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管理人の食卓風景と日常の日記
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ここで問題が2つ。1つ目は、『医師の指導監督の下で』という文言ですが、普通の感覚で言うと「調剤をしている看護婦の傍に医師がいて、間違いが無いかを常に監視しながら調剤させる」のだから問題はないのではと思えるかもしれません。ところが、そんな医師と看護師が、二人で一緒に薬を出している所など見たことがありますか?医師が奥に引っ込んでいても、看護師は何の疑いもなく薬を出していますよね。
2つ目は、『医師の指導監督の下に医療行為をできる看護師』ですから、医師法に規定されている医療行為(注射がメインですが)は出来ますが、調剤は医師法に規定されている【医療行為】ではなく、薬剤師法に規定されている【調剤行為】なんです。看護師法には、調剤が出来るとはこれっぽちも書いてません!
医師会の言い分は、『医師が調剤できるんだから、医師の代わりを出来る看護師が調剤をして、何が悪い』と言うものです。薬剤師会の言い分は、『処方医が、自らの処方に基づいて調剤する場合だけ調剤行為が認められるのに、看護師にやらせて、しかも監督・監査・確認もしないなど言語道断である』というものです。でも、医師会の力は薬剤師会の力などよりはるかに強いため、『医師が、同じ施設内に常駐していて、何か事があればすぐに駆けつけられる場合、看護師を指導監督しているものと見なす』と言う、暗黙の了解のようなコンセンサス(合意)ができてしまいました。
今は、時代の流れで、院外処方が一般的になってきて、医師が調剤しているように見せかけて、実際は無資格の事務の女性にやらせているような施設は少なくなりました(意地悪く薬について質問すると、ちょっと待ってくださいと言って、ドクターに聞きに行ってました)。が、こんな危険な状況を黙認していた行政と、患者の生命を危険にさらしても利益のためにゴリ押ししてきた医師会、悪習を正したくても何も出来ない無力な薬剤師会、知識も経験もないのに調剤をさせられて、挙句の果てにミスをして患者を殺しても拒絶できない全く弱腰な看護協会、そして、不便を感じないから、自分は大丈夫だからと全く無関心だった患者と患者予備軍のすべてが悪いんです。(続く)

「朝食」
・ごはん
・ボイルウインナー
・残り物

「昼食」
・天ぷらうどん

「夕食」
・ごはん
・筍と山ウドの味噌汁
・若竹煮
・春のオムレツ(筍、ミツバ、シメジ、人参、シーチキン)、レタス添え
・焼き椎茸

今日のBW:77.5kg

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今、私の助手をしているのは、もちろん看護学生の一人なんですが、先月まで1年間、病棟で介護の仕事をしていた子です。一念発起して、仕事をしながら勉強し、すれすれですが看護学校に合格して、今月から通い始めると同時に、院内での扱いも「介護さん」から「学生さん」に変わり、将来を見越したうちの病院独特の教育プログラムで修行してもらっています。無資格者ですから、当然使いっ走りがメインですが、法に触れないぎりぎりの患者介助と調剤業務の手伝い、内視鏡検査の介助と準備や片付け、資格とは無関係の受付業務、これはコンピューター入力以外のすべてで、お金の受け渡しやカルテ準備などを経験して覚えてもらって、将来、うちの病院でも、又は他の診療所などへ就職した時に、医師一人看護師一人の状態で、患者を受け付けてカルテを作成し、患者の介助や処置・検査をして、医師の変わりに薬を出し、点数を計算して患者からお金を貰うと言う、大きな病院ではすべて分担してやっている一連の仕事を、一人ですべて出来るように教育して<あげて>います。
私の担当部門は薬局ですから、薬の扱い方、保管上の注意、調剤・分包の仕方、機械の扱い方、薬袋の書き方、説明のしかたなど、およそ薬剤師がやる仕事のすべてを教えています。それも、無料で!自分の仕事を置いて、私がやってしまえばいとも簡単に終わってしまうことを、時間を掛けてずっと傍について、知識と経験は別にしても医師一人看護師一人の状態でも、患者の不利益にならないように彼女達を教育して<あげて>います。
何故看護師が調剤?と思われるかもしれません。医師は、自分が書いた処方箋に基づいてのみ調剤ができるということが、薬剤師法に書いてあるんです。つまり、医師である自分しか他に誰もいない時は、その患者に渡すために薬を作ってもいいよと言うことです。これは本来、船や飛行機の中、登山中や離れ小島など特殊な状況での治療を目的としているんですが、実際は小さな施設で開業している医者は薬剤師を雇うと経費がかかるので、自分達医師も調剤できるように法律の文章に入れてしまったんです(明治時代の話です)。いまだにその法律(薬剤師法)の改正には、医師会が大反対して調剤権を手離そうとはしません。そういった訳で、医師の指導監督の下に医療行為をできる看護師が、医師の代わりに調剤をしているんです。(続く)

