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管理人の食卓風景と日常の日記
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以前から体調不良を訴えていた病棟看護師が、精密検査の結果大腸がんであることが判明し、先週市内の総合病院に入院して手術を受けました。
手術は無事成功したんですが、当初から予定されていた通りストーマを装着することになったそうです。
職員を代表して看護師長がお見舞いに行き、様子を私に報告してくれましたが、思った以上に元気そうで、開腹の結果直腸にも転移が予想されていたんですがそれもさほどではなかったとの事でした。
ただ、やはり別の部分に多少の転移がみられたそうで、それも切除し、今のところは回復を待ってリハビリを行い、早ければ2ヶ月くらいで職場復帰できそうだとの事でした。

今朝、当院の老ドクターから、めまいと吐き気がひどいとの電話があり、外来看護師が院長と往診に行きました。
電話の内容だけでは、メニエール症候群かもしれないと言えるくらい意識もはっきりとしていて会話内容にも辻褄の合わないところはありませんでした。
とりあえず、緊急用薬を入れた往診カバンと数種類のめまい治療剤を持って往診に行ったんですが、実際に本人と会って診察したところ、これはやはり脳外科を受診してMRI検査をした方がいいという結論になり、院長が紹介状を書いて市内の脳外科に行ってもらいました。
その結果、即入院。
詳しいことは省略しますが、大まかに言って脳梗塞の初期だったんです。
この老ドクターも、以前から心臓が悪く、2年に1度は総合病院の循環器科に入院を繰り返していました。
ですから、毎日多種類の薬を服用しており、もちろん処方は総合病院からですが投薬は当院から(つまり私が調剤してました)でした。
今回脳外科に行く時に、その薬を持参していったらしく、夕方になってその脳外科の薬局長から私に直接電話があり、老ドクターの服用している薬を教えて欲しいと。
何でも、私が覚えているだけでも8種類の服用薬を持ってきたのはいいけど、服用時別に入れて渡してある薬を全部薬袋から出して一まとめにしてあり、しかも、全部バラバラに切ってあったそうで、何が何だかわからないと脳外科の薬局長も困ってしまったそうです。
通常の院外調剤薬局でしたら、いらん!と言っても無理矢理にでも、薬の写真と効能や注意を書いた紙をくれますから、それを持っていけば事は済むんですけど、当院では基本的に入院患者向けにしか調剤してませんから、たとえ職員であってもそんな紙の発行やお薬手帳への記載は一切していません。
そのため、バラバラ事件になった持参薬を見て脳外科の薬局長は、私に救いを求めるしかなかったんでしょう。
なんたってこの薬局長、以前は市立病院の薬局長だった人ですから、人に聞くなんて言うのはプライドが許さないはずなんですけど、さすがに恥も外聞もかなぐり捨てざるを得なかったんでしょうね。
処方内容を口頭で説明すると、ありがとうでもなければ礼も挨拶もなく電話を切られてしまいましたもん。
そうそう、第一声が「前に市立病院の薬局長だった◎Xですけど・・・」でしたからね。
普通だったら、「△□*病院の◎Xですけど・・・」から始まりません?
ったく、いつも言うように、役人って奴らは退職してもまだ役人気分でいやがる。
それはそうと、入院した老ドクター、発見が早かったので詰まった部分を溶かす薬での治療が開始され、この治療が2週間続いた後は後遺症もなく退院できそうだとの見通しです。
ただ老ドクターですから、見通し通りいくかどうかまでは見通せませんけどね。
何にしても、お二人とも元気になって復帰してほしいものです。

