忍者ブログ
管理人の食卓風景と日常の日記
[92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨夜寝たのは午後11時20分頃で、今朝はまず4時半頃トイレに起きました。
それからというもの、もはや眠れなくなってしまって、午前5時半頃にはストーブを点火。
部屋が暖まってきた頃にうつらうつらし始めたようですが、全然寝た気がしない。
まだ1時間以上も寝れるんだからと自分をなだめたんですが、気が立ってるのか目が冴えてしまって寝付けませんでした。
それでもいつもの目覚まし時計が鳴るまでは、布団の中から意地でも出ませんでしたが、ベルが鳴った瞬間に飛び起きてしまいました。
今朝は食欲がなかったですよ。
かろうじて残り物なんかで流し込むように胃に収めましたけど、食べてる最中も「もどし」そうになって、非常に苦痛な朝でした。
今日のところは自分に降りかかる火の粉はないとわかっていても、もしかしたらと言う不安が常に付きまとっていて、出勤時の足取りも重かった。
出勤してデスクを見ると、調剤済み印を押してくださいと処方箋が1人分置いてありました。
何はさておいても、まずはそれにハンコを押して学生助手に病棟へ運んでもらいましたが、この処方箋があるということは、昨日役所からカルテや書類を用意しなさいと来たリストに入ってるんだろうと思われました。
看護師長が書類を持ってきて、昨日ファックスで送られてきたリストを見ましたか?と聞くので、見てもいないし貰ってもいないと言うと、顔を曇らせて「すぐにコピーして持ってきます」と言い残して薬局から出て行きました。
すぐにまた戻ってきて、対象患者名簿と題したリストを渡してくれましたが、事務部門は先月届いたのも先日届いたのも含めて全く今回の調査内容と準備するものが書かれた書類を関係部署に配布してないんです。
事務員に聞くと、事務長がコピーして配布すると言ったから何もしなかったら、後になって事務長が何で配布してないんだと言ってきたと。
一昨日事務長が薬局にやってきた時は、「見せてなくてすいません」と謝罪していたのに、その時ですらコピーして渡してくれる事すらなかったんです。
事務長に就任して初めての検査なので、何をどうしていいのか自分でもパニックになってしまっているんでしょうけど、だったらすべてを自分がやるような事を言わずに、ある程度は事務員なり関係部署の職員にやらせるなりしないと、あれもしなきゃこれもしなきゃと1人で抱え込んでたら、絶対に何かを忘れたり抜けたりするものです。
今朝事務長に話を聞くと、朝まで仕事をしていて、とりあえず帰宅して2時間ほど仮眠を取って出勤してきたんですと。
事務員達も昨夜午後8時頃までかかって、送られてきたリストの該当患者の書類やカルテチェックをしていたそうです。

昼休みになり、私は帰宅して昼食を摂って、いつもより早めに職場に戻りました。
すると、確か午後1時半からと聞いていたはずが、私が戻った午後1時10分頃にはもう役人が来院していて、検査が始まっていました。
前回同様、業者がコピー機を搬入し終えた後姿だけは確認しましたが、予定が変わったのか何だかよく分かりません。
時折事務員と事務長が、検査に使っている食堂から事務所へ走って書類などを取りに来る足音が聞こえ、その後病院内を検査する役人を案内して事務長が外来部門を巡回してきました。
2時を過ぎ3時を過ぎ、午後4時前になって、受付事務員の責任者が会場から戻ってきて「もうすぐ終わる」とホッとした表情で一服しに喫煙室に向かったんです。
最後の講評があり、午後4時半頃終わったらしく、私が管理している医薬品等の出納帳簿が事務員によって戻されました。
終わったのか?
どうやら、役人達は正面玄関から出入りせず、駐車場出入り口から帰ってしまったようで、何人が来たのかすら分からずじまいでしたが、とにかく今回の再検査は無事終了したようです。
昨日突然舞い込んできた無資格者調剤の件に関しては、今回は対象外でしたから何もなかったんですが、だからこそ終わった訳ではないので、無事終了を素直に喜べない私です。

