管理人の食卓風景と日常の日記
この日記は退院後に記載しています
スマホは、結局復旧する事なく、奥さんがショップへ持って行ってくれたら、新品と交換になると言われて病院に戻ってきた。
今回手術後に、食事再開になってからのすべてのメニューをスマホのメモに書き留めてあったんだけど、データ移行できずに消え去ってしまった。
使えないスマホを持っていてもどうしようもないので仕方ないけど、まったくもってデータが消えたのは残念である。
18日朝食から、腸のウォーミングアップとして、「GFO」という大塚製薬の商品をカップ2杯。
腸の3つの栄養素らしい、グルタミン、食物繊維のファイバー、オリゴ糖含有の飲料だった。
20日朝食から、食事再開としてクッキー2枚、ほうれん草の味噌汁、炒り卵、桃缶、乳酸菌飲料が出た。
20日昼食からは五分粥になり、その時のおかずははんぺんのお澄まし、煎り豆腐、マッシュポテト、蒸しパンのようなもの。
20日夕食は、五分粥、コーンポタージュ、赤魚の煮付け、小松菜のお浸し、ゼリー、ヨーグルト。
21日朝食は、五分粥、小松菜の味噌汁、カボチャの煮物、豆腐のあんかけ、クッキー2枚、乳酸菌飲料
21日昼食からは、確か全粥。
23日昼食から普通の硬さのごはんになり、とろろ昆布とかいわれのお澄まし、ナスの味噌煮ときぬさや、鮭のゴマ焼きと大根おろしだった。
これらはデジカメに撮ってあったのでメニューが書けるが、それ以外は消えてしまったのは私の性格からして許せない。
また、24日以降のメニューは、仕方なくメモ帳に手書きで書き留めておいたものである。
「朝食」(病院食)
・ごはん
・フキの味噌汁
・茹でたカブと人参の正油和え
・カニカマ玉子巻き
・桃缶
・牛乳
「おやつ」(談話室で)
・フレンチクルーラー2個
・アイスコーヒー
「昼食」(病院食)
・ごはん
・揚げシュウマイ
・ハムきゅうりオニオンサラダ
・すり身と人参の煮物
「夕食」(病院食)
・ごはん
・鶏のあけぼの焼 カリフラワー添え
・フライドカレーポテト 干からびたような千切り人参添え
・白菜と人参のお浸し(生姜醤油味)
スマホは、結局復旧する事なく、奥さんがショップへ持って行ってくれたら、新品と交換になると言われて病院に戻ってきた。
今回手術後に、食事再開になってからのすべてのメニューをスマホのメモに書き留めてあったんだけど、データ移行できずに消え去ってしまった。
使えないスマホを持っていてもどうしようもないので仕方ないけど、まったくもってデータが消えたのは残念である。
18日朝食から、腸のウォーミングアップとして、「GFO」という大塚製薬の商品をカップ2杯。
腸の3つの栄養素らしい、グルタミン、食物繊維のファイバー、オリゴ糖含有の飲料だった。
20日朝食から、食事再開としてクッキー2枚、ほうれん草の味噌汁、炒り卵、桃缶、乳酸菌飲料が出た。
20日昼食からは五分粥になり、その時のおかずははんぺんのお澄まし、煎り豆腐、マッシュポテト、蒸しパンのようなもの。
20日夕食は、五分粥、コーンポタージュ、赤魚の煮付け、小松菜のお浸し、ゼリー、ヨーグルト。
21日朝食は、五分粥、小松菜の味噌汁、カボチャの煮物、豆腐のあんかけ、クッキー2枚、乳酸菌飲料
21日昼食からは、確か全粥。
23日昼食から普通の硬さのごはんになり、とろろ昆布とかいわれのお澄まし、ナスの味噌煮ときぬさや、鮭のゴマ焼きと大根おろしだった。
これらはデジカメに撮ってあったのでメニューが書けるが、それ以外は消えてしまったのは私の性格からして許せない。
また、24日以降のメニューは、仕方なくメモ帳に手書きで書き留めておいたものである。
「朝食」(病院食)
・ごはん
・フキの味噌汁
・茹でたカブと人参の正油和え
・カニカマ玉子巻き
・桃缶
・牛乳
「おやつ」(談話室で)
・フレンチクルーラー2個
・アイスコーヒー
「昼食」(病院食)
・ごはん
・揚げシュウマイ
・ハムきゅうりオニオンサラダ
・すり身と人参の煮物
「夕食」(病院食)
・ごはん
・鶏のあけぼの焼 カリフラワー添え
・フライドカレーポテト 干からびたような千切り人参添え
・白菜と人参のお浸し(生姜醤油味)
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この日記は退院後に記載しています
午前10時少し前、外科医師を引き連れての外科部長の回診。
主治医ではないので、サラッと流してにこやかに終了。
ただ、「ストーマだった部分のヘルニアの恐れがあるから、雪投げなど重い物を持つような作業は控えるように」との指示を受けた。
今日はそれ以上何の動きもなしかと思っていたら、午前11時半頃主治医が1人でやって来て、「退院の事なんですが」と切り出した。
組織検査の結果も来たし、キズの処置をするだけになったので外来ででもできるし、結果を教えるだけなのでいつ退院しますか?と。
今日はさすがに・・・とドクターが言うので、明日1日余裕を持たせて、土曜退院と言う事で決定!!!