「昼食」
・とんこつワンタン麺
・ごはん
・残り物

「夕食」
・中華丼(豚肉、筍、人参、キクラゲ、玉ねぎ、白菜、、シイタケ、ウズラの卵)
・春雨スープ とろみ中華しょうゆ味
・漬物

「おやつ」
・お菓子
・芋かりんとう

今日のBW:78.5kg

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今日、数年ぶりに助手の子を泣かせてしまいました;
2人いるうちのもう一人の助手は、30分もあればできてしまう仕事を終わらせるのに、かかった時間が約2時間。
別の仕事で、もう一人の助手ならささっと済ませてしまう仕事が、なかなかできないんですよ。
見に行った私が業を煮やして、とうとう言ってしまいました。
「どうして同じところばかりできないの!左側ばっかりダメでしょ!左目が悪いのか?それとも、左の脳でも悪いのか!もうギブアップするか?」
あとから思えば、ちょっと痛烈に言い過ぎたかもと思いましたが、後の祭りでした。
ふとその助手を見ると、ドアの陰に隠れて鼻をかんでる様子でしたが、私には間違いなく泣いてるなとわかりました。
「何だ!泣いてるのか?仕事ができなくて悔しかったか?」と聞くと、『いいえ!鼻かんでるんです!』と。
「交代するか?」と聞いたら、『いいえ!、やりますっ!!』との返事。
まあ、気が強いのもいいですけど、それと仕事が遅れるのとは別次元の話ですから。
ここ数年、最近の子はある程度強く言っても「馬の耳に念仏」状態で、【へ】とも思われなかったんですけどね。
この子が怒られ慣れてないだけだったのか、それとも私の言葉がひど過ぎたのか。
以前聞いたところによると、この子は柔道の有段者で、根性だけはあるはずだったんですけどね。
その割には、動きは若干スローモーですが;
そのあと何とか仕事を終わらせて、いつものような明るさに戻ってましたけど、鼻の頭はしばらく真っ赤なままでした。
仕事は仕事です。
甘やかしてばかりいて間違いでもされたら、それこそ人命にかかわることもある仕事ですから、厳しくするところは厳しくしとかないとなりません。
薬剤師になるために勤めてるんじゃないとの言い訳をしてしまったら、看護師になった後で後悔するでしょう。
昨日から世間を騒がせている三重県の整形外科での事件も、薬剤師が常勤していたら起こり得なかったと思っています。
今はどこでも院外調剤になって、真っ先に薬剤師がリストラされる事例が多く報告もされています。
まあ、院外調剤の利点は、院内に高価な医薬品を多数在庫しなくても済むこと、そして薬剤師分の人件費を浮かせる事が出来ること、更に院外処方箋料が直接収入として入ることですから、仕方ないと言えばそれまでなんですが、その代償として薬剤師による多少なりともある院内在庫分の医薬品の管理と薬学的管理(毒劇薬の使用チェックや注射剤の配合変化など薬に係わるすべての事項)の手段を放棄し、インシデントとアクシデントの発生率を上昇させたことになります。
看護師には素人に毛の生えた程度しか薬の知識がないにもかかわらず、看護学校で上っ面を習ってきただけですべてを習得したような気になってる看護師が多すぎると薬剤師の立場からは思えます。
看護師による経口・外用・注射剤・点滴剤すべての調剤は、医師を含む周りの状況も悪いんです。
たかが2年や3年の看護学校の過程の中でほんの僅かばかりかじってきたからといって、我々薬剤師が大学でやってきた4年、今は6年間での習得知識と技術と同じことをさせようとし、実際にさせてるからあんな事件が起るんだと思います。
だからこそ、私の助手に対する愛のムチは、泣いてでも受けて欲しいと願うばかりです。
全国どこへ行っても、薬剤師から直々に教えてもらえ、実際に調剤の実習をさせてもらえる施設や機会などないと思いますよ。
さあ、頑張りましょう!未来の看護師さん!

「昼食」
・正油ラーメン
・ごはん

「夕食」
・ごはん
・漬物
・冷しゃぶ(もちろん豚!)
・パスタサラダ(パスタ、キュウリ、ハム、玉ねぎ)