「朝食」
・ごはん
・辛子明太子
・サバ水煮缶

「昼食」
・かき揚げ天ぷらそば

「夕食」
・おにぎり弁当(ミニおにぎり(鮭まぶし、わかめ、ツナマヨ、梅)、ハンバーグ、コロッケ半分、エビフライ、カルボナーラ風パスタ、玉子焼、鶏唐揚
・焼酎のウーロン茶割り

「つまみ」
・スナック菓子

今日のBW:64.5kg
最高3.6(02:54)、最低 マイナス5.1(23:52)、積雪量22センチ

拍手[0回]

PR
今日は半日勤務で、昼から帰宅しました。
本当は今週は、いつものように木曜午後を休みにするつもりで勤務割りを事務に提出していたんですが、提出した直後にその日に再調査に来ると役人から連絡があったため、さすがに1人しかいない薬剤師が不在と言うのも問題があるかと、前日の今日に変更したんです。
昨年と今回の調査は、私の分野とは直接関係ない事を調査であって、事前の書類にも薬剤・薬局関連書類を準備しろとの記載はありません。
処方箋の調剤済み印の捺印は当然の事ですから、唯一関係あるのは、医薬品や医療材料などの出納帳簿の提出だけでした。
これだって本来は事務部門の仕事であって、薬剤師がやるべき事じゃないんですから。

昨日も書いたように、病院内は空気がピリピリしてて、臨時の処方指示も来ないし、もちろん私がいる間には処方箋はきませんでした。
役人の指名患者のほかに、こちらから2名ほど選んでカルテなどの書類を提出するんですが、その患者の分については調剤済み印を押してあるはずなので問題ないと思います。

こんな状況の中、昼前に院長が私の所へ来て、「ちょっと来てくれ」と院長室へ連れていかれました。
これを見てくれと手渡されたのは1通の封筒で、中を読むと「無資格者に調剤行為をさせていると通報があった」とあり、医師会長名で改善命令のような文面でした。
ん~、学生助手に調剤のある部分を任せていたのは確かで、言い逃れはできないんですが、監督や最後の監査は必ず私が行っているので、問題はないと思っていました。
でもまあ、知らない人が見たら、分包機のそばに学生助手がいて薬を触っていることから調剤をしていると見られても仕方ないですね。
薬品棚を挟んで私がすぐそばにいたとしても、陰になって見えない位置なので、薬剤師がいないのに無資格者が調剤しているといわれる可能性は、以前から危惧はしていたんです。
それがとうとう、関係機関への通報・告発となってしまったようです。
外部の人なのか、内部告発なのか。
今まで言われた事もないし、外来や受付で「あの薬局の若い女性は薬剤師ですか?」と、誰からも聞かれたこともないそうですから、まず間違いなく内部告発だと思いますし、思い当たる節はあるんですよ。
以前から自分で勝手に私を密かに目の仇にしていて、学生助手を自分の助手に回させようと画策し、院内でもたびたび匿名の告発文を提出していた奴がいるんです。
近々当院を退職するらしいので、「最後っ屁」のつもりで外部に通報したんじゃないかと、看護師長も同意見でした。
自分の意見が通らず何も変わらなかったことに腹を立てて、私を困らせるつもりでやったんでしょうけど、残念ながら薬局に学生助手を配置して調剤のアシストをさせた責任は院長にあるんです。
これは、「医師の指導監督のもとで」調剤行為を無資格者がやったと取られるので、もし最悪の場合は院長がその責めを負うことになります。
私は、それを知ってて止めなかったとして、逮捕起訴くらいはされるかもしれませんが、過去の例では不起訴処分になるようです。
数年間の資格停止処分になったとしても、この職業に未練はありませんから、いつでもリタイヤしてあげますけどね。

