落ちました

先週の後半から、ゴールデンウイークの長期投薬に向けて、入院患者の薬の大量調剤をスタートさせました。いつもは、１週間分の薬を前の週に１週間かけて作るんですが、ゴールデンウイークと年末年始は２、３日で１週間分のペースで作っていきます。
ご存知のように薬には、メーカーが作ったままのヒート（シート）包装のものと、漢方薬のように１回分がアルミの袋に包装されたもの、そして病院の名前が入った、１回分が透明のビニールや半透明の袋にまとめて作ってあるものがあります。この最後の病院の名前や患者の名前、朝昼夕と飲み方や日付が入ったもので薬をまとめて作ることを「分包する」と言い、袋になっている部分を「分包紙」と言います。その「分包」された薬を作る機械を「分包機」と呼びますが、最大で４５回分、１日３回飲む薬を作る時は１５日分しか作れません。うちの病院の分包機は、４２回分、同じく１４日分しか作れません。
今回は、来週一杯までに５週間分を作ってしまう予定で、今日までに２週間分は出来上がりました。あと３週間分で楽勝と思われるでしょうが、ところがうちの病院の特徴として、錠剤やカプセル剤が飲めない患者がかなり多く入院しているため、これらを粉砕して分包する作業が非常に手間がかかり時間を食うんです。錠剤・カプセル剤の他に、散剤やシロップ剤を販売しているものはそれを利用していますが、そうでないものは錠剤は粉砕し、カプセル剤は１つ１つカプセルをはずして粉にし、１回分づつに分包し直して、その内容が何の薬であるかを１包１包分包紙に薬品名を書かなければならないんです。パソコンで印字できる装置は導入していないので、すべて手作業です。
昨日トラブルがあったからと言う訳ではありませんが、大量に調剤するのでたった１つのミスを修正するのも、とてつもない時間と労力を要する事になるため、普段は横で監督（口を出すだけ）している私が前面に出て調剤をしています。
先月、ちょっと試しに本気で調剤してみたら、何も他の仕事がなければ１週間分の薬は１日で、しかも一つの間違いもなく調剤する事ができました。昨年４月からは、もう一人の薬剤師に調剤のすべてを任せていて、私はまったくタッチしていなかったんですが、腕は落ちていませんでした。が、体力は格段に落ちていて、１時間も調剤（立ち仕事）をしていると足が痛くなって、すぐに休憩してしまいます。まったく、情けないったらありゃしません(*￣m￣)ノ彡☆ﾋﾟｼｯ

「朝食」
・ごはん
・長ねぎとわかめの味噌汁
・焼鮭
・辛子明太子
・残り物

「昼食」
・刻みきつねそば

「夕食」
・ごはん
・ビーフシチュー（牛スネ肉、ジャガイモ、人参、玉ねぎ）
・タコザンギ、千切り春キャベツ添え
・ブロッコリーとレタスのサラダ、オリジナル和風ソース

「デザート」
・抹茶クリームロールケーキ

今日のＢＷ：７８ｋｇ(-_-;)