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管理人の食卓風景と日常の日記
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昼頃、待合室に出て、常連患者さんとお話をしました。
この患者さん、70才過ぎの女性で、三姉妹で当院に掛かっている方です。
私とは、患者と薬剤師という関係で親しく話をさせてもらってます。
お三方ともとても実際の歳には見えない元気な方達で、3人とも毎日のように美容室へ行き綺麗に髪を整えて来院されます。
ヘアスプレーか香水か何か分かりませんが、ちょっと香りがキツイのが玉に瑕(きず)ですけど^^;
今日会話をしたのは次女の方で、C型肝炎に罹患されています。
ドクターに偏食を注意されたとの事で、私に話を聞きたいと近寄ってきました。
私も肝機能障害を患っていることを知っての事で、栄養士じゃなく薬剤師の私と相成りました。
その患者さんの話をまとめると、昔から食わず嫌いがひどく、長いもの(うなぎ、穴子、サンマ)はダメ。
魚のうちでも、鮭とタラだけは大丈夫で、鮭の子(イクラ)とタラの子(たらこ)と白子(タチ)も大丈夫。
肉は、鶏肉を揚げたら食べられるが、煮物の鶏肉は全部放り出す。
ここでとりあえず、動物性たんぱく質は摂れる事を確認。
次に植物性たんぱく質の事を聞くと、豆腐はダメ、納豆なんか絶対ダメ、でも、きな粉は好き。
野菜はどうかと尋ねると、「ん~~~・・・」。
以前に、病院に出入りしているヤクルトの販売員からは、よくヨーグルトや乳製品を買っているので、そちらも大丈夫そう。
普段、どんなものを食べているのかを詳しく聞こうと思いましたが、時間がなくて聞けませんでした。
肝臓病の食事の基本は、良質なたんぱく質の摂取と、低血糖状態にならないように炭水化物をまめに摂取することです。
細胞構成成分になるアミノ酸と、エネルギーのブドウ糖を摂取することが、傷害された肝細胞の再生には重要です。
一番大事なのは、「バランスのいい食事」が理想なんですが、ここまで好き嫌いがあると何を薦めて良いか分からなくなってしまいます。
教科書的な話だけで済ますなら、「あなたの食生活は間違っているから、今すぐ好き嫌いなく何でも食べなさい」と言えばそれで済んでしまいます。
年齢も年齢ですから、これからの人生のためだけに嫌いな食べ物を無理やり食べろというのも何ですし、私はとても言えません。
まあ、食べる楽しみのない人ですから、そちらに残りの人生を傾注するのではなく、病気が悪化しない程度に食事を摂って、他の楽しみで安楽に過ごして欲しいと思います。

「昼食」
・きつねうどん

「夕食」
・ごはん
・若鶏半身の唐揚
・残り物各種

今日のBW:80.5kg

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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