そんなこんなで、帰宅しても落ち着きませんでしたね。
勤務割りを見たら、今日午後休みにしているのは、夜勤明け・明け休みの病棟スタッフを除いては私だけだって!(^^ゞ
あれまぁ!
なんか、とっても罪悪感に苛まれながら帰ってきましたけど・・・、だって、関係ないって言うんだもん。
外来看護主任も、「大丈夫だ!いいから帰りな!」って。
せっかくの休みなのに、おちおち昼寝もできなかったし、いつ病院から問題発生!と連絡が来るかわからないので、気が気じゃなくて、かえって疲れてしまいました。

「朝食」
・ごはん
・納豆
・鶏塩缶

「昼食」
・味噌ラーメン(豚角煮、煮玉、メンマ、ネギ)
・おにぎり(チーズおかか)

「おやつ」
・チョコのデコロールケーキ

「夕食」
・ごはん
・漬物
・親鶏のきんかん正油煮
・サバ水煮缶
・残り物少々
・焼酎のウーロン茶割り

今日のBW:64kg
最高3.4(23:16)、最低 マイナス2.6(08:29)、積雪量22センチ

拍手[0回]

昨日くらいから、病院内の空気が張り詰めていています。
明後日の木曜日午後に、昨年入った役所の指導の、再調査が行われることになっているんです。
改善報告は昨年のうちに提出してありましたが、実際に来て書類などをチェックして、間違いなく改善されているかどうかの確認なんですが、それだけでは飽き足らず、指導事項とは全く関係がないはずの施設基準や職員定数の確認も併せて行うと、最近になって通知が届きました。
例えば不正請求とか医師など医療職員の名義貸しとか、別に悪い事をしてるわけではないのでドンと構えていればいいんですけど、カルテの記載事項が抜けていたりサインや捺印を忘れていたりと、人間のやる事ですから何かしらのミス・落ち度は出てくるものです。
それは仕方ないとしても、できるだけそういったミスがないように、再度カルテや書類をチェックして抜けてる部分を修正しているので、事務職員も病棟スタッフも神経が立ってるんですよ;
本当はこの修正と言うのは「改ざん」と言われる恐れがあるんですが、ウソを書いて取り繕う訳でもなく、単純な記載漏れのチェックと修正ですから、問題はないと判断して行っています。
私も、処方箋に調剤済み印を押したいんですが、処方箋はカルテとともに病棟にあって看護師がチェックしていますので、昨日一部の病棟分が薬局に降りてきて、その分だけは押印しましたけど、役人から他のカルテや書類を見せてくださいと言われたら、その時点でアウト!おしまいです。
役人がチェック対象とする患者のカルテや書類は、事前にこの患者のを用意してくださいと名前を指名してきますので、それからでも間に合うんですけど、もしへそ曲がりの役人が来て他のを出せと言われたらどうしようと、私は内心ヒヤヒヤです。
その指名の連絡は、明日の午後、それも夕方の遅い時間にならないと来ないのが通例で、関係職員はそれから動き出すので昨年も午後8時過ぎまでかかって準備したと事務職員は言ってました。
カルテ、処方箋、看護記録、レントゲン写真などを準備するんですが、3年前まで遡って提出しなければならないので、保管に不備があったら探すのも一苦労。
役人は「あら探し」で気楽でしょうけど、こちらは普段の勤務と並行して準備しなければならないため、大変な思いをするんです。
現場を知らない役人どもが、法律を盾に偉そうな態度できますけど、それでなくとも忙しすぎる医療現場の事もちょっとは考慮しろと言いたい。

