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管理人の食卓風景と日常の日記
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以前、私がこの日記で報告?したように、関東で発生した麻疹(はしか)が、全国に広がろうとしています。
どんな感染症でも、これだけ交通手段が発達して人の往来が活発になっている現代では、拡大を食い止めようとすれば、流行地に接する地域が江戸時代の鎖国のように又は関所での検問のように、完全に人の動きを遮断するしかありません。
今一番患者が発生しているのは、人口の多さから言っても当然東京都なんですが、「東京都に一度でも入った者は麻疹の発生が治まるまで他の道府県に移動してはならない」というような、人権をまったく無視した戦時中のような戒厳令でも出さない限り、蔓延は全国に拡大し続ける事でしょう。
考え得る事として、人の動きが麻疹ウイルスを運ぶのを阻止出来ないのなら、ウイルスが来ても感染しないように予防しようという事になります。
予防といっても、インフルエンザウイルスと違って麻疹ウイルスはうがい手洗い程度ではまったく効果がないほど感染力が強力で、飛沫(咳やくしゃみなど)で感染するインフルエンザウイルスに対し、体育館のように広い空間に感染者が一人でもいたら、同じ空間にいたというだけで患者のそばに近寄らなくても感染してしまうほど、感染力は超強力なんです。
ウイルスですから、消毒も余り効果がありません。マスクも、効果はほとんどありません。
ウイルスを殺せる消毒剤もないことはないんですが、ウイルスを殺すと同時に間違いなく人体にも悪影響を与え、最悪の場合は人体そのものが死ぬ事になるでしょう。
じゃあどうすればいいのか?と言う事で全国的に唯一の予防法である麻疹ワクチンが品薄になってしまっています。
厚生労働大臣は、在庫量に関しては問題ないといっていますし、報道でもワクチンの在庫はまだ何万本もあるといっています。
しかし!その麻疹ワクチンは、東京都以外では入手できません。
地方には、一切流通していないんです。
それなのに東京都の何区かは忘れましたが、無料でワクチン接種しているそうです。
また、それが出来るくらいの本数を抱えてしまっているんですよ。
おかしいと思いませんか?
確かに、毎年、メーカー・卸と行政(保健所や各自治体)が納入価と納入数を契約して製造・販売していますが、地方都市よりはるかに多い人口を抱える23区の、ある特定の区が区民の要望すべてに答えられるほどの納入契約を毎年結んでいるとは思えません。
それなのに接種してあげますと宣伝できるほどのワクチンをどうやって入荷したんでしょうか。不思議です。

「昼食」
・明太とんこつラーメン

「夕食」
・ごはん
・きゅうりと大根のおかか和え
・天ぷら(シャコ、カニカマ、納豆磯辺)
・かき揚げ(玉ねぎ、人参、椎茸、レンコン、ウド)
・お弁当用玉子焼き

今日のBW:78.5kg

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今日朝から内視鏡室の電気がついたままで、誰かの検査をしているのかと思ったら、新しい器械のデモ機が搬入されていたそうです。
内視鏡室ですから胃カメラの新しいやつかなと特に気にも留めていませんでしたが、夕方になって検査担当看護主任が私の元にやってきて、この器械が入ったのでこれに使う薬品を買って欲しいと言い、パンフを私に見せました。
それを見ると、何と!経鼻胃内視鏡と書いてあるじゃありませんか!
現在の先端を行く検査機器のひとつが当院にも入るのか!
いや!デモ機だからまだ買う訳じゃないだろう。
鼻から管を入れるので鼻出血を防止するための血管収縮剤を手配し、院長に報告したところ、「君、胃の調子悪くないか?(^^)」と、あやうく練習台にされそうになりましたε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
この経鼻胃内視鏡は管の太さが5.9mmで、現在使用されている胃カメラ(正式には上部消化管内視鏡)の管が9mm~11mmであるのに比べて極めて細くなっており、検査される患者の負担が軽減されています。
ところが良い事ばかりではなく、鼻腔が狭い人には使えず、別の病院で奥さんが検査された時にも、管が鼻腔を通過できず強烈に痛みを感じ、結局経口で検査をされました。
設置がほぼ終わったところで問屋の担当者が私の元に来て、これから2週間このデモ機を置いてもらうことになりましたと挨拶されました。
で、私も人の子ですからやはり気になるのはそのお値段で、一式定価で約800万円だそうです。
はっぴゃくまんえんですよ!はっぴゃくまん!く(""0"")>
うちの病院の一体どこにそんな金があるってんだい(メ ̄ ̄)=○パーンチ!
そんな金があるんなら、給料上げろぉ!ボーナスちゃんと出せぇ!
胃の検査なんて、口からで上等でい( ̄∩ ̄#

「昼食」
・和風スープスパ(納豆昆布、たらこ、長ネギ)

「夕食」
・ごはん
・チキンクリームシチュー
・カニマヨサラダ

「デザート」
・ホットケーキチョコチップドーナッツ

今日のBW:78.5kg
昨日のケーキ3個が効いてます(-_-;)

