管理人の食卓風景と日常の日記
今年の私の助手を務めてくれる、看護学校新1年生が勤務を開始してから今日で3日目。
今は、先月まで1年間私の助手だった女性の金魚のフン状態で、懸命に仕事を覚えています。
こういった仕事の引継ぎ・申し送りは毎年繰り広げられる光景なんですが、先輩が付いていてくれる間は私はほとんど口出ししません。
以前にこの日記で、業務のマニュアルは作らないと書きましたが、昨年の行政からの指示で業務マニュアルを作ったのをきっかけに、とうとう薬局内業務の助手用マニュアルを作っておきました。
先輩がこのマニュアルを見ながら後輩の指導をし、教えられた後輩が更にこのマニュアルを見て確認する手順としました。
先輩が付いて教えてくれるのは、新人一人当たり1週間だけ。
今年も4人の新人が入り、2名づつローテーションして仕事を教わり、予備日も入れて3週間後の4月21日からは独り立ちしてもらうことになっています。
といっても、たかが2、3週間で覚えられるはずなどありませんから、その後の指導は私が直々にすることになります。
それまでに、どれだけ覚えられるか・・・。
個々の能力は、先輩助手が教えているのを見ているだけでわかります。
要領のいい新人、口が先に出て動かない新人、体が先に動くが言ってる事を理解していない新人など。
1年後にはいっぱしの先輩となって後輩の指導をできるまでになるんですが、今はまだズブの素人ですからね。
我々が思いも付かない行動をしたり、まったくトンチンカンな受け答えをしたりと、見ていてハラハラドキドキ。
いや!微笑ましいなんてぇのは通り越して、危なっかしくて見ていられない場面も出てきます。
さてさて、今年の新人達はどんな風に成長してくれるでしょうか。
楽しみと一緒に、胃が痛くなる時季の私であります。
「昼食」
・和風カルボナーラうどん
「夕食」
・ごはん
・たくあん
・冷奴、たたき納豆卵だれ
・牛肉ときのこのオイスターソース炒め
今日のBW:79.5kg
今は、先月まで1年間私の助手だった女性の金魚のフン状態で、懸命に仕事を覚えています。
こういった仕事の引継ぎ・申し送りは毎年繰り広げられる光景なんですが、先輩が付いていてくれる間は私はほとんど口出ししません。
以前にこの日記で、業務のマニュアルは作らないと書きましたが、昨年の行政からの指示で業務マニュアルを作ったのをきっかけに、とうとう薬局内業務の助手用マニュアルを作っておきました。
先輩がこのマニュアルを見ながら後輩の指導をし、教えられた後輩が更にこのマニュアルを見て確認する手順としました。
先輩が付いて教えてくれるのは、新人一人当たり1週間だけ。
今年も4人の新人が入り、2名づつローテーションして仕事を教わり、予備日も入れて3週間後の4月21日からは独り立ちしてもらうことになっています。
といっても、たかが2、3週間で覚えられるはずなどありませんから、その後の指導は私が直々にすることになります。
それまでに、どれだけ覚えられるか・・・。
個々の能力は、先輩助手が教えているのを見ているだけでわかります。
要領のいい新人、口が先に出て動かない新人、体が先に動くが言ってる事を理解していない新人など。
1年後にはいっぱしの先輩となって後輩の指導をできるまでになるんですが、今はまだズブの素人ですからね。
我々が思いも付かない行動をしたり、まったくトンチンカンな受け答えをしたりと、見ていてハラハラドキドキ。
いや!微笑ましいなんてぇのは通り越して、危なっかしくて見ていられない場面も出てきます。
さてさて、今年の新人達はどんな風に成長してくれるでしょうか。
楽しみと一緒に、胃が痛くなる時季の私であります。
「昼食」
・和風カルボナーラうどん
「夕食」
・ごはん
・たくあん
・冷奴、たたき納豆卵だれ
・牛肉ときのこのオイスターソース炒め
今日のBW:79.5kg
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春になって、昨日4月1日には、当院も新入職員を3人迎えました。
まあ、病院というところは、医師を筆頭に入れ替わりの激しい職場なので、4月だから特別という事でもないんです。
特に最近は、全国的に医師不足のため引き抜きが常態化していますし、より好条件を提示して医師数を確保しようという動きも頻繁に行われています。