組織検査の結果について、何やら思わせぶりな態度をしているのでまさかと思ったが、ドクターの方が言いたくて仕方がなかったらしく、会話の中で「リンパ節転移はありませんでした。手術による治療はこれで終了と言う事です。ガンはステージⅡでしたから、5年生存率は70%。つまり、5年以内に10人のうち3人は再発すると言う事なので、外来でこの後も検査して追って行かせてください」と。
それにしても、今朝からスマホが使えないのは不便。
朝1発目のスイッチを入れたら、瞬間的に画面が出た後消えてしまい、そのまま黒い画面のままに。
その後、スイッチのオンオフを何度繰り返してもダメ、バッテリーを抜いてのリセット操作でも、オープニング画面の表示があって、防水のための注意事項表示画面になったら、なったそのまま。
いわゆる、パソコンでのOSが立ち上がらなくなった状態にしかならない。
充電はできるようなので、バッテリーに問題があるとは思えない。
どうしたら再起動できるのか、取説は本体に入っているから、調べようがない。
こっちからメールどころか、電話連絡すらできないのは、今の時代では致命傷。
何の音沙汰もないから奥さんも心配してると推測される。
残念ながら、奥さんの電話番号も覚えてないし。
夕方、直接病院に来るまで、悶々と過ごすしかないですな。
主治医のドクターは、最近私に対して冗舌である。
回診時、キズの手当てをしながら「どうなるかと思いましたけど、順調過ぎてつまんないなぁ」と言ってみたり、今日も退院を決めた後に、「もう、どこへ行かれてもいいですよ。そう・・・、奥さんとどこかへ美味しい物を食べに行かれてもいいですよ」と。
ここら辺には食べるところがなくてと私が言うと、「そうそう、ないんですよ、すいませんねぇ」と、自虐的な笑みを浮かべながら返事をしてくれたり。
「朝食」(病院食)
・ごはん
・もやしの味噌汁
・赤魚焼
・白菜の梅酢漬け
・バナナ
・牛乳
「昼食」(病院食)
・バターロール2個
・スパゲッティーサラダ(玉ネギ、人参、ピーマン、マヨネーズ)
・ロールキャベツ 人参とブロッコリー添え
・コーンポタージュ
「夕食」(病院食)
・山菜ごはん(山菜水煮、揚げ、人参)
・麩と青菜のお澄まし
・ミートボール3個
・小松菜のお浸し(小松菜、人参、エビ)
・豆腐の甘酢あんかけ(椎茸、玉ネギ、いんげん)
「談話室で」
・アイスコーヒー
午前10時少し前、外科医師を引き連れての外科部長の回診。
主治医ではないので、サラッと流してにこやかに終了。
ただ、「ストーマだった部分のヘルニアの恐れがあるから、雪投げなど重い物を持つような作業は控えるように」との指示を受けた。
今日はそれ以上何の動きもなしかと思っていたら、午前11時半頃主治医が1人でやって来て、「退院の事なんですが」と切り出した。
組織検査の結果も来たし、キズの処置をするだけになったので外来ででもできるし、結果を教えるだけなのでいつ退院しますか?と。
今日はさすがに・・・とドクターが言うので、明日1日余裕を持たせて、土曜退院と言う事で決定!!!
