忍者ブログ
管理人の食卓風景と日常の日記
[4310] [4309] [4308] [4307] [4306] [4305] [4304] [4303] [4302] [4301] [4300]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

朝9時半からの入院のため、午前9時過ぎに家を出たら早めに着いてしまい、午前9時半にならないと病棟が受け入れないからとしばらく受付前で待たされました。
ようやく事務職員に内科病棟へ案内され、看護師に連れられて行ったのは4人部屋の「準個室」でした。
1人部屋の「個室」はムリだろうなと思ってたけど、ちょっと期待を持たせるような案内の仕方だっただけに、奥さんと2人でガックリしちゃいました。
まずは病衣に着替えさせられ、今日の部屋担当の準看護師が挨拶に来て、まずは採血と採尿、その後問診表を元に色々と質問をしていきました。
奥さんが準看護師に「今日は切除はしないんですか」と聞いたら、それは明日で、詳しい説明は夕方しますと言い残して行ってしまった。
今日はもう何もなしだってと奥さんと顔を見合わせ、じゃあ何でこんな早い時間に入院させたのかと不信感を募らせたんです。
ただひたすら本を読んで時間を過ごしただけの1日。
今朝まで自分なりに「低残渣食」メニューで、すぐにでも腸管洗浄剤を飲んで切除術を受けられる体制にしてきたのに、昼食・夕食と普通の硬いご飯が出され、おかずは他の患者とはまったくの別メニューで低残渣メニューになってたみたいだけど、私の努力が水の泡になってしまったようで虚しかった。
普通に食べ始めたら胃が「もっとくれ」と動き始めて、なお一層辛くなって、普段は食べる事が滅多にないおやつまで食べてしまいました。
もちろん、消化と残渣の事を考えてですよ。
入院直後に院内コンビニへ行ったら、職員が昼食に買い求めるであろう弁当類が山のように積まれていて、「ざるラーメン」と「おにぎり」が、しきりに私に連れて行けと訴えて困りました。
夕方近く、私がたまたまトイレに用を足しに行ってる間に、内科主治医、明日の切除術を行う医師がベッドサイドに来たらしく、奥さんに「明日手術!うん、うん」とわずか1、2秒の説明で風のごとく立ち去ったらしいです。
この主治医、母の時も主治医で、来たらひと言ふた言であっという間に行ってしまうから何も聞けないとぼやいていたんですが、奥さんも目の当たりにして本当だったと感想を漏らしていました。
その後、部屋付きの看護師が来て、これからの注意や流れを説明していきました。
夜9時以降は飲んでも食べてもいけませんと言うんですが、通常の大腸内視鏡検査時には、もちろん食べてはいけないのは当たり前ですけど、水とお茶は飲んでもいいと説明されてたし、実際私もそうしてきたんですが、今回は強硬に飲むな食うなって言い張るので、検査前日と当日に受けてる説明を言って水は飲んでいいんでしょと聞くと、「ん~、いや、少しくらいなら・・・」と煮え切らない返事。
この準看護師、詳しい事は知らないんだ、内視鏡検査部門の看護師との意思の統一がまったくできてないんだと言う事がはっきりわかったね。
もう今日はこれ以上の説明も何の変更もなさそうなので、夕食を食べ終わると奥さんは帰宅しました。
その前に!かぼちゃの味噌汁の味をちょっとだけ奥さんに味わってもらったら、顔をしかめてベロを出すような仕草で「何じゃこりゃ!」と驚愕していました。
「飲むのやめなさい!」、「ごはんにかけたらちょどいい加減になるかもね」と、あまりのしょっぱさに驚きを隠しませんでした。
でも、完食しちゃいましたけどね。
午後8時、お見舞い時間の終了を告げるアナウンスと音楽が鳴り、外科に入院していた4年前を思い出して感傷に浸ってた私;
しばらくして夜勤の看護師が回ってきて、私に明日の説明はあ受けてますかと聞くので、紙を見せて「聞いてます」と答えると、「9時以降は飲んだり食べたりはしないでくださいね」と念を押すように言ってきたから、「ハイ、ハイ」と素直に頷いて心の中で「べ~だ!」と舌を出していました。
