忍者ブログ
管理人の食卓風景と日常の日記
[1301] [1300] [1299] [1298] [1297] [1296] [1295] [1294] [1293] [1292] [1291]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

一昨日のセンターの内科医は、おそらく大学からの、看護師が言っていましたが初の出向だったようです。
ですから処方せんも、大学病院では通用するが一般病院や救急センターのようなところでは全く通用しない処方せんの書き方をしていたんです。
処方せんに書いてある医薬品の数量って、通例として1日分の量を書き、更に下に何日分投薬しなさいと言うことを書くんです。
ところがこのドクター(見たところ研修医のよう)、医薬品名とその含有量は書いてくるものの、1日の投与量と投与日数を全く書いてこないんです。
こんなのは大学病院だって書類不備ではねられるでしょう。
仕方なく、私が2度聞きに(言いに)ドクターの元へ行きました。
すると、「えっ!?じゃあこれでいいのかな?」と書き直してくれましたが、これがほとんどデタラメに近いものでした。
会話の中で私がドクターの意図するところを理解したので、事務員と看護師に直してもらいましたが、その後も意味不明の処方せんを何度か書き、一度看護師が直接ドクターに聞いたところ頑として間違いを直さなかったそうです。
未熟な医師にありがちな、変なプライドがこいつにもあるんだと思いました。
どの分野が専門なのか知りませんが、何とかの一つ覚えのように、ちょっと咳が強い患者には軒並み「気管支拡張剤」の吸入を処方するんです。
あろうことか、大人用の吸入剤を2歳の子供にまで処方する始末。
確かに計算上は1吸入分の用量は多過ぎもせず問題ないんですが!2歳の子供に「息を吸って吐いて、ハイ吸いながら吸入器から出てくるパウダー(薬剤の粉末)を一緒に吸って、ハイ10秒間息を止めて」ってな指示を聞いてやってくれると思いますか?
そんなの無理に決まってるでしょ!!!
看護師もその子の親も困ってしまって、でも変更してくれないと看護師はブツブツ言ってました。
できるもんなら自分が実際に2歳の子供に吸入させてみろってぇのと私もブチブチ言いながら、その子の母親に「先生の指示なのでこの吸入をお渡ししますが、お子さんが咳で苦しそうにしていてもできるだけこの薬は使わないで、明日朝すぐに休日当番病院へ行ってくださいね」と言うと、お母さんも苦笑いしながら納得して帰って行きました。
たまたま偶然ですが、翌日(今日ですね)の休日当番病院は小児科が当たっていたのが幸いでした。
そんな感じで、本来は気管支喘息の人しか使えない吸入剤をバンバン処方するので、滅多に出ないからさほど在庫していなかった吸入剤が品切れになってしまいました(薬剤師がおかしいと思っても、医師が喘息だと診断してしまった以上は疑うわけにいきませんから)
5日6日も問屋は休みでもセンターはやってますから品切れのままにしておくわけにはいきませんので、誠に申し訳なかったんですが午後11時55分に問屋の当番者に電話して急ぎ配達してもらうことにしました。
当然寝てましたよ、担当者は。
本当に申し訳なかったです、こんなとんでもない時間に配達なんて。
それもこれもこの「トンでもドクター」のせいですよ!
とんでもない、もう一つの話です。
診察開始の午後6時から約30分ほどは患者が一人も来ず、まさかこのまま誰も・・・なんて結局夢でしたけど。
午後7時前に来院した30歳くらいの母親と4歳の女の子、受付で「水ぼうそうみたいなんです」と。
診察を終え、解熱剤の坐薬を処方されて帰っていきましたが、私は「???」。
入浴中に子供の湿疹を見て水ぼうそうだと申告してきたようなんですが、子供は待合室の椅子の上で飛び跳ねて遊んでいましたし、検温でも熱は平熱だったようでした。
で私が「???」なのは、例え水ぼうそうだったとしても、急病センターへ来てまで何を求めているのだろうかと言うことです。
夜の病気=センターと言う図式は、全国的に問題になっている「夜間救急のコンビニ化」そのものです。
発疹が出ている以上いまさらワクチンの接種などできませんし、水ぼうそうの治療を求めて来院したなら、それこそ急病と言う範疇からは大きく外れたお門違いの来院と言うことになるでしょう。
それともこの母親は、水ぼうそうであるということを確認してもらうためだけに来院したのでしょうか。
だとすると、予診・問診などの診察行為やカルテへの記載と処方せんの発行などに費やされた時間、他にも具合の悪い患者が待っていた訳ですから、「もしも」とか「心配だから」と言う理由だけでセンターを受診したのなら、病気への無知にも程があると思うんです。
極論を許されるなら、その母親の自己満足のために他の重症患者の受診を遅らせた犯罪行為にも等しいと思います。
まあそこまで言ってしまうと、「あんたに母親の気持ちの何が分かるか!」と非難されるのは間違いないでしょう。
子供がぐったりして動かないと言うならまだしも、熱もなく元気な状態で来院しているんですから、翌日の朝まで様子を見て休日当番病院を受診してもよかったんじゃないんでしょうか。
ついでにもう一つ。
喘息発作が悪化して受診した22歳の女性。
処方せんが回ってきて、これまた上で書いた吸入剤が出されていたので、その通り説明して渡そうとしたところ、「その吸入、効かないんです」と。
横から付き添ってきた彼氏らしい男が、「だから点滴して欲しいって言ってるのに」と口を尖らせて私に苦情を言うんです。
すぐに看護師にそのことを伝え、お望みどおり点滴となりましたけど、「あなたは診察の時に、この吸入剤を使っていて今は効果がないこと、そのため点滴をして欲しいことを医者に伝えてないのか?」
私のほうがこの患者に苦情を言いたかったですよ(怒怒怒)
どんなに医者の前で良い子になっても、苦痛は取り除かれませんから、伝えるべき事はちゃんと伝えましょうね。

「昼食」(ラーメン屋)
・味噌ラーメン
・餃子
・ライス

「夕食」
・若鶏半身揚げ
・野菜スティック(キュウリ、セロリ、人参)
・缶ビール

今日のBW:79.5kg

拍手[0回]

PR
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
お客さま数
                                                       
プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]