本来ならこの時期は、忘年会の準備で大忙しなんです。
今年は私達1階フロアーで勤務するスタッフが幹事で、余興・ゲーム・プレゼントなどの考案や購入に走り回るはずなんですけど、役人のせいで再調査が終わるまではほとんど身動きが取れません。
それでも、余興も決まったし、案内文書とプログラムの作成は私が担当して出来上がってますし、ビンゴの景品なども少しずつ事務員が外回りに出た時などに買ってきて集まってますから、金曜と土曜半日で何とか体裁だけは整えられそうです。
ついでに、このクソ忙しい時でも、ボーナスは予定通り支給されました。
支給率は昨年と全く同じ、計算してみたところ基本給の2.4ヶ月分だったようです。
「ようです」と言うのは、私の場合、何故か2.396ヶ月分にしかならないんですよ。
再計算はしてませんが、1円以下を切り捨てたらこうなるのか、事務員の計算ミスか、わざとなのか。
まあ、クレームをつけに行くのもなんですし、ミスであっても「その比率で計算しました」って言われたら文句も言えませんし。
だって、他の職員がいくらもらってて、それが何ヶ月分なのかって分かりませんから。
立場の弱い労働者は、泣き寝入りするしかないですね。

「朝食」
・ごはん
・漬物
・シジミの味噌汁
・ハムエッグ

「昼食」(会議の出前)
・生ちらし(イカ、タコ、サーモン、マグロ、ハマチ、ホタテ、甘エビ、いくら、玉子)

「空腹凌ぎ」
・ホワイトチョコレート

「夕食」
・具だくさんうどん(焼きもち、海老天ぷら、白菜、味付け油揚げ、鶏つくね、味付け椎茸、玉子焼き、ほうれん草)
・具の追加(キス天、なす天)
・焼酎のウーロン茶割り


今日のBW:64.5kg
最高 マイナス0.9(23:50)、最低 マイナス4.9(05:20)、積雪量29センチ

拍手[0回]