さらに「9時以降は水も飲めないから、その前にこれを飲んでしまって」と手渡されたのが「滴剤型大腸検査前処置用下剤」っていう目薬タイプの液体の下剤2本。
確かに添付文書には大腸検査前処置には2本(20mL)を経口投与するって書いてあるけど、私の場合は前々回もそうだったけど、腸内容物が止まる場所がないから飲んでも飲まなくてもいつもと変わらないんですよ。
しかも、先月の大腸内視鏡検査前には1本も処方されてないのに問題なかったって事は、私には必要ないって事が確信できたんですけどね。
まあとりあえず受け取って、1本飲んで1本はトイレに流しましたが;
それと、この下剤の添付文書の「重要な基本的注意」には『本剤を大腸検査前処置に用いる場合は、「水を十分に摂取」させること』って書いてあって、しかも「水を十分に摂取」の部分はわざわざ太字にして注意喚起してるのに、何でここの病院の病棟看護師は「水は飲むな」って固執してるんだろうか。
消灯後の午後9時以降も看護師の言う事などお構いなしに、薬剤師の判断として水はガブガブ飲みましたよ、当然ですよ!
午後9時、消灯時間になっても室内灯が消されないから本を読み続けていたら、突然看護師が来て「電気消します」とパツっと消されてしまいました。
油断してたので、本を片付けたり、立て気味にしてあったベッドをフラットに戻したりと、ベッドに備え付けの小さな明かりの下での作業は狭いから大変でした。
横になって目をつぶると、今日は奥さんのおかげで昼は寝てなかったのと、違う環境での気疲れとでうとうとしかかったんですが、横の患者はゴソゴソとビニールを開けるような音をさせたかと思ったら、パリパリボリボリとせんべいか何かを食べる音をさせ始め(これ以降せんべい患者と書きます)、向かいの患者は皿とスプーンがぶつかる音をさせながら何かを食べている雰囲気マル分かりだった。
甘ったるい臭いがこちらまで届いてきたので分かったけど、フルーツか何かの缶詰のシロップの匂いだった(これ以降フルーツ患者と書きます)。
私がそんな騒音にも構わず落ちかけた時、向かいのフルーツ患者が突然ドンッという音をさせたので、驚いて目を覚ましてしまったんです。
それが、わざとらしく2度も。
2度目の音で分かったのは、ペットボトルをちょっと離れたところに置いてあるプラ容器のゴミ箱に投げ入れたんだと想像しました。(実際に後日私もやってみたら同じ音がしました)
突然大声を出してあくびをするし、このフルーツ患者は頭がいかれてるんじゃないかと思った。
このせんべい患者とフルーツ患者のせいで眠れなくなり、内緒で持参した秘密兵器の眠剤を1錠口に放り込んだらその後の事はまったく記憶にありません。
でも、ほぼ1時間おきに目が覚めてスマホで時間を確認していたから、恐らく休まってないんでしょう。
これが、療養とは名ばかりの日本の医療の現実です。

「朝食」
・抜き

「昼食」(病院食)
・普通のごはん(量は少ない)
・かき玉汁(醤油味:もの凄くしょっぱかった)
・つみれの煮物
・赤魚煮付け
・刻んだ梨缶詰

「午後2時頃」
・焼きプリン
・バナナココア(アイス)

「夕食」(病院食)
・普通のごはん(量は少ない)
・カボチャの味噌汁(これももの凄くしょっぱかった)
・エビ焼売煮あんかけ
・赤魚粕漬け焼き

今日のBW:59kg
最高27.2(14:47)、最低19.4(23:54)

拍手[0回]

PR
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
お客さま数
                                                       
プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]