ヘンなおじさん

いや～、やっぱり今週は長い！
まだ木曜だもんねぇ～；
でも今日は午前勤務。
仕事が終わってすぐに奥さんと二人で、再入院した父のお見舞いに行ってきました。
行きのバスの中では、最近のネムネム病のため「ブタイビキ」で爆睡。
病院に着き、病室に入ろうとすると、ちょうど父のベッドの所に処置カートが置いてあるのが見え、看護師の後ろ姿が見えたのであわてて廊下に出て、待つ事しばし。
漏れ聞こえた声から想像すると、点滴の針が入らないとか、こんな点滴必要ないとか何とか。
10分ほど待ってようやく処置が終わったようなので、病室に入り父から現在の状況を聞いて、連休前なので今は何もしないらしいと言う事で安心し、病院を後にしました。
昼食抜きのままタッチ＆ゴーで出てきていたので、二人ともめまいがしそうなほどの空腹状態。
とりあえず駅まで戻って、どこでもいいから何か食べよう。
でも、もう時間はすでに午後３時前。
今ガッツリ食べてしまうと、今度は夕食が食べられなくなるなと話していたら、じゃあ回転寿司でもどう？と奥さんから提案があって、各自ほどほどにセーブしながら食べて空腹を満たすと言う条件で回転寿司屋に入りました。
店のほうに歩いていくと、私達の前に男性一人がその回転寿司屋に入るのが見え、後を追うように私達も入りました。
時間も時間ですから、店の座席は空いており、適当な所に腰かけていざ食べる準備を始めると、先に入った男性がイス２つ分横に座りました。
見るからにどこか怪しげな男性。
身なりはきちっとしていましたが、オールバックでスーツ姿に伊達マフラー？小さなカバンを横に置き、いかにもおしゃれに気を使っているぞと言うのが見え見えの、どこか芸能界・テレビ業界人風の風情なんです。
気にも留めずこちらはこちらで湯呑にティーバッグとお湯を入れ、醤油皿に醤油を入れてさあ食うぞと寿司のレーンを見ると、横の男性がどうしても目に入るんですよ。
その男性、おもむろに醤油皿を２枚、自分の前に並べたんです。
何故２枚？？？
１枚にガリを山盛りに置き、もう１枚には醤油を入れました。
まあここまでならガリが好きな人なんだで終わったんでしょうけど、もう１枚の醤油の入った皿に、カウンターに置いてあった小瓶からワサビを大量にとり出して皿に入れ、何と！指で醤油とマゼマゼし始めました！！！
はぁ～と思いながらも、こちらは食べるのに必死。
この時間はさすがに客が少ないからと言う理由で、レーンにはあまり寿司を流してないそうで、お好みのものを注文してくださいと言われていました。
以前に、レーンに寿司を流していない回転寿司屋の事で怒り狂った事がありました。
回ってくるのを好き好きにとって食べるのが回転寿司であって、一々注文しなければならないなら最初から普通の回らない寿司屋へ行くって言いました。
けどさすがに、この時間に豊富に寿司を流せと言うのは無理難題だと、私もそう思うから文句は言いません。
他の数少ない客も、思い思いに注文して食べていました。
で、横の変わった男性も注文した・・・んですけど、声が小さいから店の人も聞き取りづらかったでしょうね。
行き付けの高級すし店と勘違いしてるんじゃねえの？ってな感じで、ボソッと言うんです。
「ビントロ」、「甘エビ」、「小柱」ってね。
それ自体は客と店の人間とのやり取りなので、私が「声が小さいっ！」と文句を言う筋合いじゃないので別にいいんですけどね。
ただこの人、注文してる内容からして北海道の人間ではないことは分かりました。
でまあ、５皿６皿くらい食べたんでしょうかこの男性、私には聞こえなかったんですがすぐ横に座った奥さんから後で聞くと、一番最後に「ヤマ」とボソッと言って席を立ったんだそうです。
恐らく「おあいそ、お勘定、会計」の事を言ってるんだと思いますけど、調べてみたら「山を登ったら、それより上には何もありません。転じて、何もないことを意味します。そこから、「ヤマにする」で「捨てる」ということを意味します。」もしくは「多くの飲食業でネタ切れを意味します。「大トロは次出たら山ね」という感じで使います。」又は「笹の別名、山からとってくるので」とありました。
ん～～～、「もう何も食べないよ」と言う事を言いたかったのか、それとも「自分が食べたいネタはもうない」とでも言いたかったのか不明です。
回転寿司屋で通ぶってる、何だかとっても勘違いも甚だしい男性でしたね。

「朝食」
・ロールパン
・スモークサーモンとサラミのトルティーヤ
・コーヒー

「昼食」（札幌の回転寿司）
・ホタテ、生ホッキ、ボタンエビ、生ツブ、タチ軍艦、氷下魚、赤貝

「夕食」
・ふかひれ弁当（宮城県 泉月）
・漬物各種
・牛スジと大根の煮物
・ごはん追加

今日のＢＷ：７９ｋｇ