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管理人の食卓風景と日常の日記
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昨日の日記に書いた通り昨夜は夕方から気温が一気に下がり、寿司屋までの距離が非常に遠く感じた程、慎重に慎重に滑って転ばないようにゆっくり地面を見ながら歩きました。
夏靴で行く!なんて見栄を切りましたけど、とてもそんな言葉を実行できるような路面状態じゃありませんでしたね。
前言撤回!仕事が終わって帰宅と同時に冬用の靴を下駄箱から引っ張り出しましたもん;
それでも今シーズン初体験のアイスバーン、氷の上に乗った途端ズリッっとなったのが何度も。
おかげでいつもの寿司屋に着いた時には、足腰が痛くなってしまいました。
重心を落として歩いたので、下半身に変な力が入ってしまったせいですね。
まあ、飲んでしまえば痛さなんか吹っ飛びましたが(^^ゞ
そしていつものように美味しい魚を頂いて、調子に乗って2軒目へ突撃しましたが、その時にはもう慣れたもの、中途半端に酔ってる方が滑らなかったりして。

美味しい魚で思い出しましたが、最近の温泉ホテルのバイキングは、朝も夕も北海道らしい海鮮料理が少ないと思う。
食材は、そこそこその土地の物を使っていると表示しているけど、どうなんだろう?
例えば、カニを全面に強調したプランとか、テレビコマーシャルで頻繁に流れてますね。。
タラバガニはどこで獲れるか知ってますか?
今年行った函館の朝市で大量にタラバガニが売られてましたが、可笑しくてバカバカしくて呆れて物も言えませんでした。
日本の領海で獲れるタラバガニなど、市場に出回ってる物のほんの数パーセントもないんです。
ほとんどがロシアからの輸入物か、今は規制が厳しくなったので量は減りましたけどロシアからの密輸品がほとんどです。
ズワイガニって、名前は各地で違っても、全国どこででも食べれるでしょう。
北海道に来なければ食べられないってものじゃないですよ。
毛ガニならそうかもしれませんが、でも身がビッチリ入った毛ガニを大量に提供するとしたら、とてつもない予算が掛るでしょうし、大体そんなに立派な毛ガニが大量に獲れるはずがないんです。
乱獲の影響で収獲量が減っているから、漁業者も卸や顧客からのリクエストに応えるため、数さえ揃えればいいとなってしまい、脱皮直後の殻は柔らかく身がスカスカなものまで獲ってしまうので、なお良質な毛ガニが少なくなってしまうんです。
だからと言って、道東のごく一部のホテル以外はオホーツクの「花咲ガニ」を出すところはありません。
殻は非常に硬くて身を剥くのに難儀しますけど、味はカニですよ。
カニのような恰好した偽物のヤドカリであるタラバガニとは違い、正真正銘のカニなんですけど、知名度の低さからかあまり出回りませんしね。
部屋食では海鮮を使った鍋は少なくなったようですけど、以前はどこへ行っても鍋また鍋。
お膳に付いた一人用鍋は「浜鍋」、「磯鍋」、「寄せ鍋」、「漁師鍋」などと名付けられて、鮭・鱈・赤魚のような切り身と野菜が入り、味付けは大概ショウガ風味の薄い味噌仕立て。
ダシに、小さな殻付き頭付きの海老と、事前に茹でて多分旨味など全部流れ出してしまっているであろうベビーホタテが各1つづつ。
道内各地を回ってる本州からの旅行者が言ってる記事を読みましたけど、「北海道のホテルはどこも同じ物しか出さない」と。
同じ刺身に同じ鍋ばかりで、飽きてしまうと。
バイキングでも同じことが言える。
たまたま私が取って来る料理が、ありきたりの特徴のない料理ばかりとは限らない。
取りあえずは一通り見て、今時期にこれ?などと言うものは持ってこないからかも知れないが。
10年近く前に泊ったある温泉地では、真夏にイクラの寿司かい!と怒りの投書をした事がありました。
