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管理人の食卓風景と日常の日記
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正確な時間は分かりませんが、午前10時半過ぎ頃から雲行きが怪しくなって外が暗くなったと感じました。
私は奥の方でパソコンに向かっていたので外の事は気が付きませんでしたが、玄関が見える側にいた助手が「凄い雨!」と騒ぎ始めました。
時間は大体11時前くらいだったと。
私が玄関ドアから見える外の風景を見ると、白く糸を引いた様な雨が強烈に降っているのが見えました。
バケツをひっくり返したとかスコールの様なとか、どちらも見た事がありませんけど、そう表現するのが適当だと感じるような激しい降り方でした。
玄関先に出てみると、確かに激しい降り方で、車もワイパーを全速で動かしていても追い付かないような降り方。
遠くからは雷の音も聞こえて来ました。
その時はまだ過去に見た事がある程度の降り方だったので、またデスクに戻って仕事を始めたんですが、すぐにまた助手が「わぁ~!」と声を上げて、何人かの職員が玄関前に集まってくる気配を感じたので、私も仕事の手を止めて見に行きました。
そこには、未だかつて見た事がないような風景が展開されていたんです。
文字で表現するのは難しいんですが、コイン洗車場の強力なジェットシャワーを全開にして横に吹き付けているような、ジェットバスの吹き出し口が空にある様な、そんな感じの降り方でした。
降ってると言うより流れてると言うか、落ちてると言うか吹いてると言うか、雨の水しぶきで白いカーテンがかかったように見え、雨とともに風が強く吹いてきたものだから、一層激しいジェットシャワーのようになってしまいました。
傾斜のある道路は降った雨水が川のように流れ、当院の駐車場は傾斜を付けてあるんですが、雨水がその末端をめがけていっせいに集まって流れ、排水溝は今にもあふれんばかりの濁流になり、管理課の職員と事務長が院内に流れ込まないように監視をしていました。
その強烈な豪雨は20分も続いたでしょうか、外来患者は帰るに帰れず、玄関前を走る車も自重してたのか台数は少なく、様子を見ればいいのに若い女性が1人、当院前を傘をさして歩いて行きましたが、傘など役に立たず、道路で跳ね返った雨水で下半身もずぶ濡れの様でした。
そんな中、問屋の配達の車が当院前に停まりました。
この問屋の当院への配送担当はこの職種には珍しく小柄な細身の若い女性なんですが、私も含めて外来スタッフや受付事務員が外の様子を茫然と見つめている中を、荷物を入れた大きなバッグを肩に抱えて車から降りて当院に駆け込んで来ました。
車から当院玄関まで、時間にしてわずか2秒ほど、距離にしても10歩分位しかないんですが、車から降りてドアを閉めて当院玄関のひさしにたどり着くまでに、髪はシャワーを浴びた直後のようになり、作業服は雨に濡れて上半身のほとんどが変色してました。
皆が見てたと知った彼女は照れ臭そうに笑いながら荷物を出して、「凄いですねぇ~」と言いながらも、また豪雨の中を作業服を頭にかぶる様にして車まで走って行きました。
見てたら、全く作業服の傘は役に立ってなかったみたいで、車のドアを開けた時には全身ずぶ濡れになってたようです。
配達の彼女が当院に入って来たと同時に、往診に行ってた院長と看護師を乗せた車が玄関前に到着しました。
受付事務員が傘を持って車に駆け寄ろうとしたんですが、看護師の1人は車からダッシュで降りて来て、院長ともう1人の看護師はこれでは降りられないと、そのまま車庫に車を入れさせて降りてきたので濡れずに済んだようです。
管理課の運転専門職員は元々プロドライバーなんですが、長いドライバー生活の中でもここまで凄い雨の中を走った事はないと言ってました。
走行中には、低地の方でマンホールのフタがあふれた雨水で持ちあがっているのが見えたと。
その後、降り始めから30分位経ったでしょうか、ようやく豪雨をもたらした雨雲が移動したらしく小降りになってきましたが、豪雨による氾濫や土砂災害を警戒してか、消防車が何台もサイレンを鳴らして走って行きました。
昼を過ぎてもパラパラと降ってはいましたが、私が昼休みを終えて病院に戻る時にはすでに雨は上がって陽が射し、気温も上がって水たまりも一気に乾き始めていました。
おかげで午後からは湿度が高くて、強めのエアコン運転にしてしまいました。
通り雨と言うにはあまりにも強烈で、これが最近よく聞かれる「ゲリラ豪雨」なのかなと。
公式発表では、1時間に15.5ミリの降雨を観測したとなっていますが、この数字があの激しい降り方を意味するんだと言われても、なかなか連動しないんですよ。
例えば「15センチの降雪」と言われれば、雪国の私達には「相当降ったね」と実感が沸くんですが、雨の15ミリって流れたり地面に染み込んだりする分があるので、残った水たまりだけを見ても実感として受け取れないんですよ。
でも、あの時の集中豪雨は凄かったという記憶だけはしっかりと、この先も語り草として残って行く事でしょう。

いや~、それにしても凄かった。
できる事なら、傘も何もなしであの豪雨の中を歩いてみたかったと、今だからこそ戯言(ざれごと)の1つも言ってみたくなりました。
確かに今朝の天気予報では、わが街周辺では朝のうちに雨が降るかもと言っていましたが、記号を見れば傘マークなど出ていなかったはず。
誰もこんな短時間集中豪雨が襲ってくるんなんて、予想だにしてませんでしたから、会う人会う人、今日午後の挨拶は「いや~凄い雨だったねぇ」となりました。
わが街も含めて、どこにも被害が出てなければいいんですけど。
火山噴火、大地震、大津波、台風被害、集中豪雨による土砂災害。
今年は、自然災害が猛威をふるう年回りなんでしょうか。
もうこれ以上は被害が出ないよう、心から祈りたいものです。

「朝食」
・ごはん
・漬物
・ネギ納豆
・鶏塩焼き缶

「昼食」
・スパゲティーミートソース

「夕食」
・カレーライス
・らっきょう
・焼酎のウーロン茶割り

今日のBW:65kg
最高25.1、最低17.5

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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