私が思うに、一般企業よりも医療機関の病院施設のほうが、従業員(医療スタッフ)の転籍率は高いと思いますし、昔から終身雇用という考えは毛頭ないと思われます。
医師の最終目標は「開業」ですから、あちこちの病院を転々として修行しながら開業資金をためます。
看護師は、まだ女性の仕事という面が強いように、旦那の転勤でいとも簡単に退職しますし、依然として売り手市場の業種ですから、気に入ったところが見つかればあっという間に退職してそちらへ行ってしまいます。
介護職員のほとんどは、普通のおばさん達もしくは腰掛の若い女性達ですから、忠誠を誓って勤め上げるなんて考えはないでしょう。
残る放射線技師、臨床検査技師、理学・作業療法士、管理栄養士なども、医師や看護師のように簡単に移る事はありませんが、やはり好待遇や、特に最新の施設設備には気を惹かれますから、職場を変えることが多くあります。
そして、薬剤師は、医師のように一国一城の主を目指す人もいますし、病院から調剤薬局へ、逆に調剤薬局から病院へと移る人も結構います。
病院と調剤薬局、薬を作るという基本の部分は一緒ですが、違いがあるとすればは入院患者を相手にするかと外来患者を相手にするかなんでしょう。
入院では、時として生死の現場に遭遇しますし、入院患者特有の精神状態の人達の相手をしなければならない事もあります。
院外調剤薬局は、まずインスリンなどの自己注射以外は、例えば点滴などの注射剤を扱いませんし、比較的元気な外来患者を相手にする事でしょう。
ただ、入院患者以上に扱いづらい患者も多いでしょうから、どっちが良いと言うことは一概には言えません。
「隣の芝生は良く見える」ように、病院と調剤薬局の両方を経験してみたい薬剤師は多いと思われます。
もうひとつ決定的な違いがあります。
それは、その患者のカルテを見ることができるかどうかという事が上げられます。
病院内で勤務していると、勝手な事はできませんが、いつでも見ようと思えば見れるのが普通です。
その分、個人情報の保護も厳しく決められていますが。
院外調剤薬局では、よほどその処方を出した医療機関との信頼関係がなければ、ただ見せて欲しいとお願いしても、まず簡単には見せてくれないでしょう。
カルテを見ることができれば、処方の間違いは簡単に見つけられますし、患者への説明もそれに沿ってできるので非常に便利なんですが、今の日本ではカルテの開示請求をしてそれを院外調剤薬局に持っていく患者は皆無ですから、調剤薬局の薬剤師は業務を遂行するのに苦慮しています。
そういった面からも、調剤薬局に勤務する薬剤師が病院に勤務したいと思うのは、やぶさかな事ではないと思います。
最後に一言付け加えると、病院勤務より調剤薬局勤務のほうが給与の相場は高いんですがね。
「昼食」
・ソース焼きそば
・ベーコンエッグライス
「夕食」
・ごはん
・ウドの酢味噌和え
・豚肉のピカタ、オーロラソース
・春雨とワカメのたらこ和え中華風
「おやつ」
・自家製餅おかき
・椎茸茶
今日のBW:80kg
まあ、病院というところは、医師を筆頭に入れ替わりの激しい職場なので、4月だから特別という事でもないんです。
特に最近は、全国的に医師不足のため引き抜きが常態化していますし、より好条件を提示して医師数を確保しようという動きも頻繁に行われています。
私が思うに、一般企業よりも医療機関の病院施設のほうが、従業員(医療スタッフ)の転籍率は高いと思いますし、昔から終身雇用という考えは毛頭ないと思われます。
医師の最終目標は「開業」ですから、あちこちの病院を転々として修行しながら開業資金をためます。
看護師は、まだ女性の仕事という面が強いように、旦那の転勤でいとも簡単に退職しますし、依然として売り手市場の業種ですから、気に入ったところが見つかればあっという間に退職してそちらへ行ってしまいます。
介護職員のほとんどは、普通のおばさん達もしくは腰掛の若い女性達ですから、忠誠を誓って勤め上げるなんて考えはないでしょう。
残る放射線技師、臨床検査技師、理学・作業療法士、管理栄養士なども、医師や看護師のように簡単に移る事はありませんが、やはり好待遇や、特に最新の施設設備には気を惹かれますから、職場を変えることが多くあります。
そして、薬剤師は、医師のように一国一城の主を目指す人もいますし、病院から調剤薬局へ、逆に調剤薬局から病院へと移る人も結構います。
病院と調剤薬局、薬を作るという基本の部分は一緒ですが、違いがあるとすればは入院患者を相手にするかと外来患者を相手にするかなんでしょう。
