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管理人の食卓風景と日常の日記
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今日は土用の丑の日、イコールうなぎの日ですね。
今年は8月1日が「二の丑」にあたるんですが、世間でもてはやされるのは「一の丑」の今日のほうばかりですね。
夏バテしないようにうなぎの蒲焼で精をつけて、暑さを乗り切ろうって日になってしまっています。
だからって訳じゃないんだろうけど、わが街も今日は暑くて、陽射しが後頭部に突き刺さってきました。
わが家の室温も朝の7時で27.2℃になっていたんです。
朝刊に入っていたスーパーのチラシは、これでもかと言わんばかりに各店うなぎの蒲焼の写真を大々的に載せていました。
土用の丑の日にうなぎを食べようというのはご存知の通り江戸時代に、夏場に味が落ちて売れなくなったうなぎの売れ行きを回復させるための販売戦略として平賀源内が考えたコピーが広まったものと伝えられていますね。

『「本日丑の日」土用の丑の日うなぎの日 食すれば夏負けすることなし』

うなぎにはビタミンAを始めとして栄養素がたっぷりですから、夏で味が落ちたうなぎを食べたとしてもあながち悪いとは言えません。
本来うなぎの旬はよく冬と言われてますけど、実際はほとんど庶民の口に入らなくなった天然うなぎの旬が10~12月なんだそうで、一般的にスーパーなどで売られている「国産」のうなぎや、うなぎ専門店の「国産」と表示してある養殖うなぎは土用の丑の日にあわせて養殖しているそうなので、今がまさに旬と言えるそうです。
さらに有名うなぎ専門店に卸される養殖うなぎは、年中美味しく食べられるように業者が計画的に養殖しているので、1年中旬であると言っても過言ではないかも。
それにしてもスーパーで売ってるうなぎの蒲焼って高いですよねぇ。
今日のチラシをざっと見ただけでも、高いものではLサイズ1匹分が2千5百円位してました。
ちゃんとした店で食べたら目玉が飛び出すくらいのお金を取られるらしいんですが、恐れ多くてそんな店には行けませんよ。
聞くところによると、国産うなぎを使ったうな丼の並で1杯4千円以上するらしい(大汗)
天然物のうなぎを使ったらいくらするんだろうか?
恐らく・・・、ん・・・、時価でしょうね;
これに対して、スーパーでもややお安く売っているうなぎの蒲焼は、間違いなく中国産と表示してあります。
身が厚くて大きくて、食べると皮も柔らかいんですけど、脂っこくてくどくて途中でイヤになってきませんか。
養殖に非常に危険な薬剤を使っているのが分かってからは、私は買いませんし食べません。
でも、例えばコンビニやスーパー、持ち帰り弁当屋やチェーン牛丼店などのうなぎ弁当、蒲焼重と称される弁当は100%輸入の輸入うなぎだそうです。
だから、いつの間にか輸入うなぎの蒲焼を口にしているので、気にしてもしょうがないんですが、好きだから食べちゃってます。
輸入物を使う理由は、国産よりはるかに安く仕入れられるし、太くて厚くて大きいから、1匹で多くの人数分取れる「歩留まりがいい」からと言う事だそうです。
ある有名牛丼チェーン店で牛丼の並盛りが380円なのに対しセットじゃないうな重が790円で、これでも料金2倍は高いと思うのに、もし国産うなぎを使ってうな丼の並4千円をメニューに載せたとしても誰も注文しないでしょうね。
これはもう気分の問題で、同じ4千円を出すならうなぎ専門店へ行くでしょうし、チェーン牛丼店に行く客なら4千円あればもっと違うジャンクフードやラーメンなどを腹いっぱい食べるでしょうね。
わが街では専門店は別として、一部の寿司屋がわざわざ店頭で焼いていて、その匂いに心を揺らされていましたが、今もやってるんでしょうか。
馴染みの寿司屋の大将が言うには、店内で焼くと脂が染み付いてしまうから店頭で焼くんだそうです。
寿司屋はうなぎ専門店じゃないから、マグロを食べてもうなぎの匂いがしてたんじゃ、何を食べてるか分からなくなってしまいますもんね。