当院は一般内科病院ですが、訳あって小児科専門医も常勤でおり、介護病棟も併設している不思議な形態の病院となっています。
そのため、病棟勤務は看護師と介護職員が担当しており、大病院であるような看護師の雑用係や使いっ走りをする看護助手と言う職制はありません。
また、病院であるがゆえに、介護福祉士の資格を持った職員もいませんし、募集しても応募してくる人もいません。
無資格の介護職員の募集は、年中と言っていいくらい頻繁にしています。
ヘルパーの資格なんかいらない、介護病棟に入院している患者のお世話を親身にしてくれる人を求めているんです。
ですが、とにかくすぐに辞めてしまい、なかなか居ついてくれないんですよ。
お年寄りのお世話と言ういい方も悪いのかもしれませんが、横に付き添ってるだけでいいような感じで考えて応募してくる人が圧倒的に多いんです。
今年私が聞いた中では、自分の親を自宅で介護していたという60歳代の女性、元々腰が悪かったのが悪化したと3日で辞めました。
本人が辞める際に言った言葉に、「こんなにキツイ仕事だと思わなかった」と。
介護職員の仕事って、どう考えてたんでしょと、こっちが聞きたかった。
まあ、大雑把に言って、体の不自由な人、身動きができない人、会話などの意思の疎通ができない入院患者の、看護師が行う医療行為以外のすべての事を行う、これが介護職員の仕事です。
医療行為とは、一番に思いつくのが注射・点滴ですね。
サクションを使ってのタンの吸引、口や尿道からバルーンを入れる。
皮膚以外の粘膜部分に触れる行為はほぼ医療行為だと考えれば、詰まった便を指でほじくり出す摘便、腹部の皮膚上に作られた胃瘻(いろう)の粘膜部分の清拭(きれいに拭く事)も医療行為ですね。
ついでに言うと、薬剤師が行う「調剤」って医療行為ですが、薬剤師がいない交通機関内とかへき地の診療所などは医師も調剤ができると例外が認められていますが、それ以外は医師は業としての調剤は禁じられています。
もひとつついでに、例え医師といえども、自分で自分の処方箋を発行することはできないんですよ。
そんな事を認めたら、自分で使うための麻薬だと、いくらでも処方できて乱用できちゃうでしょ。
話を戻して、今週、介護職員が1人採用になって勤務を始めました。
昨日、休憩時間に外来スタッフの話の中で「もう辞めたんだって、たった1日で」との会話を耳にしました。
まあ、よくある話だと聞き流していたんですが、その後書類を持ってきた看護師長が教えてくれたんです。
今朝その辞めた本人から電話があって、無資格の介護職員に医療行為をさせてるのを見て、とても怖くて勤められないと言ってきたそうです。
自分が医療行為をやったとして、もしも何かが起きたらと考えると、とても怖くなって、勤務できないとのことだそうです。
もっと詳しく言うと、経管栄養のボトル内液の減り具合の監視、サクション瓶の使用後の洗浄、摘便、浣腸は医療行為であって看護師がするはずなのに、ここの病院は無資格者にさせてると言ってきたそうです。
看護師長が言うには、この辞めた職員は、親を自宅で看病・介護してるらしく、自宅に出入りしているケアマネやヘルパーからできる事できない事を聞いていたんじゃないかと。
摘便についてはともかく、経管栄養のボトルをつなぐとか胃管カテーテルを挿入するというならいざ知らず、減り具合を見てるだけのどこが医療行為なんでしょ。
タンを吸引するのはダメだけど、吸った後の瓶の洗浄は食器洗いとどこが違うの?
数年前に厚労省からの通知で、市販と同じサイズのグリセリン浣腸の使用は、家族が行う事と同じ扱いで認められると出ています。
ですから、看護師が浣腸する場合は医療用でしかない(はず)サイズの60mLを使用し、介護職員が行う場合は一般用として市販されているサイズの30mLを使って浣腸しています。
この辞めた職員とその取り巻きでいい加減なことを吹き込んだ連中は、そういった通知すら知らずにあちこちで当院の事を悪く言って歩いているのかもしれません。
看護師長は辞めた職員に、ひとつひとつこういったことを説明したそうですが、とにかく医療行為をしているから怖いから辞めますの一点張りだったそうです。
老健・グループホームなどの介護施設ではどうやってるのか知りませんが、少なくとも病院の介護病棟に勤務しようとするなら、どこかの部分でグレーゾーンの仕事もさせられると思います。
それを取り上げて、医療行為だからできませんと辞めていくのなら、どこにも就職先はないと思った方がいいでしょう。
この人、年齢は30歳代の女性だったそうですが、この業界以外の仕事にでも就いた方がいいんじゃないんでしょうか。
もっとも、その歳で無職って言うからには何らかの欠陥でもあるのではないのかなって、思いたくなくても考えてしまいますよね。
まあ、ご無理なさらずに、って言っておきましょう。

「朝食」
・フィッシュバーガー
・抹茶入り缶コーヒー

「昼食」
・エビピラフ
・春雨スープ

「夕食」
・チキンクリームシチュー(鶏肉、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、マッシュルーム)
・ライス
・漬物
・焼酎のウーロン茶割り

今日のBW:65kg
最高1.2(10:47)、最低 マイナス3.4(22:48)、積雪量12センチ

拍手[0回]