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昨日は、私の推測も含めて書いてみましたが、厚労省が何故過去に何度も薬害拡大の経験がありながら、今ここでも明らかな副作用ですと言えないんでしょうか。
考えられることとして、①国と製薬会社が損害賠償を支払わなければならないから。②万一鳥インフルエンザ、新型インフルエンザが日本国民に感染して流行した場合、拡大防止と治療には現在のところタミフルしか存在しないので、国策として備蓄しているにもかかわらず、もしまた副作用で死者が出た場合、危険な薬を飲ませた国、厚労省の担当者(役人)が悪いと責任を問われるから。
恐らく両方とも当たっていると思います。
①の場合は、単にメンツの問題。
問題は②なんです。A型B型インフルエンザならば他にも治療薬があるんですが、特に新型インフルエンザでは今のところタミフルしか有効性が確認されていないので、もしタミフルを副作用のため販売・製造中止にでもしてしまったら、昔々のスペイン風邪、香港風邪の時のように、大量の死者を出しかねません。
風邪と書きましたが、インフルエンザは重い風邪ではありません。インフルエンザウイルス感染症であり、一般的な風邪のように暖かくして栄養を摂取して寝ていればそのうち治ると言うものではありません。適切な処置をしなければ、高い確立で死に至る重篤な病気です。
その昔、知識がなかった時には、1回の流行で全世界の死者数が数千万人を記録したこともあります。
このことを知っていれば、タミフルは危険な薬であっても、今の段階では仕方がないと思わざるを得ないでしょう。
厚労省が、事実を言えずに言葉を濁しているのも頷けると思います。
亡くなった方の遺族には申し訳ないんですが、この先早急に副作用の少ない抗インフルエンザウイルス薬の開発が待たれるとしか言いようがありません。
飛び降り事故の報道があってから、インフルエンザウイルスに罹患した子供の母親がタミフルの処方を拒否する事が多くなったそうです。
これもまた仕方がない事なんですが、その影響で先にも書いた別の治療薬、リレンザの需要が増大し、市場になくなってしまいました。
ただこのリレンザは、吸入薬なのでタミフルのような簡便さはありません。それ故タミフル発売以降、あまり売れ行きが芳しくない製品だったんです。
小児にも適応があり年齢制限も記載されていませんが、試験の段階で5歳以上を対象としているため、ちゃんと吸入ができる子供が適応になると言った方がいいでしょう。
昨日、リレンザを販売するグラクソ・スミスクラインの担当者が来て、このような状況ではありますが、流通段階で在庫が一時的に品薄になっていますが、メーカーとして十分量の出荷はできますのでご心配なくと言っていました。
心配はしていませんが、流行が下火になってから流通量が多くなるのはいつもの事なので、眉唾もんですけど。

「昼食」
・炒飯
・ワンタンスープ

「夕食」
・ごはん
・漬物
・オープン納豆オムレツ
・フォアグラ昆布巻き
・焼ミニ生揚げ

「デザート」
・抹茶シュークリーム

今日のBW:77.5kg

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最近、インフルエンザの遅まきながらの流行に伴って、当院でもタミフルを使用することが多くなりました。
以前のような市場での在庫不足はなく、注文すればすぐに納入されます。
ですが、これからどれだけ使用するか分かりませんので用心のため多めに在庫はしてあります。
全国でこのタミフル服用後の、中学生の飛び降り事故が問題になっていますね。
「タミフル脳症」なんて言い方をする人もいますが、今のところ因果関係は不明と厚労省は言ってます。
このタミフル、添付文書には「飛び降り」と言う副作用の記載はありませんが、重大な副作用の項に『精神・神経症状(頻度不明):精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、観察を十分に行い、症状に応じて適切な処置を行うこと』と書いてあります。
タミフル服用後に自宅で暴れたことがある患者の話では、その間の記憶は全くないそうです。
これに対して厚労省は2月28日に「インフルエンザ治療に携わる医療関係者の皆様へ(インフルエンザ治療開始後の注意事項についてのお願い)」と題した緊急の報道発表をしました。
結論として、
『万が一の事故を防止するための予防的な対応として、特に小児・未成年者については、インフルエンザと診断され治療が開始された後は、タミフルの処方の有無を問わず、異常行動発現のおそれがあることから、自宅において療養を行う場合、
(1) 異常行動の発現のおそれについて説明すること
(2) 少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮すること
が適切であると考えられます。
このため、インフルエンザ治療に携わる医療関係者においては、患者・家族に対し、その旨説明を行っていただきたい。』
と言うものだったんです。
飛び降り事故を起こしているのが成人ではなく中学生であることからすると、インフルエンザ脳症の疑いも捨て切れませんし、1回服用量が成人の1回分の1カプセルでは多過ぎるのではないかと言う気がします。
確かに、「成人及び体重37.5kg以上の小児には1回1カプセルを経口投与する」と記載されていますが、この37.5kgと言う中途半端な体重の根拠はどこから来てるのでしょうか。もしかして、外国人での数字をそのまま日本人に当てはめたものじゃないんでしょうか。
元来几帳面な日本人が、小数点が付くような数字や割り切れない数字を設定することはあり得ないと思うんです。
元研究者の端くれの私としては、メーカーの中外製薬に言いたい。ここまで厳密に小数点以下まで体重を限定するならば、37.4kgの日本人の小児では服用してはいけないと言うデータを見せて欲しいですよ。