入院では、時として生死の現場に遭遇しますし、入院患者特有の精神状態の人達の相手をしなければならない事もあります。
院外調剤薬局は、まずインスリンなどの自己注射以外は、例えば点滴などの注射剤を扱いませんし、比較的元気な外来患者を相手にする事でしょう。
ただ、入院患者以上に扱いづらい患者も多いでしょうから、どっちが良いと言うことは一概には言えません。
「隣の芝生は良く見える」ように、病院と調剤薬局の両方を経験してみたい薬剤師は多いと思われます。
もうひとつ決定的な違いがあります。
それは、その患者のカルテを見ることができるかどうかという事が上げられます。
病院内で勤務していると、勝手な事はできませんが、いつでも見ようと思えば見れるのが普通です。
その分、個人情報の保護も厳しく決められていますが。
院外調剤薬局では、よほどその処方を出した医療機関との信頼関係がなければ、ただ見せて欲しいとお願いしても、まず簡単には見せてくれないでしょう。
カルテを見ることができれば、処方の間違いは簡単に見つけられますし、患者への説明もそれに沿ってできるので非常に便利なんですが、今の日本ではカルテの開示請求をしてそれを院外調剤薬局に持っていく患者は皆無ですから、調剤薬局の薬剤師は業務を遂行するのに苦慮しています。
そういった面からも、調剤薬局に勤務する薬剤師が病院に勤務したいと思うのは、やぶさかな事ではないと思います。
最後に一言付け加えると、病院勤務より調剤薬局勤務のほうが給与の相場は高いんですがね。
「昼食」
・ソース焼きそば
・ベーコンエッグライス
「夕食」
・ごはん
・ウドの酢味噌和え
・豚肉のピカタ、オーロラソース
・春雨とワカメのたらこ和え中華風
「おやつ」
・自家製餅おかき
・椎茸茶
今日のBW:80kg
休みの合間の今日は、いつになく忙しかったですね;
朝イチから、新入職員の配置について看護師長に大ブーイングを食らわせることから始まりました。
一方的に看護部門の都合の良いような内容をこちらに押し付けようとしたので、師長とはバトルにならず、私が一方的にまくし立てた感じになりましたよ。
結局まったく反論できなかった師長が、「まだ決定じゃないので・・・」と言葉を濁して逃げ腰になって、「他の看護主任とも、もっと話し合って決めますから」と言いつつ逃げてしまいました。
新採用2名のうち、さっさと自分達が1名を確保して、残りを私の助手にすると。
それを全体会議の場で決めたんじゃなく、看護部門の師長・主任会議で決めたって言うんですから、私も怒りますよ。
当然、看護師ではない私は、その場にいませんから、欠席裁判みたいなものです。
私が主張した事は、まず、そんな大事なことを決めるのに何故私を出席させないのか。
以前男性新人薬剤師を雇った時に、薬剤師が入ったんだからという事だけでそれまで病棟が担当していた業務をこちらが負担するようになった仕事があるんですが、彼が退職したからと言って、じゃあ以前のようにまた病棟サイドでその仕事をしますなんて誰一人言わないまま今に至っていること。
助手が2名いて、ようやく正常に業務が遂行されるようになった事。
これらすべてを加味してなお、2名のうち1名を取り上げるのかと言うことで噛み付いたんです。
そんな事は、とうの昔に忘れてしまって覚えていないでしょうし、どれだけ人数がいたとしても「忙しい忙しい、もっと人を増やして」と言うのが口癖のうちの看護師集団ですから。
看護師長は、もう一人薬剤師を雇ってはとチラっと言ったんですが、とんでもない!
確かに2名になれば薬剤管理指導業務もできますから増収に貢献できますが、それ以前に、薬剤師の給与の相場っていくらか知っていますか?と、私の怒りの炎がさらに燃え上がるようなことを言うんです。
新人君退職後に雇った女性薬剤師の希望は、私が現在もらっている給与より高い額だったんですから。
もっともその額こそ相場であって、私の給与が相場よりかなり低いことが分かりましたけど・・・(-_-;)
それでも、その金額があれば、無資格であっても専属助手か看護学生を3人か4人は雇える額なんですよ。
しかも、ここ2年ほどで医療介護制度が変わることが決まっていて、当院も病院機能を廃止しなければならないかもしれない状態なのに、そんなところに就職しようなんて薬剤師はいないと思います。
いたとしても、解雇されるのが分かっているのに雇用するなんて、私にはできません!
