おバカな二人

昼食を終わって職場に戻る時、今夜夜勤の奥さんが私と一緒に出て、夜食やおやつなどを買いにコンビニと他の店へ行こうとしました。
私がエレベーターを呼び、奥さんが玄関の鍵を掛けていざエレベーターで下がろうと乗った時、「あっ！」と奥さんが叫び、クレカは持ったけどお金を忘れたと言い出し、エレベーターを降りて自宅に戻っていきました。
その間私もエレベーターから降りて、奥さんがお金を持って戻ってくるのを待っていましたら、閉じたエレベーターが上の階の方へ行ってしまいました。
「だから、あけて待っててって言ったのに！」と奥さん。
開けたまま待っていたら、もし他の人が使うために呼んでもエレベーターが来ないとなれば、申し訳ないだろうと思ったんです。
実際に、その通りになったわけですから。
そんなこんなで、二人でエレベーターが降りてくるのを待ち、上から降りてきたエレベータが見えたので、このまま私達の階で止まって乗るつもりで体を前に出そうと重心をほんの少し動かした瞬間、エレベーターは何事もなかったように上の階で乗った人を乗せたまま下へ降りていってしまいました。
「？？？？？？？？？？」
自分達の目の前で止まって、自分たちが乗るはずだったエレベーターが素通りしてしまった。
その時、二人とも何が起きたかまったく把握できませんでした。
そうです！
最初にエレベーターを呼んだ時は、当然ボタンを押して呼んでいました。
ところが予定外の事が起き、更にエレベーターが上の階に行ってしまったため、このエレベーターは上から私達の階へ戻ってくる「はずだ」と思い込んでしまっていたんでしょう。
二人のどちらもが、ボタンも押さずエレベーターが降りてくるのを待っていました。
ボタンを押していないエレベーターが、人が待ってるのを見つけて勝手に止まってくれるはずなどなく、そのまま上で乗った人の指示通りに１階まで直行してしまったと言うわけです。
そんな事とはつゆ知らず、真面目な顔をして二人並んで止まるはずのないエレベーターの扉が開くのを待ってたんですよ。
その事にようやく気付いた私と奥さんは、エレベーターホールで大爆笑してしまいました。
「私、あなたの事を信じてたから押さなかったのに」と奥さん。
「お互い様だって！気付いたら押せよな！」と私。
箸が転がってもおかしい年頃などとうの昔に過ぎ去った二人なんですが、あまりにも馬鹿馬鹿しくてしばらく笑いが止まりませんでした。
ねっ、はんかくさい（間抜けな）夫婦でしょ(^^)v

「昼食」
・ぶっかけそば（卵、わかめ、揚げ玉、長ネギ）

「夕食」
・ごはん
・漬物
・鮭の蒸し焼
・残り物

今日のＢＷ：７８．５ｋｇ