どこへ行っても刺身はマグロ?
確かに青森の大間に代表されるように津軽海峡付近では本マグロが獲れ、函館近辺の松前や戸井でもマグロ漁で有名な事は間違いありません。
でもそれが北海道を代表する様な食材かと聞かれると、否と返事するしかありません。
朝食の焼魚には、鮭かサバ。
大勢が宿泊するホテルでは、焼いているヒマなどありませんから、焼魚じゃなく蒸し魚で提供しているとテレビで見た事があります。
でも水っぽくては嘘臭くバレてしまうので、熱をかけて水分を飛ばす工程を経るから、どことなく燻製っぽい様な匂いがして、身はパサパサで堅く引き締まっている。
提供される魚が鮭ならまだちょっとは「らしい」と思うけど、果たしてサバは「らしい」に該当するだろうか。
確かに北海道でもサバは獲れますし、スーパーでも売ってますが、北海道を代表する魚ですかね。
本州のサバを安く仕入れて提供している、それが本当のところだと思うんですが、誰も不思議に思わないんでしょうか。
北海道なら何故「ホッケ」くらい使わないんだろうか。
巨大な脂の乗った「ツボダイ」だって、あっさりした「タラ」だっていいじゃないか。
先日の夕食時に、「ドナルドソン」の刺身がありましたけど、何だか分かります?
「ドナルドソン博士」により交配と品種改良された養殖のニジマスを「ドナルドソンニジマス」と名付けてブランド化し、売り出してるんです。
洞爺湖で養殖されたドナルドソンを食べた事がありますが、これはこれで良いでしょう。
ホタテの刺身もよく出されますが、ホタテの養殖は東北地方でも広く行われていますから、北海道特産と名乗るには無理があるかも知れません。
ならば、同じ貝類の「ホッキ」や「ツブ」の方が「らしい」と思いますが、滅多にホテルではお目にかかりませんね。
収獲量が極端に少ない訳でない物なので、供給態勢か価格の面で問題があるのかもしれませんが、部屋食プランで全国的に有名でどこでも手に入る「アワビ」を使う位なら、「ホッキ」や「ツブ」などを出した方が物珍しくて良いんじゃないかと思いますが。
「イカ」は安く大量に入手できますから、非常に経営的に優等生でしょう。
イカはどこにでも生息していますが、それを前面に押し出した函館は賢い選択でした。
「タコ」は見た事がありませんね、こういった食事の場では。
8月に稚内のホテルで「タコしゃぶ」が出されましたが、原価は安いのに高級っぽい仕立てになってました。
北海道沿岸で獲れ、特に日本海側の物が有名な「ミズダコ」なんですけどね。
体長3メートル以上にもなる世界最大のタコですが、柔らかくて歯触りが非常に良いタコなんですよ。
イカもタコも、安く入手しやすくて美味しいのに、イメージが良くないんでしょうか。
カジカ、カスベ、ゴッコ、キンキ、ハッカク、ソイ、コマイ・・・など。
キャペリンじゃなく本物のシシャモを、太いのが当たり前のシャコを、提供する勇気ある温泉ホテルはないかぁ~!

「昨夜のお品書き」(いつもの寿司屋)
・ふぐ皮の湯引き
・お造り(小樽産子持ち秋しゃこ、鮭児、ヤリイカ)
・タイの兜煮
・ヒラメ薄造り、あん肝ソース
・鮭児カマの塩焼き
・たちポン(マダラの白子のポン酢和え)
・たち天ぷら
・焼きガキ
・握り(海水ウニ②、サビ巻き)
・ブリカマの粕汁
・中生
・冷酒

「昨夜の2軒目」(スナック)
・ウイスキーの水割り

「今日の昼食」
・カップうどん
・納豆卵かけご飯

「今日の夕食」
・鍋焼きカレーうどん
・ごはん
・漬物
・サバ煮マヨ正

「デザート」
・アイスクリーム(エスプレッソラテ)

今日のBW:75kg

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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