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管理人の食卓風景と日常の日記
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寝たのか寝てないのか分からないまま朝を迎え、看護師に名前を呼ばれて起こされたのが午前7時ちょうど。
さあ始めますの合図で、2リットルの腸管洗浄剤の入ったタンクを置かれて、ゆっくり飲んでくださいって。
内視鏡検査室じゃあ、この2リットルを1時間以内に飲まなければ浣腸するって言う「お仕置き」も言い渡されるんだけど、病棟では説明書には書いてあったけどそこまで厳しくないらしい。
もっとも、どんなに早くても検査や手術開始はドクターの準備ができる午前10時以降なんだから、7時から飲み始めても余裕で全部出ちゃうしね。
それと、これだけ水で薄めて2リットルにした腸管洗浄剤を飲まされるのに、一体いつまで水を飲んじゃいけないのって、昨日の恨みがまだ尾を引いてました。
何の説明もないし、何も考えてないんだろうねここの病棟看護師達は。
昨日の午後、若い女性薬剤師がチラッとだけ顔を出して、夜に下剤を飲んでもらいますって言ってすぐに立ち去って以降、何の説明もなかったけど、あれで職務を全うしてるつもりなのかね。
私はここ数年、会に出席してないから見た事もない薬剤師だったけど、ここの病院の薬剤師とはあまりいい関係ではないのは確かです。
はっきり言って、ここの薬剤師のレベルは私から見ても低すぎるのに偉そうにしててね。
先月母が入院した時も、持参薬の調剤を1発目から間違えて持ってきてたし、私が見ても薬の重複がヒドイ処方を平気で調剤してきてたし(複数のドクターが咳止めを処方していたらしく、似たような3種類が入っていたのを母は当然知らないから飲んだら、副作用の眠気に襲われてヒドイ目にあったのを、薬剤師が処方監査の時点で気付かずに、退院時薬にまで持たせると言う調剤過誤を平気で行ってた)。
それそれとして、2リットルを本来は2時間かけて飲むんですが、内視鏡検査室のやり方に慣れてしまった私は何の苦もなく本を読みながらスイスイ飲んで、服用30分後からトイレ通いが始まりました。
1回目の時に看護師を呼んで見せてくださいといっていたので、トイレ内の呼び出しボタンを押したけど誰も来なかった。
何度押しても無反応。
次第に2回目を催してきたので、仕方なく1回目のを水に流し2回目の排出。
呼び出しボタンを押しても誰も来ないし、すぐに3回目が来たので2回目にあわせて3回目も排出。
また呼び出しボタンを押したけど誰も来ない・・・、たまたま私の隣の病室から出てきた看護師がいたので「すいませ~ん」と声を掛けたらようやく気がついてこちらへ走ってきたんです。
見ると腸管洗浄剤を置いていって、出たら呼んで見せろと言った年配の看護師でした。
呼んでもこないからこれは2回目と言って見せたら、順調ですからカスがなくなったらまた呼んでくださいと言って、水洗ボタンを押して他の病室に消えて行っちゃった。
ったく、いい加減な看護師!
朝の巡回でも、例のせんべい患者の点滴が1本なのに2本持ってきて、笑ってごまかして去っていって、私以外の患者から「いい加減だな」と失笑を買っていたしね。
午前8時頃、もう何回目かの排出かで、ほとんどカスらしきものも見えなくなった時に、奥さんが来院。
その後も何度もトイレに行く間に、腸管洗浄剤を味見したら不味かったらしい。
そりゃそうだ、スポーツドリンクの香料と糖分を抜いて水で薄めた味なんだから、美味い訳がない。
再度看護師を呼び出しボタンで呼んだら、その合図を見ていた助手さんか介護職員かが看護師に連絡してくれて、来たのがいい加減な看護師でした。
もう何もないけど、液の色が無色に近くなるまで出るから、それまで出してねってさ。
当然、そうなるまで出したさっ!
その後別の今日の部屋担当と言う看護師が来て、点滴をしますって左上腕の橈骨静脈に留置針を刺して1リットルの輸液をつないでいった。
しばらくして、もうすぐ呼ばれるかもしれないからと、お尻の部分が割れた検査パンツとガウンの病衣に着替えてしばし待つと、それじゃあ検査室へ行きましょうと看護師に案内され、1階の内視鏡検査室へ行くと、まだ処置中の患者がいるとかで部屋には入れず、ドア横の椅子に座ってしばし待つ。
検査室担当の看護師に呼ばれて中に入り、ここで奥さんとはちょっとの別れ。
手順も姿勢もいつもの大腸内視鏡検査とまったく同じで、カメラ用診察台に左を下にして寝る。
普段の検査では問題のないメガネと指輪を外してくださいといわれたので従ったけど、そういえば説明文にもそう書いてあったような。
左向きで寝て右足を直角に上げると、ちょうどお尻を突き出す格好になるんです。
そこでドクターが「お待たせしました」と登場し、その後の手順はいつもと同じ、グリグリ、ムニュー、シュシュシュ。
今日は最初のカメラ挿入で入れ損なって抜けてしまって、再度やり直しって縁起でもないスタート。
奥の方まで内視鏡を入れて体位を仰向けにして、引き抜きながら目的の部位を探し当て、液体のようなものを注入してその部位を盛り上がらせ、リングタイプの電気メスを根元まで引っ掛けて焼き切ろうとしたんですが、なかなかリングが上手くはまらず、また左下を向く体位を取らされたんですが、時間がかかって腸管を膨らませるためのガスが入り過ぎて段々おなかが痛くなり、とうとう我慢できずに「おなかが痛い」と声を漏らしてしまいました。
すると看護師が、「おならをしてガスを抜いてください」って言うんですけど、内視鏡が入っててガスを出す余地なんかあるのかと思いきや、全身の力を抜くと勝手に抜けていくって言う「技」を思い出したのですぐに楽になりました。
