昨日の事

いろいろな思い出にふけり、悲しみを新たにした法事の後で、サプライズプレゼントがあったり、ささやかな誕生祝いをして楽しんだりと様々な事があった昨日一日でした。

一周忌法要の会場で椅子に座って時間になるのを待っていると、時間より数分早く僧侶が到着しました。どんなお坊さんかなと見ると、「・・・・・（汗）」。どう見ても、２０歳代中から後半にしか見えません。大丈夫かなと思いつつ、読経も済んでお説教に入るとイヤな予感が的中しました。普通は仏の教えに絡めて、故人の事を悼み、更に参列者にに説法をするんですが、この若い？坊さん、しどろもどろで言ってる事に脈絡がなく、仕舞いには自分でとりとめもない話になってしまったと苦笑いする始末。あのねお坊さん、お経の勉強も大事だ
けど、もう少し人生の勉強もすればありがたい説教が出来るようになると思うよ。まあ、何事も経験ですからね。

会場は、クロスを引いたフロアに椅子席でした。読経中にキャスターの付いた焼香台をまわして、各自座ったまま焼香していたんですが、親族の男性が焼香台を後ろに回そうと台を動かした瞬間、スローモーションのように奥さんの斜め前に「ダ～ン！」と、倒してしまいました。慌てた男性は、すぐに台を起し、香炉から飛び出した火の着いた香木を手で拾おうとしましたが、何せほとんど炭状態に熱くなっていたので拾うに拾えず、かと言ってそのままにしておくと床に火が着いてしまうので、足で蹴ったりとしていましたが、とうとう靴で踏みつけて消してしまいました。結果は、カーペット状のクロスが真っ黒に、恐らく焦げてしまったでしょう。笑うに笑えず、かと言って読経中なので手を出す事もできずにいましたが、香木もお香もぶちまけて何もなくなった焼香台を廻してきて、何事もなかったかのように神妙に読経を聞きだしました。

亡くなった彼女にはフィアンセがいたんですが、その事も私に直接会って報告しようとしていたらしいんです。ですから、その男性の事は知らず、通夜の時にチラッと見ただけでした。恐らくその男性だろう人が法事に来ていましたが、何とまあ態度のでかい事！出しゃばっている訳ではないんですが、会食中も椅子からずり落ちそうなくらいふんぞり返っているし、参列者のほとんどが女性だったのと、法事が昼間だった事もあり、みんなビールを少し飲んでいるだけの中で、一人で焼酎のビンを抱えてガンガン飲んでいました。淋しさ・悲しさのあまりと言う風でもなく。彼女が亡くなってからの事はプライベートな事なので、どういう話になったのかは分かりませんが、参列するのは当然としても何だかとっても「感じ悪ぅ～」ってな感じでした。あんな男に、あの娘はヤラん！

彼女のお母さん、私の職場の近所の病院の看護師です。お母さんの事は、彼女を通してよく知っていましたし、私の事も彼女を通して知られていました。ところが、初めて会ったのはお通夜の席で、直接言葉を交わしたのもその場が初めてでした。今回の会席の場では、隣に座られたんですが、話す内容が仕事の事なんです。薬の話、医療点数改正の話で、彼女の話はこれっぽっちも出ませんでした。同業者の気安さとお互いの事は彼女からの話でよく知っているからなのか、私に対してはお客さん扱いではなく、昔からの知り合いみたいな感じでした。生前、よく彼女が言っていました。「うちのかあさん、ヘンなんだわぁ」。帰る前に、遺影に向かい手を合わせながら、「あなたの仰る通りでしたよ」と、心の中で呟いたのは言うまでもありません。
合掌。

「朝食」
・昨日あれだけ食べたんですから^^;

「昼食」
・中華そば

「夕食」
・筍ご飯
・にゅう麺（人参、わかめ入り）
・高野豆腐の刻み筍入りはさみ揚げ、銀あんかけ
・タラの芽の素揚げ
・イカ、アスパラ、ピーマン、人参のマリネ

「デザート」
・ショートケーキ

今日のＢＷ：７７．５ｋｇ