なんたって、私自身の雇用が継続されるのかどうかすら不透明な状況なんですから( ̄へ ̄|||) ウーム
「昼食」
・正油とんこつラーメン
・ごはん
「おやつ」
・あんドーナッツ
「夕食」
・ドミグラススパゲティー
「おやつ」
・バームクーヘン
・かっぱエビせん
今日のBW:79.5kg
朝イチから、新入職員の配置について看護師長に大ブーイングを食らわせることから始まりました。
一方的に看護部門の都合の良いような内容をこちらに押し付けようとしたので、師長とはバトルにならず、私が一方的にまくし立てた感じになりましたよ。
結局まったく反論できなかった師長が、「まだ決定じゃないので・・・」と言葉を濁して逃げ腰になって、「他の看護主任とも、もっと話し合って決めますから」と言いつつ逃げてしまいました。
新採用2名のうち、さっさと自分達が1名を確保して、残りを私の助手にすると。
それを全体会議の場で決めたんじゃなく、看護部門の師長・主任会議で決めたって言うんですから、私も怒りますよ。
当然、看護師ではない私は、その場にいませんから、欠席裁判みたいなものです。
私が主張した事は、まず、そんな大事なことを決めるのに何故私を出席させないのか。
以前男性新人薬剤師を雇った時に、薬剤師が入ったんだからという事だけでそれまで病棟が担当していた業務をこちらが負担するようになった仕事があるんですが、彼が退職したからと言って、じゃあ以前のようにまた病棟サイドでその仕事をしますなんて誰一人言わないまま今に至っていること。
助手が2名いて、ようやく正常に業務が遂行されるようになった事。
これらすべてを加味してなお、2名のうち1名を取り上げるのかと言うことで噛み付いたんです。
そんな事は、とうの昔に忘れてしまって覚えていないでしょうし、どれだけ人数がいたとしても「忙しい忙しい、もっと人を増やして」と言うのが口癖のうちの看護師集団ですから。
看護師長は、もう一人薬剤師を雇ってはとチラっと言ったんですが、とんでもない!
確かに2名になれば薬剤管理指導業務もできますから増収に貢献できますが、それ以前に、薬剤師の給与の相場っていくらか知っていますか?と、私の怒りの炎がさらに燃え上がるようなことを言うんです。
新人君退職後に雇った女性薬剤師の希望は、私が現在もらっている給与より高い額だったんですから。
もっともその額こそ相場であって、私の給与が相場よりかなり低いことが分かりましたけど・・・(-_-;)
それでも、その金額があれば、無資格であっても専属助手か看護学生を3人か4人は雇える額なんですよ。
しかも、ここ2年ほどで医療介護制度が変わることが決まっていて、当院も病院機能を廃止しなければならないかもしれない状態なのに、そんなところに就職しようなんて薬剤師はいないと思います。
いたとしても、解雇されるのが分かっているのに雇用するなんて、私にはできません!