いざ切除となった時に装置にエラーが出たとかでザワザワし、原因は私の左太ももに貼った電極がきっちり貼れてなかったと分かり、ドクターは再チャレンジ。
横向きでは真上のモニターが見えないので、何をやってるかがわからず、ドクターの「はい」って言う声と、パチンパチンという音が聞こえただけで次の部位へ移るらしい。
また仰向けの姿勢にさせられ、これまた出口の方まで抜きながら探したけどなかなか見つからず、別のキズらしきものを見てドクターが私に「前にも取った?」と聞いてきたんです。
「ポリープじゃなくてガンですけど」と答えると、「ああ、そうだなガンだな」って言いながら「あ、これだ」と見つけてまた液体らしきものを注入、盛り上がった部分にリングをかけて根元を絞って「はい」とドクターが言うと、水蒸気とともに焼いたホルモンのようにピンクの腸粘膜が白く残って見えた。
切り取った部分は多分吸い取ったんでしょう、白くなった腸の両端から3分の1の距離の2ヶ所に取っ手がついたクリップみたいなものでパチンパチンと挟んでしまったのは止血のためでしょう。
「はいお疲れ様、2週間後に予約を入れておくから」と言ってドクターは部屋を出て行き、看護師が私のお尻をタオルで拭いて、病棟の看護師に迎えに来るよう連絡をしてました。
車椅子で病棟のマイベッドに戻った私、膨らまされ過ぎた時のおなかの痛みの余韻?がまだ残ってるけど、それ以外はどこも何ともない。
それより、戻った時がちょうど昼食の時間帯だったので、食べる音や匂いで倒れそうになりました。
腹減ったしぃ~・・・。
午後から奥さんは大型商業施設へ行って買い物をしてくると病院を出て行き、私はおとなしく本を読んでたらいつの間にか小1時間ほど寝てしまったらしい。
切除術後に何度かトイレに行って排出したけど、血液らしいものは一切見られなかったし、腹痛もいつの間にか消え去ってたし。
やる事はやってもらったからもう退院していいんじゃねぇ?
でも、ドクターや看護師から今後についての説明は一切ないから、もしかしたら明日退院できないのかもって事が頭をよぎったんです。
もし明日退院できたとしても、それが何時になるか全然分からない不安。
買い物から戻ってきた奥さんに、自宅へ帰って別の読んでない本を2冊持ってきてくれと頼みました。
だって、この調子じゃその時読んでた本など夜までに読み終えてしまいそうだったから。
タクシーで自宅へとんぼ返りしてくれた奥さん、その間に看護師が来て水とお茶は飲んでもいいですってドクターの許可を伝えにきた。
そんなのお構いなしに水は飲んでたけど、とりあえず奥さんにメールで報告・・・、返事なし。
しばらくするとドクターが来て、「下血も、腹痛もなく、明日の血液検査で貧血も進んでなかったら退院ですから」と。
分かってたけど急いで「明日退院と言う事ですね」と確認してみたら、「はい、はい」と言って去っていったんです。
これまたすぐに奥さんにメールで報告。
病院に戻ってきた奥さんに、院内コンビニへ行こうと誘って、水やお茶などを買って店を出てすぐ奥さんが詳しく聞いてきたので、こうこうこう言われたと説明。
これでもヘンな同室者に気を使って、退院を大っぴらに叫ばないように気を配ったのは、私も奥さんも医療従事者の自覚があるからですよ。
4人部屋のもう1人、私の斜め前のベッドの患者は何の病気か分からないけど、とにかく若い看護師が来るとしきりに話し掛け、笑いを誘うような事を言ってるつもりでも私が聞いてたら「バカじゃないの」ってな内容。
中年以上の看護師が担当で来ると不機嫌になって、まともに返事もしなくなるエロジジイだったし、明日部屋を引っ越すことが急に決まったようで、この部屋から移りたくないとか、顔を覚えた若い看護師に会えなくなるのはイヤだとか、これも担当していた若い女性の理学療法士(リハビリ)の担当が部屋が変わると他の人に変わるし男性になるかもしれないと言われ、それじゃあリハビリはしないとかあなたが続けて来る事はできるんだろと言うと、女性理学療法士に「それは絶対にありませんから、フフフ」と鼻であしらわれてたりね。
終いには部屋移動は明日の午前11時だって言われてるのに、すねたフリをしてもはや荷物をまとめ始めたり、ちょっと仲のよかったせんべい患者に「いやいや~、部屋移るんだってさ」と同情を誘うようの物言いをしてみたり、若い女性看護師に荷物を運ぶのは明日手伝うから今はまだ早いって言われて、「じゃあ、まとめるのも運ぶのもやってくれるか?」って、構ってチャン全開だったね(これ以降構って患者と書きます)。
せんべいとフルーツと構っての組み合わせだも、こっちもこれ以上同室してたら精神的におかしくなってたかも。
今夜奥さんは手術もうまくいったし、下血も腹痛もなく安心して、午後7時半頃に帰宅。
今夜は室内の電灯を消される前に、午後9時きっかりに寝てみました。
でも、やはり周りのせんべい音やシロップ臭で寝られず、室内が消灯されるとすかさずシロップ患者がベッドサイドの照明をつけるから、それも気になってベッドでゴロゴロしてたけど、午後10時頃にトイレに行って戻った時に秘密兵器の眠剤を1錠飲んだらあっという間
に意識を失ったらしいです。
明日は本当に退院できるのかんなて、もうその時には気にもしてなっかった。

「食事」
・昨夜9時以降は飲食禁止で、今日は絶食

今日のBW:不明
最高26.2(15:12)、最低17.2(04:50)

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管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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