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管理人の食卓風景と日常の日記
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今日もまた天気が崩れて、午後8時過ぎ、奥さんが出勤してから猛吹雪になりました。
登別・室蘭の停電ですが、いまだに8千戸以上が停電していて、仮復旧するのが明日の午後になると北電から発表されています。
これとて確実な事じゃない訳ですから、作業に携わる人達の懸命な努力に期待するしかないですね。

さて、今日も入院中の話を。
どのくらいICUに置かれていたのか、ある程度容態が安定して、意識もほぼ戻ったとドクターが判断したんでしょう。
ある時に看護師が何人か来て、私をストレッチャータイプのベッドごと個室へ移動させました。
移された部屋の窓から差し込む外の光がとても眩しく感じ、昼間なんだと言うのは理解できたけど、その時が何時なのかまでは分からなかった。
残念ながら、個室に移されてからしばらくの奥さんとの会話はほとんど覚えていない。
いつ来たのか分からないけど、外科ドクター3人が回診に来た時に、その中の1人が私に「点滴が落ちるのを見てたらおかしくなりますよ」と。
「術後のうつ病になる事があるから、できるだけ窓の外を見てた方がいいですよ」と言ってくれたのははっきりと覚えているんです。
でも、その時にはもう手遅れだったと思うし、うつ病どころの状態じゃ済まない状態になってしまったし。
これ以降の文章は、時系列が自分の中でグチャグチャで時間の感覚も全く分からなくなっていったので、思い出すままに書いていくので、順序は時間の経過とは関係ないことをお断りしておきます。
個室に移って以降は、行き来する意識の中で見た夢が現実と交錯し、夢の中で見ていたであろう出来事ははっきり覚えていて、ふと意識が戻った時には被害妄想、錯乱状態になって、幻覚の中に埋もれてしまってたらしいんです。
個室に移されたその夜だったんでしょうか何日か後だったんでしょうか、夢うつつの中の話ですが、奥さんとテレビを見ていて奥さんが帰るというので私はもう少しテレビを見てから寝ると言い、さあ寝ようと思ったら左手の指に何かが付いてくるのを感じたんです。
それを振り払おうと左手を高く挙げたら、鼻と喉の奥に違和感を感じ、何かヌルヌルした長い管のようなものが出てきました。
更に振り払おうとその管を引き抜こうとすると、右首辺りにもっと多くのひものようなものが付いていたので、それを横に除けようとしたようです。
すると、看護師の大声が聞こえ、「何やってるんですか!IVHが抜けたら大変な事になるでしょ!」と、私の手から管を取って手を振り払いながらもの凄い剣幕で怒鳴ってきました。
「ダメだこれ!」とか、「ちょっと誰か来て!」とか、「ったくもう」とか、「チッ!」と舌打ちする音や声が聞こえた。
そして、ストレッチャータイプのベッドを点滴が何本もぶら下がっていたゲートル台ごと、私を個室から出してどこか別の、窓ガラスから白衣の人達が動いているのが見える部屋に運んでいきました。
その運び方も、怒りにまかせてものすごい勢いとスピードで、ベッドとゲートル台がガチャガチャぶつかる音を響かせ、振り落とされるんじゃないか、ゲートル台を倒しそうにもなったので、それ倒したら点滴のチューブが引っ張られてIVHが抜けてもっと大変な事になるぞと言う感じで運ばれました。
「何かあったらナースコールを押す約束でしょっ!」
「何で私の時にこんなことするかなぁ!」
私としては、まだ意識が朦朧としてたし、自分で何をしたのかさえ理解できてなかったのに、頭ごなしに怒鳴られて虐待ともとれるような言動をされた事で、何も言えずただただ大人しく目をつぶってるしかなかったです。
ところで、緊急入院緊急手術をして、麻酔が覚めてもまだ意識が朦朧としている私に、どこの誰が「ナースコールを押す約束」なんかしたんだ?
そんな意識状態の私に看護師の誰かが言ったとしても、私が理解できる状態だと思ったのか?
しばらくしてこの看護師が戻って来て、「はい口開けて!」と怒ったように言うので口を開けると、ピュッと液体を口の中に入れたんです。
口の中に広がった液体を味わうと、ほんのり甘くて後から多少苦い。
ははぁ、これは統合失調症(以前の精神分裂病)に処方される抗精神病薬のあれだなと、この時はなぜか職業意識が目覚めたんですね。
常に寝たり起きたりしてる自分にこんな薬が効く訳ないと思ったら案の定、この後も寝た振りをしながら幻覚と錯乱状態と普通の意識状態が入れ替わり立ち替わり私の中にあらわれていたようです。
また看護師が来て、「あなたが管を抜いちゃったから、また入れますからね!」と、私が世界一の悪者みたいな言い方で鼻から強引に管を入れて固定して、さらに、「もう抜かないように手袋をしてもらいますから!」と、ミトンの手袋を両手にはめてベッドサイドレールに縛りつけてどこかへ行ってしまいました。
この拘束行為が、私の幻覚と錯乱状態を加速させた原因の1つだと思っています。
夜勤帯で人数が少なくなった看護師が、面倒な患者を眠らせて動けなくしてしまえば、自分の仕事が楽になると考えるのは当然かもしれません。
抗精神病薬の投与も、夜勤当番の医師から指示を貰って私に投与したんでしょうが、3人もいる外科の医師団の誰1人として私の状態を見にも来なかったっていう事は、術後に私のような状態になって経管抜去する患者などざらにいるって事かも。
だったら、そんな患者の対応など何度も経験してるだろうし、異常とも思えるほど怒り狂う看護師の方がおかしいと思うけどね。
どのくらい時間が経ったか、寝たような寝てないような時間が過ぎ、気がつくと縛りつけられたひもをほどこうとしてたし、手袋を外そうとしてた。
無駄な抵抗だったんですが、自分の中では必死に続けてましたね。
そのうち看護師が来て、「寝て下さいね」と、それまでよりは若干口調が柔らかくなっていたけど、相変わらず命令するような言い方で言い放って出て行った。
次に来た時にも「眠れますか?」と聞くので、「いいえ」と答えてみたら、「じゃあ、注射しましょう」と言って注射器を持ってきて、私の二の腕に注射して、「これで眠れますから」と言い、窓から見える別室に行ってしまった。
うつらうつら、寝たり起きたり、意識が消えたり戻ったりを繰り返していたら、周りの声がにぎやかになってくる感じがして、聞き覚えのある声に反応して目を開けると、驚いた表情で「どうしたの?」と私の近寄ってくる奥さんの顔が見えた。
状況は日勤の看護師が説明したんでしょう、「移ったはずの個室に行ったら空っぽでいないから、どうしたのかと思った」と、またまた奥さんにいらん心配をかけてしまった事に、意識が清明になってから反省しました。
でもその時は、自分でも何をしてるかわかってなかったので、どうしようもなかったんです。
奥さんが来た事で、またICUから個室に戻されたんでしょうか。
戻っても、手袋とサイドレールへの拘束はしばらく続きました。
そして、拘束された事に関する夢と幻覚と、外そうとしてベッド上で暴れる行為がどんどん酷くなっていったんです。