組織検査の結果について、何やら思わせぶりな態度をしているのでまさかと思ったが、ドクターの方が言いたくて仕方がなかったらしく、会話の中で「リンパ節転移はありませんでした。手術による治療はこれで終了と言う事です。ガンはステージⅡでしたから、5年生存率は70%。つまり、5年以内に10人のうち3人は再発すると言う事なので、外来でこの後も検査して追って行かせてください」と。
それにしても、今朝からスマホが使えないのは不便。
朝1発目のスイッチを入れたら、瞬間的に画面が出た後消えてしまい、そのまま黒い画面のままに。
その後、スイッチのオンオフを何度繰り返してもダメ、バッテリーを抜いてのリセット操作でも、オープニング画面の表示があって、防水のための注意事項表示画面になったら、なったそのまま。
いわゆる、パソコンでのOSが立ち上がらなくなった状態にしかならない。
充電はできるようなので、バッテリーに問題があるとは思えない。
どうしたら再起動できるのか、取説は本体に入っているから、調べようがない。
こっちからメールどころか、電話連絡すらできないのは、今の時代では致命傷。
何の音沙汰もないから奥さんも心配してると推測される。
残念ながら、奥さんの電話番号も覚えてないし。
夕方、直接病院に来るまで、悶々と過ごすしかないですな。
主治医のドクターは、最近私に対して冗舌である。
回診時、キズの手当てをしながら「どうなるかと思いましたけど、順調過ぎてつまんないなぁ」と言ってみたり、今日も退院を決めた後に、「もう、どこへ行かれてもいいですよ。そう・・・、奥さんとどこかへ美味しい物を食べに行かれてもいいですよ」と。
ここら辺には食べるところがなくてと私が言うと、「そうそう、ないんですよ、すいませんねぇ」と、自虐的な笑みを浮かべながら返事をしてくれたり。
「朝食」(病院食)
・ごはん
・もやしの味噌汁
・赤魚焼
・白菜の梅酢漬け
・バナナ
・牛乳
「昼食」(病院食)
・バターロール2個
・スパゲッティーサラダ(玉ネギ、人参、ピーマン、マヨネーズ)
・ロールキャベツ 人参とブロッコリー添え
・コーンポタージュ
「夕食」(病院食)
・山菜ごはん(山菜水煮、揚げ、人参)
・麩と青菜のお澄まし
・ミートボール3個
・小松菜のお浸し(小松菜、人参、エビ)
・豆腐の甘酢あんかけ(椎茸、玉ネギ、いんげん)
「談話室で」
・アイスコーヒー
この日記は退院後に記載しています
昨日、二日酔いのまま入院し、夜から前処置として液体の下剤1本と錠剤2錠を服用。
当日は朝6時過ぎに、残された直腸内の洗浄目的でグリセリン浣腸をされた。
昨夜9時以降は飲食も飲水も禁止で、早い時間に血管確保の点滴をされ、鼻腔から胃管カテーテルを挿入されて、手術室からのオンコールを待った。
午前10時の手術予定だったが、もうその前後には自分自身時間を気にする余裕などなかった。
看護師がストレッチャーを押して病室に来て、乗せられた私は手術室へ。
奥さんと母に、「行ってくるよ」と笑顔を振りまいてみたけど、手術室入り口ではそのまま走って逃げだしたい気持だった。
手術室のドアが閉まり、奥へ運ばれるとまずは本人確認。
病棟看護師から術場看護師への申し送り。
第2手術室へ運び込まれ、しばらく放置された。
麻酔科医が1人しかいなく、第1手術室では先に手術が行われていたので、そちらに手を取られて私は後回しになっていたらしい。
待ってる間、術場の看護師が私を不安にさせないようにと、常に声をかけてくれていた。
私の糖尿病の事を聞き、痩せて治したと言うと、その体重の減少具合を聞いて感嘆してみせたり。
手術をする外科医も、麻酔科医の手が開くのを待って、手術室内をウロウロしていた。
しばらくすると麻酔科医が来て、ストレッチャーから手術代に移され、体を横にされて背中に針を刺しての腰椎(硬膜外)麻酔。
そうそう、前回は女性麻酔科医だったけど、今回は男性だった。
だからどうって訳じゃなかったけど・・・。
仰向けに寝かされ、酸素マスクを口と鼻に触れない程度にあてがわれ、普通に呼吸をしてて下さいと言われた。
その間にも第1手術室の看護師が来て、麻酔科医に「血圧が70台です」と言って指示を仰いでいた。
数回呼吸をすると、若干刺激のある甘い臭いがし始め(吸入麻酔開始)、麻酔科医が「10ミリリットル入ります」と言って数秒後に意識は消失した(静脈麻酔開始)。
全身麻酔は前回も含めて2度経験しているので慣れたもので、術前のドキドキ不安状態から解放されると同時に手術が終わった状況に置かれるので、早く麻酔して欲しいと願った。
もしかしてこれって「麻酔中毒」?