何で「国産」うなぎがこんなに高いのかは、以前からニュースでも解説してたように、養殖うなぎにつかう稚魚のシラスウナギが何年も大不漁になったためだそうです。
需要があるのに供給が少なくなれば、値段が上がるのは当然の経済原則です。
そりゃあ大手飲食業者は、美味しいのは分かっていても高い「国産」を使うのは止めて、庶民から「もっと安く」という要望にこたえるため、こぞって安い輸入うなぎに走る事になるでしょう。
ところが今度は輸入うなぎの重要が高くなりすぎて、こちらも価格が上がるかと思えばさにあらず。
うなぎを食べない国に養殖をさせて独占的に輸入すれば、価格は安く、安定供給もできるし、しかも輸入する商社がその時の状況によって卸価格を上げ下げ出来るから、儲かるところは儲かってるって事です。
と言う事で、皆がこぞって安い輸入うなぎに切り替えてしまった事で何が起きたか。
そう、まったくなくなった訳ではない「国産」うなぎが売れなくて余っている状況になっているそうです。
売れていなくても値段を下げた訳ではないから、消費者は手を出せないでしょう。
これって本末転倒、自分で自分の首を絞めているのと同じだと思う。
輸入物と同じ値段にしなくても、ある程度は我慢して値段を下げないと、売れ残ったうなぎと共に討ち死にするしかなくなるけど。
安く出せば儲けが少なくなるのは分かるけど、まったくないよりはいいんじゃないの。
「国産」の需要が増えたらまた値上げすればいいんだし。

まあ、うな丼の並1杯4千円でも食べる人は食べるし、東京の某有名うなぎ専門店ではうな重の一番高いのが5千7百円だけど、私が好きな有名作家はここのうなぎを頻繁に食べている情景をエッセイに書いています。
私は今年はもう先週自宅で、スーパーで買って来たうなぎの白焼きをわさび醤油で、蒲焼をうな丼で食べましたから、今日は食べません。
ちなみに私が買って来たのは、宮崎県産の国産うなぎで、それも1匹分で2千円はしましたから、やっぱり値下げしてもらわないと困りますね。
輸入物でも手が出ないという人のために、各スーパーではうなぎじゃなく、いわし、穴子、秋刀魚、更にはトロサーモンまで蒲焼にしてお安く売ってます。
そこまでしてでも土用の丑の日には「蒲焼」を食べたいと思うのが人情ですね。

土用の丑の日にはうなぎばかりじゃなく「う」が付く夏バテに効く食べ物なら何でもいいという話もありますね。
「うどん」、「梅干し」、「うど」なんかが有名ですが、考えてみたら「ウインナー」、「うに」もそうですし、「牛、馬」はそのままでは無理なので肉にしてからなら大丈夫かも。
「うさぎ」は日本ではフランスと違って食べる習慣がないし、可哀相なのでパス!
もっとお手軽なところでは「うなぎパイ」なんて美味しくていいと思いますけど。
そのまんまの名前で気分だけですけど、でも、北海道には売ってないのですぐに手に入らないの難点です。
即効性を求めるなら「ウイダーinゼリー 」も「う」が付きますから10秒でチャージできるかもしれなかったんですが、今年の3月から商品名が「inゼリー」になってしまったので、これは除外という事になりました。
「きゅうり」も「瓜(うり)」なのでいいかと・・・。
キリがないのでここらで止めます(^^ゞ

最近寝ても寝ても眠い状態が時々あるので、もはやこの気温程度で夏バテしているのかも(^^ゞ
というからにはやっぱ精のつくものを食べなくちゃ。
ねっ、うなぎさん(^^)
ん~、「さんまの蒲焼缶」も好きですけどね。

「朝食」
・栄養補助流動飲料

「昼食」
・わかめそば大盛り(うどんにしておけばよかった)
・おにぎり(鮭)
・豆乳

「夕食」
・ごはん
・鶏ひき肉と春雨の中華炒め
・豚肉とキクラゲの卵炒め
・豚バラチャーシュー
・ザンギ残り
・レタスサラダ
・辛子明太子

「デザート」
・チョコミント豆乳のシャーベット
・ミックスナッツ少々

今日のBW:63kg
最高28.2(13:47)、最低19.5(01:41)

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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