なんたって、私自身の雇用が継続されるのかどうかすら不透明な状況なんですから( ̄へ ̄|||) ウーム
「昼食」
・正油とんこつラーメン
・ごはん
「おやつ」
・あんドーナッツ
「夕食」
・ドミグラススパゲティー
「おやつ」
・バームクーヘン
・かっぱエビせん
今日のBW:79.5kg
最近、何だかとっても忙しいです。
保健所の検査が終わって、この先11ヶ月間はのんびりできると思っていたんですが、そうは問屋が卸してはくれませんようで。
先月までマニュアル作りに没頭していたせいもあってか、後回しにしてあった各種書類などが一杯あることに気がつきました。
院内医薬品集の改訂作業は、改正された添付文書(市販の薬を買った時、箱に入っている説明書の事で、効能書きとも言いますね)が山になっていました。
小児薬用量の一覧も、計算方法が変わった医薬品のところを直さなければなりません。
新規採用・採用中止医薬品も数種類あったので、病棟配置薬一覧や院内医薬品一覧なども改訂しなければなりません。
4月1日には薬価点数改正と診療報酬改訂がありますから、それに合わせて納入価格の見積もりを取り直さなければならないため、提出してもらう品目のリストを作らなければなりません。
とにかく、私の仕事はひたすら書類書類ですね。
病棟看護師も、患者さんのそばにいるより詰所にこもって、看護記録、看護計画、書類書類。
医師も診察もそこそこに、診療録、指示書、診療計画、書類書類。
現代の医療職は、現場で患者のためにというより、デスクに座ってとにかく書類書き、記事の記載がメインとなっています。
医療職の誰しもが、「本末転倒」であると分かってはいるんですが、日本の医療制度とお役所の「紙媒体主義」がこのような結果になっていると言えます。
書類があって署名捺印があれば、何一つ確認する事なしに役所は億というお金を平気で詐欺師に支払ってしまう世の中です。
書類の内容の吟味など、書式の確認だけで終わりなんですから、デタラメな事が書いてあって、それを通してしまっても、自分たちに落ち度はないと言い張る役人。
話がそれてしまったので、元に戻します。
とにかく医療現場での書類作成に取られる時間は、以前から見たら比べ物にならないくらい増大してしまいました。
厚労省は医師の負担を減らすために、専門技能を持った秘書のような人間を雇って医師の代筆をさせる事を許可する方針を示しました。
でもこれって、医師の負担が減る代わりに財政的負担(秘書の人件費)が増えるってことですよ。
その分また医師は働いて稼がねばなりませんから、結局同じだけ負担がのしかかるんじゃないでしょうか。
まあ、お役所はどこでも、どっかの首長が青筋立てて連呼していたように「机上の空論」が大好きですからね。
「昼食」
・月見そば
・おにぎり(紅葉子)
「夕食」
・ライス
・ビーフシチュー
・フレッシュサラダ(レタス、セロリ、キュウリ)
今日のBW:79.5kg
保健所の検査が終わって、この先11ヶ月間はのんびりできると思っていたんですが、そうは問屋が卸してはくれませんようで。
先月までマニュアル作りに没頭していたせいもあってか、後回しにしてあった各種書類などが一杯あることに気がつきました。
院内医薬品集の改訂作業は、改正された添付文書(市販の薬を買った時、箱に入っている説明書の事で、効能書きとも言いますね)が山になっていました。
小児薬用量の一覧も、計算方法が変わった医薬品のところを直さなければなりません。
新規採用・採用中止医薬品も数種類あったので、病棟配置薬一覧や院内医薬品一覧なども改訂しなければなりません。
4月1日には薬価点数改正と診療報酬改訂がありますから、それに合わせて納入価格の見積もりを取り直さなければならないため、提出してもらう品目のリストを作らなければなりません。
とにかく、私の仕事はひたすら書類書類ですね。
病棟看護師も、患者さんのそばにいるより詰所にこもって、看護記録、看護計画、書類書類。
医師も診察もそこそこに、診療録、指示書、診療計画、書類書類。
現代の医療職は、現場で患者のためにというより、デスクに座ってとにかく書類書き、記事の記載がメインとなっています。
医療職の誰しもが、「本末転倒」であると分かってはいるんですが、日本の医療制度とお役所の「紙媒体主義」がこのような結果になっていると言えます。
書類があって署名捺印があれば、何一つ確認する事なしに役所は億というお金を平気で詐欺師に支払ってしまう世の中です。
書類の内容の吟味など、書式の確認だけで終わりなんですから、デタラメな事が書いてあって、それを通してしまっても、自分たちに落ち度はないと言い張る役人。
話がそれてしまったので、元に戻します。
とにかく医療現場での書類作成に取られる時間は、以前から見たら比べ物にならないくらい増大してしまいました。
厚労省は医師の負担を減らすために、専門技能を持った秘書のような人間を雇って医師の代筆をさせる事を許可する方針を示しました。
でもこれって、医師の負担が減る代わりに財政的負担(秘書の人件費)が増えるってことですよ。