静脈麻酔薬が注入されると、わずか2、3秒後に意識が「プツッ」と消えて真っ暗闇になる。
そのまま、医療事故があってあの世へ行ったとしても、何も分からないままだろう。
マイケルジャクソンが、睡眠薬代わりに毎晩静脈麻酔を打って寝てた気持ちが良く分かる。
次の瞬間には、遠いところから名前を呼ばれて、意識を覚醒させられた。
まだ麻酔が効いているから痛みはないし、いつの間にか手術台からストレッチャーに移されていたし。
術場の看護師が何事か話しかけてくれていて、それに私も普通に答えていたが、内容は覚えていない。
私を受け取りに来る病棟看護師がまだ来ないからもう少し待ってねと言われたのは覚えている。
見慣れた病棟看護師の顔が見え、術場看護師と申し送りをしている横を、ストレッチャーを押されて手術室から出た。
そこに奥さんと母?が待っていて、「ただいま」と言ったのか「帰って来たぞ」と言ったのか、もうその頃には麻酔はほぼ切れていたようだ。
病棟のICUに運び込まれたが、前回と違って鎮痛剤と麻薬の量が少なかったのか、徐々に痛みが増強してきた。
鎮痛剤の座薬を打たれたが全く効果がなく、痛みを訴えると看護師が「もうすぐ効いてくると思うけど、我慢できない?」と聞くので、『痛いっ!』と声を荒げてやった。
看護師がドクターに指示を貰いに行き、戻ってくると強い鎮痛剤の注射を腕にした。
鎮痛剤がすぐに全身に広がって行く感覚があって、それが手術のキズの部分に達すると痛みがスーっと消えていき、眠りに就いたようだ。
目の前の壁に大きな時計があって、今回は時間の感覚があったので、精神的に不安や不穏状態にはならなかった。
病室から運び出されて、ICUに運び込まれるまでに、看護師同士の受け渡しの不手際や、麻酔科医の待ち時間も含めておよそ4時間ほどかかったらしい。
頻繁に看護師がやって来て、ガーゼ交換とチェック、腹部の聴診、痛みのレベルをどのくらいかと聞く。
文句を言わず答えていたが、ゆっくり寝てもいられなかった。
1晩中、血栓防止のストッキングを履かされた上に、電動ポンプのようなもので足の裏側を機械がリズムを刻んで叩くんです。
そのリズムが一定ならまだしも、時折不規則になるものだから気になるし、モーターの音が結構やかましいし。
こんな感じで、無事生還した事を喜びながら、ICUで夜を明かしました。
昨日、二日酔いのまま入院し、夜から前処置として液体の下剤1本と錠剤2錠を服用。
当日は朝6時過ぎに、残された直腸内の洗浄目的でグリセリン浣腸をされた。
昨夜9時以降は飲食も飲水も禁止で、早い時間に血管確保の点滴をされ、鼻腔から胃管カテーテルを挿入されて、手術室からのオンコールを待った。
午前10時の手術予定だったが、もうその前後には自分自身時間を気にする余裕などなかった。
看護師がストレッチャーを押して病室に来て、乗せられた私は手術室へ。
奥さんと母に、「行ってくるよ」と笑顔を振りまいてみたけど、手術室入り口ではそのまま走って逃げだしたい気持だった。
手術室のドアが閉まり、奥へ運ばれるとまずは本人確認。
病棟看護師から術場看護師への申し送り。
第2手術室へ運び込まれ、しばらく放置された。
麻酔科医が1人しかいなく、第1手術室では先に手術が行われていたので、そちらに手を取られて私は後回しになっていたらしい。
待ってる間、術場の看護師が私を不安にさせないようにと、常に声をかけてくれていた。
私の糖尿病の事を聞き、痩せて治したと言うと、その体重の減少具合を聞いて感嘆してみせたり。
手術をする外科医も、麻酔科医の手が開くのを待って、手術室内をウロウロしていた。
しばらくすると麻酔科医が来て、ストレッチャーから手術代に移され、体を横にされて背中に針を刺しての腰椎(硬膜外)麻酔。
そうそう、前回は女性麻酔科医だったけど、今回は男性だった。
だからどうって訳じゃなかったけど・・・。
仰向けに寝かされ、酸素マスクを口と鼻に触れない程度にあてがわれ、普通に呼吸をしてて下さいと言われた。
その間にも第1手術室の看護師が来て、麻酔科医に「血圧が70台です」と言って指示を仰いでいた。
数回呼吸をすると、若干刺激のある甘い臭いがし始め(吸入麻酔開始)、麻酔科医が「10ミリリットル入ります」と言って数秒後に意識は消失した(静脈麻酔開始)。
全身麻酔は前回も含めて2度経験しているので慣れたもので、術前のドキドキ不安状態から解放されると同時に手術が終わった状況に置かれるので、早く麻酔して欲しいと願った。
もしかしてこれって「麻酔中毒」?