「朝食」
・健康診断の採血のためヌキ

「昼食」(病院会議)
・ほっかほか亭の幕の内弁当

「夕食」
・ごはん
・天ぷら(筍、レンコン、エビ、イカ、キス、ナス、ウド、納豆磯辺、かき揚げ(玉ねぎ、人参、ホタテ、ウドの穂先、エビ))

今日のBW:77.5kg

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午後から手があいたので、昨日書いたサプリのα-リポ酸(チオクト酸)について、もう少し詳しく調べてみました。

α-リポ酸(チオクト酸)の作用(宣伝文から引用)
1.疲労回復
α-リポ酸は、体内で糖とタンパク質が結合する「糖化」という老化反応を防ぐ働きがあり、体内の糖分をエネルギーや脳の活動に効率よく使うようにします。疲れやすい人はα-リポ酸で体にエネルギーが沸いてくるといわれます。

2.ダイエット
α-リポ酸には、ミトコンドリアという細胞内のエネルギー生産工場に、ブドウ糖を積極的に届ける働きがあります。糖質の代謝を促進するので、ダイエットにも効果的。あるある大辞典でも中年太りにα-リポ酸が効果的と紹介され話題に。脂肪をエネルギーに変えてくれるアミノ酸であるL-カルニチンといっしょに摂るとさらに効果的といわれます。

3.老化防止(アンチエイジング、美肌)
α-リポ酸はビタミンC、Eの400倍という強力な抗酸化力で、肌の老化原因である活性酸素を除去します。ビタミンEと比べて小さく皮膚からもよく吸収され、水にも脂にも溶けやすい性質なので、美肌には化粧水やクリームなど化粧品で直接肌に補給するのが効果的。
α-リポ酸は小さな傷や目の下のクマを目立たなくする、シミやシワを薄くする、血行をよくし肌のくすみを改善する、開いた毛穴を小さくしてキメ細かな肌にするなどの作用があります。

4.糖尿病、血糖値の安定
α-リポ酸には糖分とたんぱく質の結合を防ぐ「抗糖化」作用があり、血糖値が安定しやすくなります。以前は代謝改善ビタミン(補酵素)として肝臓疾患や糖尿病薬品として用いられていました。

健康補助食品なので、詳しいことはよくわかりませんが、医療用医薬品のチオクト酸の効能効果とは全く違うのに驚きました。
「チオクト酸の需要が増大した際の補給(激しい肉体労働時)、Leigh症候群(亜急性壊死性脳脊髄炎)、中毒性(カナマイシン、ストレプトマイシンによる)及び騒音性(職業性)の内耳性難聴」と言うのが医療用医薬品の添付文書(効能書き)に書かれた、厚生労働省が認めた使用目的である効能効果です。この文書のどこにも、エネルギーが沸いてくるだの、ダイエットだの、美肌などの言葉はありません。

もっと詳しく調べてみました^^;
◎2006年1月臨時増刊号「薬局別冊」『今日のサプリメント』(南山堂;丁宗鐵:日本薬科大学教授、佐竹元吉:日本薬剤師研修センター編集)、「医薬品由来のサプリメント」(P.299-305、栗原毅:東京女子医科大学内科教授)
この本には、おおよそ上の宣伝のような内容のことが書いてありました。専門的な内容なので、ここに書くのは省略しますが、興味のある方がいたら全文をお教え(無許可ですけど^^;)したいと思います。ちなみにこのα-リポ酸、加齢と共に体内での生成量が減少し(30歳くらいからだそうです)、食事から摂ろうとしても1日量を摂るためには、ほうれん草を700kg食べなければならないそうです。絶対サプリの方が、便利でいいですよね(^^ゞ

「朝食」
・コーヒー

「昼食」
・永谷園、博多屋台風焼きラーメン、醤油とんこつ
・エビマヨおにぎり

「夕食」
・ごはん
・漬物
・玉子スープ
・八宝菜(豚肉、うずらの卵、椎茸、筍、白菜、人参、玉ねぎ、キクラゲ)
・生ラムジンギスカン風炒め(生ラム、モヤシ、ピーマン、人参、玉ねぎ)

今日のBW:78kg
昨日も食べ過ぎました(*_*;