その分また医師は働いて稼がねばなりませんから、結局同じだけ負担がのしかかるんじゃないでしょうか。
まあ、お役所はどこでも、どっかの首長が青筋立てて連呼していたように「机上の空論」が大好きですからね。
「昼食」
・月見そば
・おにぎり(紅葉子)
「夕食」
・ライス
・ビーフシチュー
・フレッシュサラダ(レタス、セロリ、キュウリ)
今日のBW:79.5kg
巷では、理不尽な要求を学校や教師に突きつけるとんでもない親が問題になっています。
医療機関でも、とんでもない要求をしたり、女性スタッフにセクハラまがいの言動をしたり、医師などに暴力を振るう患者の存在が問題となっています。
外来では、特に患者との距離が一番近い医師が被害に会うことが多く、病棟では一番身近な看護師と介護職員が被害者となる場合が多い。
自分の病気が治らないのはお前のせいだと医師に難癖をつけたり、自分は注射がして欲しくて病院に来たのにしてくれないと大声を出したり、もっとよく効く薬をよこせ・毎回来るのが面倒だからともっと多く薬をよこせとなどと喚き散らす輩が増えているそうです。
医療機関もある意味サービス業ですから、そういった声にはできるだけ応えようと相手の言い分もよく聞いて診療を行っているんですが、ものには限度というもがあります。
昨年受診した患者の話ですが、血圧が高く診察をし、とりあえずの処置として降圧剤を1錠服用させ、効果が出るころにもう一度血圧を測るので待合室で休んでてくださいと医師が言って、休ませていました。
ところがこの患者、もう一度血圧を測る前に勝手に帰宅してしまったそうです。
仕方がないのでその旨をカルテに記載して、それでその日は終わりました。
数ヶ月後、再びこの患者が来て、勝手に帰ってしまった2日後に脳出血を起こして別の総合病院に入院していたそうで、脳出血の原因がそのときに飲ませた降圧剤のせいだとクレームをつけてきました。
もちろんその薬には、そんな副作用はありませんから、薬品名を教えてあげたところ、総合病院の主治医にも否定されたようです。
それで収まらなくなったのか、また来院し、今度は入院させなかったのが悪いと言い出しました。
実際のところ、自分勝手に帰ってしまい、しかも次の日丸1日間はどこの病院にもかかっていないで、翌日に脳出血を起こしたわけですから、誰が見ても自分が悪いとしか言いようがないでしょう。
でもクレーマーはそうじゃないんですよね。
今度は裁判に訴えるからカルテをよこせと言ってきました。
こちらとしては裁判所の命令でもなければ、公文書であるカルテを簡単に渡すわけにはいきませんので、コピーを渡したそうです。
もちろん、カルテに記載されている内容は、初診時の訴えから血圧状況、医師の診断、処置内容、治療方針などすべて記載してあるので、胸を張って渡したというのが本当のところです。
医療訴訟で一番問題になるのが、記載義務があるカルテに病状や方針など一切何も書いてない医師が多数を占めることで、そこで問題がこじれてしまうことが多いんです。
でも今回の件に関しては、どこに出してもまったく恥ずかしくない記載内容でしたので、その患者がコピーを弁護士の元に持っていって相談した時に、弁護士から裁判には勝てませんと言われて断念したそうです。
その事はその後また来院した時に、その患者自身が院長に告白したそうです。
こうなると、腹の虫を収めるためには何をするか?
頭のない人間が精一杯考えて出る答えは、暴力か口での「脅迫」です。
初診時の担当医の外来診療日を狙ってきて、「裁判をすると金がかかるから、訴えないでやるからその分100万円出せ」、「夜道を歩くときは気をつけろよ」と言ったそうです。
さすがにこの医師も頭にきて、言い合いになったそうですが、最後にこの患者、「お前の自宅の住所と電話番号は調べた。家族に気を付けろと言っとけ」と言った所で、医師のほうがキレて、逆に威力業務妨害と脅迫罪で訴えてやるとなってしまいました。
院長がこの患者との応対に当たることで訴えることは保留していますが、院長が訪問診療に行っているある老人施設に入所している人だとわかり、数週間後にはその施設に訪問診療に行くので院長が直接話し合ってくることになりました。
それ以前に、向こうから来たら来たで対処しますが、どう考えても向こうには勝ち目がないのにどうしてそこまで粘着するんでしょうかね。
情報によると、うちだけではなく他の病院にもこのようなクレームをつけて、問題を起こしているようです。
こんな事が、その人にとっての生き甲斐だとしたら、非常にさびしい人生の終末だと言わざるを得ません。
「昼食」(会議の出前)
・カツ丼
・大根の漬物
・茶碗蒸し
「夕食」
・ごはん
・卯の花
・照焼きチキン、千切りキャベツ添え
・鮭ルイベ漬
今日のBW:79.5kg
医療機関でも、とんでもない要求をしたり、女性スタッフにセクハラまがいの言動をしたり、医師などに暴力を振るう患者の存在が問題となっています。
外来では、特に患者との距離が一番近い医師が被害に会うことが多く、病棟では一番身近な看護師と介護職員が被害者となる場合が多い。