静脈麻酔薬が注入されると、わずか2、3秒後に意識が「プツッ」と消えて真っ暗闇になる。
そのまま、医療事故があってあの世へ行ったとしても、何も分からないままだろう。
マイケルジャクソンが、睡眠薬代わりに毎晩静脈麻酔を打って寝てた気持ちが良く分かる。
次の瞬間には、遠いところから名前を呼ばれて、意識を覚醒させられた。
まだ麻酔が効いているから痛みはないし、いつの間にか手術台からストレッチャーに移されていたし。
術場の看護師が何事か話しかけてくれていて、それに私も普通に答えていたが、内容は覚えていない。
私を受け取りに来る病棟看護師がまだ来ないからもう少し待ってねと言われたのは覚えている。
見慣れた病棟看護師の顔が見え、術場看護師と申し送りをしている横を、ストレッチャーを押されて手術室から出た。
そこに奥さんと母?が待っていて、「ただいま」と言ったのか「帰って来たぞ」と言ったのか、もうその頃には麻酔はほぼ切れていたようだ。
病棟のICUに運び込まれたが、前回と違って鎮痛剤と麻薬の量が少なかったのか、徐々に痛みが増強してきた。
鎮痛剤の座薬を打たれたが全く効果がなく、痛みを訴えると看護師が「もうすぐ効いてくると思うけど、我慢できない?」と聞くので、『痛いっ!』と声を荒げてやった。
看護師がドクターに指示を貰いに行き、戻ってくると強い鎮痛剤の注射を腕にした。
鎮痛剤がすぐに全身に広がって行く感覚があって、それが手術のキズの部分に達すると痛みがスーっと消えていき、眠りに就いたようだ。
目の前の壁に大きな時計があって、今回は時間の感覚があったので、精神的に不安や不穏状態にはならなかった。
病室から運び出されて、ICUに運び込まれるまでに、看護師同士の受け渡しの不手際や、麻酔科医の待ち時間も含めておよそ4時間ほどかかったらしい。
頻繁に看護師がやって来て、ガーゼ交換とチェック、腹部の聴診、痛みのレベルをどのくらいかと聞く。
文句を言わず答えていたが、ゆっくり寝てもいられなかった。
1晩中、血栓防止のストッキングを履かされた上に、電動ポンプのようなもので足の裏側を機械がリズムを刻んで叩くんです。
そのリズムが一定ならまだしも、時折不規則になるものだから気になるし、モーターの音が結構やかましいし。
こんな感じで、無事生還した事を喜びながら、ICUで夜を明かしました。
この日記が読まれる頃には、私の手術は終わってると思います。
手術そのものはそう難しいものではないと思いますので、不測の事態でもない限り、術後はまた外科病棟のICUに置かれて、体中が管とコードだらけになりながら医療スタッフの管理下に置かれている事でしょう。
何時間経ったら、何日経ったら奥さんの顔を認識できるだろうか。
今回は幻覚で迷惑をかけたくないなぁ。
術後は痛いんだろうか、何日位で食事が開始されるんだろうか、またすぐにでも歩けって言われるんだろうか。
傷はすぐに塞がるんだろうか。
S字結腸は切除されてるんだから、腸がつながっても便意を我慢できるようになるんだろうか。
組織検査の結果はどうなんだろう。
悪い結果が出てしまったら、化学療法で入院が長引いたり、社会復帰に影響が出るのは困ってしまうな。
今回はさっさと退院して、職場復帰前に奥さんと温泉に行きたいな。
客室露天風呂付きの部屋で、せめて3泊はしたいね。
しばらくはまた我慢の日々ですね。
また日記が書ける日が来るまで、頑張ります(*^^)v
術前って、とっても怖いんだよ。
これが死の恐怖ってやつなんだろうね。
そんな事ある訳ないって自分で懸命に否定するけど、ふとした瞬間に、布団に入って寝付く前には特にそう言った事が頭をよぎるのさ。
昨夜は寝れたんだろうか。
大晦日から正月にかけてはお神酒の力で爆睡できたけど、手術前夜に安定剤の1錠くらい飲ませてくれたのかな。
この日記って正月明けに書いてるけど、日増しに不安がつのって来て、書いてる最中に涙目になっちゃったもん(T_T)
心の拠りどころは奥さんの存在だけ。
俺、頑張るからね!