私が抜いてしまった管は、胃の中の液体を体外に排出するために入れた管で、その管を入れる前に3度嘔吐していました。
吐物は茶褐色で黒っぽい液体で、どう見ても消化管からの出血が混じっているようにしか見えなかったんですが、その時に来た看護師に聞くと血液じゃないという。
本当かよと思いながらも、管を入れて吸い出したら楽になるというので入れてもらったんですが、その管を入れて固定したのが若い看護師で、鼻から出た管は顔に触れるくらいの位置で固定しなければならないのに、管の中を通る液体が私から見えるくらい顔から離れて固定しちゃったんです。
意識がはっきりしている時は管を流れる液体を見て楽しんでいましたが、朦朧状態では無意識のうちに顔に手を近付けたら、その顔から離れて走る管を引っ掛けてしまう恐れは十分に予想された事でしょう。
これって、明らかに看護師による医療ミスだと思うし、夜勤の看護師の虐待にも似た行為と暴言を文章にして院長宛てや病院本部宛て、マスコミなんかに送付したら・・・、目も当てられない事態になるかもね。

「朝食」
・納豆卵かけごはん
・漬物
・残り物

「昼食」
・鶏南蛮そば

「空腹凌ぎ」
・バナナチップス

「夕食」
・豚汁うどん

「夜食」
・肉まん

今日のBW:61kg
最高5.8(05:15)、最低 マイナス1.4(23:24)、積雪量1センチ

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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