入れた後に来訪したメーカー担当者とはハキハキと理論的な会話をしていました。禁煙によりこのような禁断症状が現れるなら、退職するまでは禁煙できないなと、自分勝手な想像をしながら煙を吐き出していました。
肝臓を壊して入院した時は、絶対安静の１０日間ほどはタバコなど吸いたいとも思いませんでしたし、入院時も半分意識朦朧状態だったので禁断症状など感じもしませんでしたから、こんなひどい禁断症状に見舞われるとは思いもしませんでした。ですから、禁煙くらいいつでも出来るさくらいに軽く考えて、いざ禁煙してみると自分の意志がここまで弱かったんだと言う事を思い知らされ、恥ずかしい思いで一杯です。
寝ている時間帯は、ニコチンへの渇望など全く感じずに寝て、８時間や１０時間は平気で禁煙状態にいられるにのに、たったの７時間ほどでギブアップとは、何ともはや情けないです。
この次禁煙にチャレンジする時は、禁煙補助用品を準備してからやることにします。医療用のニコチンパッチが売れている理由が、身をもってよ～くわかった今回の果敢にも無謀なチャレンジでした。

「朝食」
・奥さんが早出だったので、付き合って食べなかった

「昼食」
・ミニカップそば（ＪＡＬ国際線用：そばですかい(SOBA de SKY)小えび天入り）
・ごはん
・残り物

「夕食」
・ごはん
・大根の味噌汁
・キムチ
・煮込みチャーシュー
・煮玉子
・コンニャク、豚肉、椎茸の炒め物

「デザート」
・お中元にもらったクッキー各種

今日のＢＷ７７ｋｇ