「おやつ」
・何やかんや

今日のBW:78.5kg

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ん~、ここしばらくは私の周りは平穏な日々が続いていますね。
ただ、昨日も書きましたけど、職員の中で、はしかに感染したり(確定)、今日はまたインフルエンザに感染した職員が出たり、職員の子供がロタウイルスに感染して下痢・嘔吐で受診したりと、ウイルス感染症が流行しているようです。
これでノロウイルスの感染者でも出たりしたら、目も当てられない惨状になってしまうでしょう。
夕刊に、どこかの幼稚園で集団発生したとの記事がありましたから、あながち対岸の火事とも言ってられません。
相変わらず、暑くなったり寒くなったりを繰り返して、一向に気候が安定しない北海道です。
体がついて行くのが難しいので、ウイルスや細菌には絶好の感染状態になっているのかもしれません。
日中暖かいからと油断していると、朝晩はまだまだかなり気温が下がって寒い状態が続いていますから、十分に気をつけたいものです。
今日、問屋の担当者が、新しいハンドソープのサンプルを持ってきました。
以前に、別のメーカーが持ってきて置いてあったのを見た担当者との会話の中で、ジェルタイプと泡タイプのどちらがいいかという話になりました。
アルコールを使った手指消毒剤にも、液体のポンプスプレーやジェルタイプがあり、数年前に往診に行く看護師に小さいサンプルのジェルタイプを試してもらった事があります。
その時の看護師は、ジェルがドロ~っと手のひらに出てくるのがとっても気持ち悪いと言って、二度と使ってくれなくなりました。
試しに、他の看護師にも手に取って使ってみてもらった結果、大半の看護師がドロッとしたジェルを手に取るのは気持ち悪いと言う判定だったんです。
なぜなんだろう?
液体タイプだと手に取ると流れて垂れてしまうという意見が多かったため、その代わりとして垂れないジェルタイプが開発されたのに。
うちの看護師達は、感覚が違うんだろうかと考えてみたところ、エッチな発想が私の頭をよぎりましたが、さすがにその事を直接聞ける看護師はいなかったので、私のしょーもない発想はそのままになっていました。
ちなみに、このとき試してもらった看護師は、すべて既婚者でしたけど・・・。
まあ、そんな話を問屋の担当者としていたので、今日持ってきてくれたハンドソープは泡タイプでした;
お試しくださいといって置いて行きましたけど、価格がねぇ~、安くないんですよこのタイプのはね。
せっかくだから使わせてもらいますけど、採用不採用に関しては、あまり期待して欲しくないなぁと思う今日この頃でした。

「昼食」(会議の仕出し弁当)
・鮭フレークご飯
・いくら
・刺身(マグロ、サーモン、平目)
・ザンギ
・鮭ハラス焼
・出し巻き卵
・骨付きソーセージ
・豚串、鳥串
・ナスのはさみ揚げ
・ハムチーズ春巻き
・クリームコロッケ
・イカときゅうりのマヨ和え
・刻み奈良漬

「夕食」
・ごはん
・漬物
・納豆
・とびっ子
・煮物(筍、ごぼう、人参、こんにゃく、レンコン、鶏肉、椎茸)
・レンコンのはさみ揚げ

今日のBW:79kg

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実は、金曜の終業間際に分かった事なんですけど、うちの職員が麻疹に罹ったらしいんです。
その数日前から風邪気味だと訴えていて、診察後に薬が出てそれを飲んでいたんですけど、一向に良くなる兆しが見えないと。
で、金曜になって全身に発疹が現れ、熱もかなりの高熱が出現したそうです。
ドクターの見立てでは、その時に飲んでいた抗生物質による薬疹じゃないかとのことでしたが、もしかするとと言う事で「麻疹疑い」と診断されました。
この職員は外来助手で、20代前半の女性なんですが、2才の時に麻疹ワクチンを接種しているということでしたが、時と場合によってはそれでも感染することがあるんです。
時と場合と言うのは、流行している時に濃厚に患者と接触したとか、ワクチンの免疫効力がすでに消えてしまっていたとかの場合です。
外来助手として、不特定多数の患者との接触がありますから、もしかするともしかするかもしれません。
疑いではあっても、医療機関の義務として保健所に速やかに報告しなければならないため連絡したところ、終業後の午後5時半過ぎに保健所職員2名が事情を聞きにやってきました。
私は特に関係があるわけではないのでそこで帰宅しましたが、今朝保健所職員の応対をした外来看護主任から話を聞くと、カルテの記載内容や患者の業務内容・通勤手段、全職員の感染歴・ワクチン接種歴などを細かく聞かれ、しまいにはどうして感染したのかまで聞かれたそうです。
どうしてったって、そんなの誰にも分かるわけないじゃない!と外来看護主任は憤っていました。
そんな事が分かるんなら、最初から感染しないようにしてるってぇの。
30分くらい事情を聞かれたそうですけど、最後に、医療に携わる人はワクチンを2度接種しないとだめでしょうと言う事で終わったそうです。
今の時代、何でもかんでもとにかくワクチンという風潮ですけど、自然感染してできた免疫と違って、その持続性ははなはだ疑問符が付くんです。
何もしないよりは良いと言う見方もありますが、自然感染してできた免疫とは明らかに違います。
自然感染してできた免疫は「終生免疫」と言われるように、まず免疫が消える事はないといわれていますが、ワクチンによってできた免疫はいつまで持つか分からないとも言われています。
まあ、何事も自然の流れに乗ったほうがよいと言う事で、自然に逆らっても所詮はかなわないと言う事でしょう。
私は自然感染でしたから、何の心配もしてませんけどね。
この職員、今日も休んでますし、午後からまた保健所の職員がその後のことについて事情を聞きに来ていたようです。
残念ながら、私も外来看護主任もお互いに忙しくて、今日の保健所職員との会話内容を聞く事はできませんでしたが、特に騒ぎ立てる内容でもなかったようです。
「病院職員から発病!」なんて、新聞ダネにでもされたら、またややこしい事になるので、このままそっとしておいて欲しいんですけどね、本当は。
でも、役人って奴らは困ったもんで、守秘義務ってものが分かってないからすぐにリークするからなぁ(-_-;)

