プレゼント

今日は、私達と親しくしていた女性の友人（享年２８歳）の、一周忌の法要に出席してきました。
今日また、いつまでも美しく変わらない彼女の遺影を見て、読経中に１年前のあの日のことを思い出していました。
明るくて元気な彼女が、急にクモ膜下出血で倒れて、家族に発見された時には既に心肺停止状態で、循環器科に運ばれて心拍と呼吸は戻ったものの、脳外科医の診察と検査の結果、脳出血は手の施しようが無かったそうでした。対症療法では如何ともしがたく、約１週間の入院の末、薬石効なく、短い人生を閉じてしまいました。
彼女と最後に会ったのは、一昨年の年末でした。その後、私の２度目の入院もあり、しばらくはメールのやり取りだけで会っていなかったんですが、久しぶりに私の職場に顔を出しに行くとメールが来て、時間などを約束してメールを終わらせたのが、彼女が倒れる前日の夕方でした。今でも、最後のメールから前の１５通は保護して保存してあります。それ以前のは、まさかこんな事になるとは思わないので、お互い永久にメールができると思うじゃないですか。残念ながら、消えてしまっていました。
この彼女には、私達の結婚式に出席してもらい、無理を言って披露宴で奥さんの友人代表のご挨拶を頂き、更には歌まで披露してもらった、心から信頼できる友人でした。この時の様子は、ホテルと別の友人が撮影したビデオに映像として残されて、私達が保管しています。
携帯メールでのやり取りは、主のいなくなった携帯の受信記録と送信記録で、ご家族も見て知っているでしょうし、このビデオも結婚式後に彼女が見たいと言ったので、レンタルした時に一緒に見ているかもしれません。でも、いつか、ご家族の要望があれば、いつまでも変わらない、いつもの姿と声の彼女が映ったビデオをダビングしてあるので、お渡ししたいと考えています。
１年前の最後のメールの日、私に私の職場に来たいと言ったのは、奥さんへの誕生日プレゼントを持ってくるつもりだったようです。私、奥さんと彼女は、誕生日にプレゼントのやり取りを続けていました。お通夜の日、彼女のお母さんから誕生日用の花を予約してと言われていたと告げられました。でも、こんな状態になってしまったので、お渡しして良いのか迷ったんですと、逆に謝られてしまったんです。そして今日、一周忌法要の１６日は、奥さんの誕生日でした。律儀な彼女でしたので、遠い空からお祝いしてくれていたのかもしれません。
名目は違いますが、読経後にすばらしい会席料理を用意して頂いて、彼女から奥さんへのお祝いだと思わせて頂きました。
ありがとうな。じゃあ、またな(^^)/

「朝食」
・ごはん
・ネギとわかめの味噌汁
・アジの干物
・鶏肉の玉子とじカレー風味

「昼食」（法事の会席料理）
・刺身（マグロ、イカ、甘えび、ホタテ、ソイ）
・煮物（赤魚、高野豆腐、さやいんげん、人参、里芋）
・酢の物（カニ大根巻き、サーモン大根巻き、じゅんさい）
・筍と雲丹のくず餡蒸し
・珍味（ワカサギの甘露煮、揚げオクラ、タコの柔らか煮）
・子持ちハタハタのから揚げ、揚げシシトウ
・カキとホタテ貝柱とパインのグラタン風
・握り（マグロ、エビ、紅トロ、イクラ、ホタテ）
・素麺と海草のお吸い物
・イチゴ、ストロベリーアイスクリーム

「おやつ」
・ショートケーキ

「夕食」
・ごはん
・焼肉（和牛肩ロース、和牛カルビ、牛バラカルビ、豚カルビ、アスパラ、人参、椎茸、玉ねぎ、ピーマン）
・ノンアルコールビール

今日のＢＷ：７８ｋｇ