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私は病院薬剤師ですから、当たり前ですが相当な種類の薬を扱っており、薬と名の付く物は入手しようとすればいくらでも入手できます。昨年、母親を実験台にした事件で取りざたされた毒物のタリウムも手続きすればいくらでも扱うことができます。犯罪を起こす気になれば、毒薬はもちろん、麻薬もいくらでも入手できます(覚醒剤、大麻は薬剤師単独では無理です)。これは病院に限らず、調剤薬局の薬剤師でもできます。そんな立場にいるからこそ、悪い考えを起こさないのが薬剤師です。薬を盗んで悪用し、事件(殺人、性犯罪、乱用など)を起こす医療従事者のほとんどが看護師で、次に医師だそうです。
ところが、薬剤師である私でもドラッグストアーに買い物に行くことがあります。もちろん、薬を買いに行くわけではありません。いや、買った事はあります。この仕事を始めて以来、買った薬は目薬と・・・覚えていません。「医薬品」と表示されている薬は、ドリンク剤以外は買う必要がないので買いません。「医薬部外品」と表示されている薬は、買ったことがあるかもしれませんが・・・。ドラッグストアーに行くと、普段仕事ではお目にかからない薬が所狭しと並んでいて、テレビCMで聞いたことがある商品名の薬を手にとって、どんな成分がどれだけの量入っているのかと気になってついつい見てしまいます。面白くてなかなか帰ろうとはしないので、奥さんに催促されることもあります。これも、職業病ですね^^; 
そんなドラッグストアーで、最近よく買ってくるのは、サプリメントなんです。ひとつは「α-リポ酸」、もうひとつは「しじみの入った牡蠣ウコン」と言う商品です。「しじみの~」の方は、お分かりのように肝臓にいいものを寄せ集めたサプリで、酒を飲む機会が多い人向けの商品なんですが、肝臓が強烈に悪い私にもピッタリかなと。それと、うちの奥さんは貝類が苦手で、なかなか食卓に上らないもんでね^^; 「α-リポ酸」は、以前にあるある大辞典でやってたもので、『結果として』ダイエット効果があると言ってたので、これもデブの自分にピッタリじゃないですかと、今年に入ってから飲んでいます。効果は・・・、日記に書いてある体重を見ていただけるとおわかりだと思いますd( ̄  ̄;)オワカリ?
しじみや牡蠣の有効成分はタウリンと微量のミネラル(亜鉛、セレンなど)、ウコンはクルクミンなんですが、医療用医薬品には散剤と注射剤しかなく、簡単に持ち運び・服用できるものがないんです。α-リポ酸は、本名をチオクト酸と言い医療用医薬品にあります。が、これも散剤と注射剤しかなく、しかも1日にどんなに多くても0.6gしか飲まないのに500gの包装しかありませんので、さすがに買うには気が引けたのでサプリにしました。おっとぉ、もうなくなってしまった。明日、買ってこなきゃ。

「朝食」
・サンドイッチ
・コーヒー

「昼食」(蕎麦屋)
・大盛せいろ
・かき揚げ

「おやつ」
・ロッテ、季節のTOPPO,、抹茶のスイーツ

「夕食」
・キムチ鍋(キムチ、豚肉、白菜、エノキ、椎茸、ニラ、カキ、ギョウザ)
・ごはん、ラーメン

今日のBW:77.5kg

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当院では今季初の、インフルエンザ感染患者が来院・発生しました。全国では集団発生している地域があるそうですが、道内ではまだ散発的で、市内でもちらほらと発生が報告されているだけでした。各病院とも、新型インフルエンザに対しての防御策に苦慮しており、うがい・手洗いの徹底、風邪を引いていると勘違いされても職員はマスクを着用する。患者・家族・お見舞いの人に強制的にマスクの着用を義務付けるなど、対策に頭を痛めています。ご家庭でも、うがい・手洗いは当然の事として、これから年末年始の買物や、初詣などの人ごみに入る機会が多くなると思いますが、ウイルスの感染を防ぐために不必要に人ごみの場所には行かない、睡眠・栄養をシッカリととり、保温・保湿と換気には十分すぎるくらい注意しましょう。もし、インフルエンザに罹っても、インフルエンザウイルスに対する薬は各病院、各調剤薬局とも備蓄が少ないので、医師に処方してもらえない・院外処方箋を持って行っても断られる事もあると覚悟しましょう。世界的に在庫が無いので、仕方がないのです。自己管理は、自己責任で!

「朝食」
・ごはん
・豆腐とわかめの味噌汁
・焼鮭
・ニシン漬

「昼食」
・和風スパゲッティー(醤油味)

「夕食」
・ごはん
・ナスの味噌汁
・ニシン漬
・青椒肉絲
・青梗菜と油揚げの煮浸し
・牛タンの塩焼き

今日のBW:77kg(-_-;)

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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