「昼食」
・とんこつラーメン
・おにぎり(正油明太子、鮭)

「夕食」
・ごはん
・カブの漬物
・点天の焼き餃子
・昨日の残り物少々

「おやつ」
・あずきアイス
・miniハーベスト

今日のBW:78.5kg

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ったく、人の休みを何だと思ってるんでしょ!
今日私は、休みです!
なのに、9時と12時に病院から電話が。
私が休みの今日に限って、ドクターが在庫していない(採用になっていない)薬を使いたいから買ってくれとの内容の電話。
どうして昨日のうちにそういう話をしてくれないかなぁ、このバカ医者どもが!
土曜日は、問屋も休みなんだから、ものによっては手配できないものだってあるんだから。
確かに、問屋さんにもこういった緊急時の注文のための日直当番の職員がいますけど、だからと言って通常の配送体制を取ってるわけじゃないので、他の施設の緊急配送に行っていたら、いくらうちが急ぐといってもすぐになんか配達できるわけないんですよ。
免許取立ての研修医じゃあるまいし、それなりに経験をつんだドクター達なんだから、患者を診ればこの先どういった状態になってどんな薬を使うことになるかくらい分かるでしょうし、そのくらいは自分の経験と照らし合わせて自分の頭の中で組み立てができてるでしょう。
だったらその時点で、「あの薬とこの薬を使うことになると思うので用意しておいて」と、先にオーダーを出しといてもいいんじゃないかなぁ。
うちはね、いくら赤字を出しても屁とも思わないような官公立の総合病院じゃないんですから、いつ使うかも分からない高価な薬を、使用期限が切れてたらまた買い直せば良いだろってな具合に在庫なんかして置けませんよ。
そんなことやってたら、あっという間に倒産してしまいますからね。
もっとも、いつ使うか分からない薬でも、豊富に在庫させてくれるなら、私としてはこんな楽なことはないです。
だって、休みの日の今日みたいな電話連絡が来ることなどなくなるでしょ。
いいですよ!いつでも要望に応えられるように在庫しましょうか?
どうせもう見切りをつけた職場なんですから、倒産しようが潰れようが知ったこっちゃないですし。
どうぞ、思う存分赤字と損を考えないで、次から次へ高価な薬品を患者に使うと言ってください。
それで医師としての自己満足を満たせるなら、ご自由に。
わしゃ知らん!!!
あ~、気分悪っ!
休みの日の電話1本につきいくらって、休日出勤と同じ手当てでももらわなきゃ合わないでや。
そうそう言っときますけど、2本の電話にはちゃんと答えて手配を付けさせましたから、患者には何の不利益も与えないようにしました。
もう知らんと言って突き放していても、やることはちゃんとやってると言うことはご承知くださいね。

「昼食」
・ドライカレー
・味噌ヌードル

「夕食」
・ごはん
・さば水煮マヨ醤
・鶏塩焼き
・残り物

今日のBW:78.5kg

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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