「昼食」
・スパゲティーミートソース

「夕食」
・ごはん
・助タチの味噌汁
・漬物
・鳥手羽元、人参、筍の煮物
・サバの味噌煮
・フレッシュサラダ

今日のBW:77kg

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『日頃使っていた機械・電気製品などが、ある日突然動かなくなった。販売店に電話して修理を依頼し、来た担当者が調べてみて「これはもう寿命ですね。新しいのを買うほうが安く上がりますよ」と言った。』
こんな経験をした事のある人、こんな話を聞いたことがある人は大勢いると思います。
ところが修理に来た担当者に言わせると、「こんなのネジが緩んだだけだから3秒で直せるけど、ノルマ達成のために新しいのを売り込んでこいと上司に言われたから」とか、「製造ミスで不具合が起きるのは分かっている箇所だが、リコールすると面倒な事になるから絶対に言うなと会社から言われていた」と言ったことが間々あるようです(良心的な人のほうがほとんどですけど)。
もちろん本当にその機械に寿命が来ていて、どのように直してみても今までのようには動かないこともあります。
(機械などに)詳しい人は見ただけで、どこに不具合があって、どこをどうすれば直る。または、この不具合は、どこをどうしても絶対に直らないか、一時良くなったように見えてもこのくらいの期間しか持たないというのが分かってしまいます。これがプロです。
ですから、詳しい人が詳しくない人を騙す事などいとも簡単ですよね。
どんなに丈夫な機械であっても、長年使っていればどこかに不具合が出てくるのは、人間の体も一緒のことです。
ですから人間も機械と同じように「定期点検=定期検診・人間ドック」、「修理=治療・手術」が必要なんです。
ところが人間の体は機械のように新しいのに買い換えることはできませんから、古くなっても不具合が出ても何とか騙し騙しにでも使い続けなければなりません。
機械の場合でしたら、「こことここの部分がこのようになっていますから、これを取り替えれば今までのように使えます」とか、「ここがこうなっちゃってますので、これを修理しても、ここだけを新品の部品にしても以前のようには使えませんね」と、あっさり言われて買い換える事には何の抵抗もないでしょう。
しかし人体の場合には、そう簡単にはいきませんね。
まず、修理工である医療スタッフは、「修理=治療・手術」しましょうとは言いますが、よほどモラルのない医療人でない限り「これは絶対に治りません」とは口が裂けても言いません。
ダメなのは分かっていたとしても、とにかく何とかして良い方向に持っていってあげたいと願いながら対処しているのが医療従事者の習性です。
この「良い方向」という言葉には、「治癒・完治」という意味と、「安楽で尊厳ある最期」の二つの意味があります。いや、これしかありません。
どんな病気の患者であっても、その病気は治ります!と言われたいものです。そう言ってくれと心のどこかでは必ず願っているものです。
自分の病気は治る見込みがないから、残された時間を有意義に・・・、このようなドラマになるような患者はほんの一握り、と言うより、数えるほどしかいません。
以前は不治の病の代名詞であるガンの告知をされた患者のほとんどは、驚愕・否定・興奮・憤慨・落胆・悲嘆・自暴自棄・無反応・受容と言った過程を経て最期を迎えていました。
現代医学の著しい進歩で、不治の病から治癒できる病へと変わりつつあるガンですから、積極的に治療に取り組む患者も多くなりました。もちろん今だ進歩を続ける検査法・治療法には、さまざまな予測不可能な危険が待ち受けています。統計とは残酷なもので、検査や治療の有効率・無効率・死亡率・再発率などをほぼ正確に表してくれます。
目の前にいる患者の病状と、統計学的数字を照らし合わせれば、予後はおよそ推定できます。でも、何とかして良い方向にと思っている医療スタッフは、本人の意欲をそぐような事、止めを刺すような事は言いません。言えません。嘘は言いませんが、無意味で虚しい励ましも言いません。
予後半年と宣告された患者が、3年も5年も元気に生活していると言う話はよく聞きます。
人間の体は、今だに謎だらけです。

「昼食」
・佐野ラーメン、自家製チャーシュー入り
・ごはん

「夕食」(ホテルで会議後の懇親会:パーティー料理)
・キノコのパイ、チーズポテト乗せ
・オードブル(パテ、ハム、?肉の香辛料和え)
・チキンピザ(ピザ生地が鶏肉)
・鱈のナマスがけ、イカ墨ソース
・ミニハンバーグとマヨネーズギョウザ、蒸しポテト添え
・麻婆春雨
・パエリア
・焼プリン

今日のBW:78kg

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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。

   保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在

マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
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