痛い木曜

今日は助手が有休で休みでしたので、私１人のお気楽デーでした。
午前中に病棟からの薬の払い出し請求が来たので、外来から看護学生を借りてきて、場所と数量の指示だけ出して監督してました。
揃った物品は、台車に乗せて看護学生が各病棟へ運んできてお終い。
その後私が帳簿付けをして在庫管理をし、不足しそうなものの発注準備をして、今日の仕事はすべて終了。
腹も満たされた午後からはもう眠くて眠くて、イスに座ってても思いっきり床に引き込まれそうな感覚に陥ってました。
もちろん何度も意識は失いましたが(^^ゞ

風邪でも流行ってなきゃ、木曜の外来って患者が少なくヒマなんです。
開業医で木曜午後休診ってところが多く見受けられますけど、来るか来ないかわからない患者をただアホヅラして待ってるくらいなら、休みにした方が職員も喜ぶでしょうし、光熱費の節約にもなって一石二鳥です。
当院も休診にしてくれればいいのに・・・、といつもヒマを持て余した外来スタッフと受付事務員が集まって文句をタレるんですが、誰一人として会議の場で公式意見として言う職員はいないし、私も言う勇気はない(^^ゞ

外来は朝からヒマだったんですが、突然外来看護主任の叫び声が待合室から響いてきました。
何事かと思ったら、事務員に総合病院の電話番号を調べさせ、ボタンを押すのももどかしそうに電話をかけ始めました。
待合室を見ると、今日は代休のはずの受付事務員がイスにもたれて「海老」状態になって苦しんでいました。
外来看護主任の電話での説明を聞いて納得、実は昨年11月に腹痛を訴えて総合病院の消化器内科に数日入院してたんです。
その時の診断は「虫垂炎」、いわゆる「盲腸」ってやつ。
未婚女性だから小さくても傷つけるのは可哀想と主治医が判断したそうで（本人談）、オペはせず抗生剤の点滴で炎症の原因となってる菌を殺して、その時は回復したそうなんです（いわゆる「薬で散らす」ってやつ）。
それ以降、昨日の終業時まで普段と変わらぬ元気さだったんですが、今朝未明頃からまた激痛に襲われたらしい。
外来看護主任の説明で、総合病院の看護師から「すぐに来院してください」と受け入れ受諾の返事があり、タクシーに乗って総合病院に直行しました。
その後本人からも家族からも連絡がないので皆で心配してたんですが、連絡ができない状況下に置かれていたんでしょうか。
とすると、また抗生剤の点滴を受けていて電話ができなかったか、緊急もしくは午後からオペという事になって様々な準備がされていて電話できなかったか。
当院の待合室に集まった外来スタッフと受付事務員達は、好き勝手な事を申しておりましたから、ご本人は激痛に耐えながらクシャミをしてたんじゃないかと、その姿を想像した私は笑いをかみ殺すのに苦労しました(^^ゞ
まあ、当然の事ながら午後にはご家族から連絡が来て、今日中にオペをして取ってしまう事になったそうです。
しりゃそうだ。
２度目であれだけ苦しんで、もしまた上手い事散らす事ができたとしても、３度目はもっとひどい状態になる事は医療従事者なら容易に想像できますし、最悪、腹膜炎にでもなって命にかかわる状態になってしまったらシャレじゃ済まされませんから。
外来看護主任がひと言、「結局今日ね、アッペオペ（虫垂炎手術）だって」と笑ってのたまわってた。
それにしても、「海老」になってた受付事務員の姿を見てたら、私のオペしたキズ痕と腸がズキズキ痛んできたのは、やはり反応しちゃったという事なんでしょうか。
私の場合、１年前の昨日がちょうど２回目の手術日でした。
そのトラウマを腸が覚えていたのか、月曜から理由もなく強烈な下痢に悩まされていました。
今日に至っては、もう下痢は治まり、いつもの柔らかい状態に戻ってますから、体って不思議なものですね。

「朝食」
・栄養補助ゼリー飲料

「昼食」
・ワンタン麺

「夕食」
・炒飯
・餃子２個、唐揚１個
・ミニカップ醤油ラーメン
・焼酎のウーロン茶割り

今日のＢＷ：６１．５ｋｇ
最高 マイナス２．９(11:34)、最低 マイナス７．６(06:52)、積雪量９９センチ