自分の病気が治らないのはお前のせいだと医師に難癖をつけたり、自分は注射がして欲しくて病院に来たのにしてくれないと大声を出したり、もっとよく効く薬をよこせ・毎回来るのが面倒だからともっと多く薬をよこせとなどと喚き散らす輩が増えているそうです。
医療機関もある意味サービス業ですから、そういった声にはできるだけ応えようと相手の言い分もよく聞いて診療を行っているんですが、ものには限度というもがあります。
昨年受診した患者の話ですが、血圧が高く診察をし、とりあえずの処置として降圧剤を1錠服用させ、効果が出るころにもう一度血圧を測るので待合室で休んでてくださいと医師が言って、休ませていました。
ところがこの患者、もう一度血圧を測る前に勝手に帰宅してしまったそうです。
仕方がないのでその旨をカルテに記載して、それでその日は終わりました。
数ヶ月後、再びこの患者が来て、勝手に帰ってしまった2日後に脳出血を起こして別の総合病院に入院していたそうで、脳出血の原因がそのときに飲ませた降圧剤のせいだとクレームをつけてきました。
もちろんその薬には、そんな副作用はありませんから、薬品名を教えてあげたところ、総合病院の主治医にも否定されたようです。
それで収まらなくなったのか、また来院し、今度は入院させなかったのが悪いと言い出しました。
実際のところ、自分勝手に帰ってしまい、しかも次の日丸1日間はどこの病院にもかかっていないで、翌日に脳出血を起こしたわけですから、誰が見ても自分が悪いとしか言いようがないでしょう。
でもクレーマーはそうじゃないんですよね。
今度は裁判に訴えるからカルテをよこせと言ってきました。
こちらとしては裁判所の命令でもなければ、公文書であるカルテを簡単に渡すわけにはいきませんので、コピーを渡したそうです。
もちろん、カルテに記載されている内容は、初診時の訴えから血圧状況、医師の診断、処置内容、治療方針などすべて記載してあるので、胸を張って渡したというのが本当のところです。
医療訴訟で一番問題になるのが、記載義務があるカルテに病状や方針など一切何も書いてない医師が多数を占めることで、そこで問題がこじれてしまうことが多いんです。
でも今回の件に関しては、どこに出してもまったく恥ずかしくない記載内容でしたので、その患者がコピーを弁護士の元に持っていって相談した時に、弁護士から裁判には勝てませんと言われて断念したそうです。
その事はその後また来院した時に、その患者自身が院長に告白したそうです。
こうなると、腹の虫を収めるためには何をするか?
頭のない人間が精一杯考えて出る答えは、暴力か口での「脅迫」です。
初診時の担当医の外来診療日を狙ってきて、「裁判をすると金がかかるから、訴えないでやるからその分100万円出せ」、「夜道を歩くときは気をつけろよ」と言ったそうです。
さすがにこの医師も頭にきて、言い合いになったそうですが、最後にこの患者、「お前の自宅の住所と電話番号は調べた。家族に気を付けろと言っとけ」と言った所で、医師のほうがキレて、逆に威力業務妨害と脅迫罪で訴えてやるとなってしまいました。
院長がこの患者との応対に当たることで訴えることは保留していますが、院長が訪問診療に行っているある老人施設に入所している人だとわかり、数週間後にはその施設に訪問診療に行くので院長が直接話し合ってくることになりました。
それ以前に、向こうから来たら来たで対処しますが、どう考えても向こうには勝ち目がないのにどうしてそこまで粘着するんでしょうかね。
情報によると、うちだけではなく他の病院にもこのようなクレームをつけて、問題を起こしているようです。
こんな事が、その人にとっての生き甲斐だとしたら、非常にさびしい人生の終末だと言わざるを得ません。
「昼食」(会議の出前)
・カツ丼
・大根の漬物
・茶碗蒸し
「夕食」
・ごはん
・卯の花
・照焼きチキン、千切りキャベツ添え
・鮭ルイベ漬
今日のBW:79.5kg
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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。
保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在
マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。
保有JALマイル
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私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在
マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
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2017/1/12:10,000マイル
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