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管理人の食卓風景と日常の日記
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今、私の助手をしているのは、もちろん看護学生の一人なんですが、先月まで1年間、病棟で介護の仕事をしていた子です。一念発起して、仕事をしながら勉強し、すれすれですが看護学校に合格して、今月から通い始めると同時に、院内での扱いも「介護さん」から「学生さん」に変わり、将来を見越したうちの病院独特の教育プログラムで修行してもらっています。無資格者ですから、当然使いっ走りがメインですが、法に触れないぎりぎりの患者介助と調剤業務の手伝い、内視鏡検査の介助と準備や片付け、資格とは無関係の受付業務、これはコンピューター入力以外のすべてで、お金の受け渡しやカルテ準備などを経験して覚えてもらって、将来、うちの病院でも、又は他の診療所などへ就職した時に、医師一人看護師一人の状態で、患者を受け付けてカルテを作成し、患者の介助や処置・検査をして、医師の変わりに薬を出し、点数を計算して患者からお金を貰うと言う、大きな病院ではすべて分担してやっている一連の仕事を、一人ですべて出来るように教育して<あげて>います。
私の担当部門は薬局ですから、薬の扱い方、保管上の注意、調剤・分包の仕方、機械の扱い方、薬袋の書き方、説明のしかたなど、およそ薬剤師がやる仕事のすべてを教えています。それも、無料で!自分の仕事を置いて、私がやってしまえばいとも簡単に終わってしまうことを、時間を掛けてずっと傍について、知識と経験は別にしても医師一人看護師一人の状態でも、患者の不利益にならないように彼女達を教育して<あげて>います。
何故看護師が調剤?と思われるかもしれません。医師は、自分が書いた処方箋に基づいてのみ調剤ができるということが、薬剤師法に書いてあるんです。つまり、医師である自分しか他に誰もいない時は、その患者に渡すために薬を作ってもいいよと言うことです。これは本来、船や飛行機の中、登山中や離れ小島など特殊な状況での治療を目的としているんですが、実際は小さな施設で開業している医者は薬剤師を雇うと経費がかかるので、自分達医師も調剤できるように法律の文章に入れてしまったんです(明治時代の話です)。いまだにその法律(薬剤師法)の改正には、医師会が大反対して調剤権を手離そうとはしません。そういった訳で、医師の指導監督の下に医療行為をできる看護師が、医師の代わりに調剤をしているんです。(続く)

「朝食」
・健康診断の採血のためヌキ

「昼食」(病院会議)
・ほっかほか亭の幕の内弁当

「夕食」
・ごはん
・天ぷら(筍、レンコン、エビ、イカ、キス、ナス、ウド、納豆磯辺、かき揚げ(玉ねぎ、人参、ホタテ、ウドの穂先、エビ))

今日のBW:77.5kg

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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