長い待ち

昨夜は午後10時に寝ました。
ふと目が覚めると午前５時。
それからはもう眠れません。
午前６時にストーブをつけて部屋を暖め、いつもより早く起きて準備を始めました。
いつもより早くに出勤しましたが、空は暗く、まだ夜明け前のようでした。
色々と仕事の段取りをし、朝礼を済ませて部署に戻り、処方変更の手直しや各種医薬品の発注を済ませて、午前８時45分に受付にタクシーを呼んでもらって、奥さんの待つ市立病院へ向かいました。
が、朝だからかタクシーがなかなか来ないし、こういう時に限って信号という信号のほとんどに引っかかってしまって、なかなかたどり着かなかず、午前９時過ぎにようやく到着しました。
看護師が午前９時には私に来ていて欲しいと言われたと奥さんから聞いていたんですが、詰所のスタッフに声を掛けてから病室で待っていても誰も来ない。
待てど暮らせど、誰も何も言って来ない。
時間指定までしてきたんだから、術前に何か大事な話しでもあるのかと思うでしょ。
それが、術場に向かう予定時間の午前10時になっても誰も来ない、患者である奥さんを迎えにも来なかったんです。
一体私は何のために呼ばれて、何のために病室で１時間もムダに過ごさなければならなかったのか。
業を煮やした奥さんが点滴台を引っ張って詰所まで行って抗議したら、すぐにストレッチャーを押して看護師が２人やって来た。
えっ！？事前の打ち合わせでは歩いて手術室へ向かうって事になっていたのに、何で突然ストレッチャーで運ばれるの？
奥さんがその事も訴えたけど、手術部位が腰なので手術室で体をひっくり返さなければならないから、寝たまま運ばなければならないんですって説明はとっても矛盾している！
術場へ歩いていって、そこでストレッチャーなり何なりに横になればいい事じゃないの？
しかも、慌しく圧迫ストッキングを履かされ寝かされて、病衣を剥かれて新しいのを上からかぶせられる時、奥さんのチチが丸見えになったし(^^ゞ
何も病室でそこまでしなくても・・・。
看護師が慌しく「じゃあ行ってきます」と言ってストレッチャーを押して廊下へ出す時に、部屋移動のためにまとめた荷物はこのまま置いておいてもいいのかと聞いたら、後で来るのでここで待っていてくださいといってドアを閉めて行ってしまったんです。
奥さんと「じゃあ」の一言も交わせる間も与えず、とりあえず顔だけでも見ておこうと後をすがろうと廊下に出たら、物凄い勢いでストレッチャーを押して、あっという間に職員専用のドアの向こうに消えてしまっていました。
何だかとっても納得いかないと思って部屋に戻ろうとしたら、奥さんの担当だった知り合いの看護師がいたのでこの事を言うと、９時までに来いと言うのは荷物をまとめるためだと思うというので、昨日のうちにまとめてある！って返してやった。
「時間を過ぎてから慌しく来て、裸にひん剥いて、「じゃあ」もなく連れて行かれた」と嫌味を言ってみたら「すいません」とちょこっと頭を下げてたっけ。
私は奥さんが手術室へ行ったら職場に戻ると言ってあったので、その知り合いの看護師が「戻りますか？」と聞くから、「すぐに荷物を取りに来るなら病室で待ってる」と言って病室で待ってたんですが、10分経とうが15分経とうが誰も来なかった。
もうダメだと思って職場に戻ろうと廊下を歩いて詰所を通り過ぎるところで、奥さんを運んでいった看護師が「今部屋に行こうとしてたところなんです」と私を引き止めた。
一緒に部屋に戻って、まとめてあった荷物を運搬台に載せて、奥さんが通ったであろう職員専用のドアを通って専用のエレベーターに乗り、術後奥さんが収容される階で降りて待機場所に連れて行かれました。
何時に戻ってくるかを聞かれたので12時に戻って来るといい、一応連絡先の番号を教えて欲しいと言うので、自分の携帯と職場の電話番号を紙に書いて渡しました。
それって事前に奥さんがこういう時にはここへ電話をしてと言ってあったと聞いていたんですが、まあ横の連絡がまるで取れていない「お役所仕事」の典型ですね。
すぐに職場へ戻って、不在の間に山になってた仕事を片付け、一旦自宅へ戻って一服してからタクシーを呼び、奥さんの手術が終るのを待つデイルームに落ち着いたのが午後０時９分でした。
さあそこからが長い。
仮歯の調子が悪くなったから食堂へも行けない、コンビニの弁当など歯応えのあるものはムリ。
時間が経つにつれ、いつ戻ってくるか分からないので、その場を離れる事もできなくなった。
まあ、あまり食欲はなかったから問題なかったけどね。
いい加減ケツは痛くなるし、朝早く起きたから眠くなったけど、周りの喋り声がうるさくて寝られる状態じゃなかったし。
午後２時を過ぎて、病室を出てから４時間経過したのでソロソロかと思ったら、私が座っていた席からは職員専用入り口のドア（先程私が上階から降りて出てきたドア）が開いてストレッチャーに乗せられて出てきた患者が見えたんです。
走って駆け寄るわけにも行かないから黙って見ていたけど、あれはまさしく待っていた我が奥さんと分かりました。
時間は午後２時20分になるかならないか位だった。
するとすぐに看護師がデイルームに顔を出して私の名前を呼んだので、「はい！」と返事をすると「ああ旦那さんがいてくれてよかった」との答え。
事前に奥さんが看護師と打ち合わせた時に、もしかしたら私が仕事での都合でデイルームで待機していられないかもと言ってあったんです。
その時は手術の事情説明だけだから電話でもいいですとなっていたので、実際に私がいた事に感動？したようなんです。
すぐにドクターの説明が１分ほどあって、すぐ奥さんに面会する事ができました。
麻酔が切れて吐き気がするから吐き気止めを入れましたからと看護師から説明されて、奥さんとご対面。
よく頑張りました！！！
意識もハッキリしていて、「今何時？」、「もう帰っていいよ」と普通で安心しました。
４人部屋だったのであまり長居はできないなと思い、奥さんの頭をナデナデしてから詰所に寄って後を頼んで職場に戻りました。
私が入院した時は奥さんが１日に何往復もしたでしょうから、このくらいどうって事はないんですが、朝９時からの１時間のムダだけはどう考えても許せん！
という事で、無事奥さんの手術は成功したと書いて終ります(^^)

「朝食」
・栄養補助流動飲料

「昼食」
・栄養補助流動飲料

「夕食」
・海老と小柱の野菜かき揚げ月見そば
・焼酎のウーロン茶割り

「夜食」
・ベーコン入りホンコン焼きそば（仮歯の押さえが取れてしまった；）

今日のＢＷ：６１ｋｇ
最高３．５(02:26)、最低０．１(23:13)、積雪量１２センチ