先週の後半から、急に人生を終えようとしてるかのような入院患者が増えてきました。
土曜に1人、月曜に1人、力尽きて逝ってしまった方が出ました。
そして、月曜に昼頃にはもうダメだと思われた患者がいましたが、その方はやや持ち直してまだ存命されています。
昨日の段階でこの3名が危ないと思われていたんですが、何かが呼んだのか引っ張っているのか、もう1名が危篤状態になり、更にもう1名は全身をペンキで塗ったかのように黄疸で真っ黄色になって、便も白色になって手の施しようがなくなってしまいました。
当院は病院ですから、放置してるはずもなく最善を尽くしているんですが、ここにきてこれら5名の患者さん達が人生の終焉を迎えることになるのは、巡り合わせでしかないんですけど、どこかで関連付けてしまいそうな病棟の雰囲気です。
「友引に葬式をすると友人も引き寄せられる」との迷信じゃありませんが、不思議なことに入院患者のどなたかが臨終を迎えると、全く縁もゆかりもない別室の患者も数人逝ってしまうのをたびたび経験します。
それが「友引」じゃなくても。
病院に入院してると看護師や介護職員が常に見回り・巡回をしてますから、状態の変化は常に把握していて、危険な状態になった場合はすぐにドクターが駆けつけて対処できますが、巡回と巡回の合間がある夜勤帯などでは、さっきは何の変化もなかったのに行ったら心肺停止してたということもない訳ではありません。
こういう状況になるのは、超がつくほどの高齢者がほとんどで、油断できないと分かっていますが、付きっ切りで観察している訳にもいかず、それまでは何の異常もない場合がほとんどですから心電図モニターを24時間患者に装着して監視することもできませんし、突然ですが寿命が尽きましたとか、突然心不全になって駆け付けた時には心臓が停止していましたと、患者の家族に説明して納得してもらうしかありません。
ほぼ100%の患者家族が「ありがとうございました」と納得してくれるんですが、極まれに親戚と言うだけで見舞いに来ることもせず全てを他の親族に丸投げして知らん顔していた人間が、「納得できない」とか「解剖して死因を調べろ」とか「医療ミスがあったんじゃないか」などの言いがかりをつけてくることがあります。
私はそういった場にいた事はありませんが、その場にいた看護師、看護師長、ケアマネなどから漏れ聞くことはあります。
実のところ、私の父が危篤になってICU前のイスに座って来るべき時への覚悟を決めていた時に、父の弟、私の叔父ですが、やはり「納得できない!もうすぐ退院できそうなくらい元気だったのに」と目を血走らせて憤ってた姿を見ました。
憤懣やるかたないという感じで興奮してましたが、私が落ち着いてそれまでの状況を説明するとおとなしくなって、それ以降は何も言わなくなりました。
当院で喚き散らす無知な親戚も、他の親族に諭されてすぐにおとなしくなりますが、身内の死に直面した状況では自分の感情をどう表現していいかわからない場合、まず間違いなくそれまで世話になってたドクター、医療スタッフに怒りをぶつけてきます。
こちらはこちらで、できる限りの事はしたのに残念な結果になってしまったと、心に傷を負っているんですが、そんな事は誰も考えてくれません。
私だって、薬剤師と言う立場で、医薬品や医療用具・材料を通して関わっているので、残念な結果が訪れると気持ちは沈んでしまいます。
最後の最後、裏玄関から退院されるんですが、勤務時間内の場合は私も必ずお見送りをして、哀悼の意を伝えるようにしています。
死はいつか必ず訪れるものですが、それが突然かもしれませんし、いつ訪れるかがわからないところに、人生の奥深さがあるのではないでしょうか。

そして今日午後、2名分の空いたベッドが埋まりました。
またスタッフによる懸命なケアがスタートしました。
症状が重い患者のようで、他院から持参した薬をチェックしてみると、いったいどれだけの種類の薬を飲ませてたのかと、驚きとともにその病状改善の難しさをひしひしと感じていた私でした。

「朝食」
・ごはん
・にしん漬け
・シジミの味噌汁
・納豆
・鮭缶

「昼食」
・チーズバーガー
・チリドッグ
・フライドポテト&オニオン
・コーヒー

「夕食」
・醤油ラーメン(豚角煮、味玉、メンマ、舞茸、シメジ、長ネギ)
・焼酎のウーロン茶割り

今日のBW:64kg
最高1.5(13:39)、最低 マイナス2.3(03:01)、積雪量14センチ

拍手[0回]

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
お客さま数
                                                       
プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]