だから、しばらく待っててね、奥さん(^^)
愛してるよ(はあと)
作詞 絢香(著作権法違反してごめんなさいm(_ _)m)
ずっと一緒にいた 二人で歩いた一本道
二つに分かれて 別々の方歩いてく
寂しさで溢れたこの胸かかえて
今にも泣き出しそうな空見上げて
あなたを想った
君がいない夜だって
そう no more cry もう泣かないよ
がんばっているからねって 強くなるからねって
君も見ているだろう
この消えそうな三日月
つながっているからねって 愛しているからねって
冷えきった手を 一人で温める日々
君の温もり 恋しくて恋しくて
どれだけ電話で 「好き」と言われたって
君によりかかることはできない
涙をぬぐった
君がいない夜だって
そう no more cry もう泣かないよ
がんばっているからねって 強くなるからねって
今度いつ会えるだろう それまでの電池は
抱きしめながら言った あなたの「愛してる」のひと言
君がいない夜だって
そう no more cry もう泣かないよ
がんばっているからねって 強くなるからねって
君も見ているだろう
この消えそうな三日月
つながっているからねって 愛しているからねって
三日月に手をのばした 君に届けこの想い
手術そのものはそう難しいものではないと思いますので、不測の事態でもない限り、術後はまた外科病棟のICUに置かれて、体中が管とコードだらけになりながら医療スタッフの管理下に置かれている事でしょう。
何時間経ったら、何日経ったら奥さんの顔を認識できるだろうか。
今回は幻覚で迷惑をかけたくないなぁ。
術後は痛いんだろうか、何日位で食事が開始されるんだろうか、またすぐにでも歩けって言われるんだろうか。
傷はすぐに塞がるんだろうか。
S字結腸は切除されてるんだから、腸がつながっても便意を我慢できるようになるんだろうか。
組織検査の結果はどうなんだろう。
悪い結果が出てしまったら、化学療法で入院が長引いたり、社会復帰に影響が出るのは困ってしまうな。
今回はさっさと退院して、職場復帰前に奥さんと温泉に行きたいな。
客室露天風呂付きの部屋で、せめて3泊はしたいね。
しばらくはまた我慢の日々ですね。
また日記が書ける日が来るまで、頑張ります(*^^)v
術前って、とっても怖いんだよ。
これが死の恐怖ってやつなんだろうね。
そんな事ある訳ないって自分で懸命に否定するけど、ふとした瞬間に、布団に入って寝付く前には特にそう言った事が頭をよぎるのさ。
昨夜は寝れたんだろうか。
大晦日から正月にかけてはお神酒の力で爆睡できたけど、手術前夜に安定剤の1錠くらい飲ませてくれたのかな。
この日記って正月明けに書いてるけど、日増しに不安がつのって来て、書いてる最中に涙目になっちゃったもん(T_T)
心の拠りどころは奥さんの存在だけ。
俺、頑張るからね!
だから、しばらく待っててね、奥さん(^^)
愛してるよ(はあと)
作詞 絢香(著作権法違反してごめんなさいm(_ _)m)
ずっと一緒にいた 二人で歩いた一本道
二つに分かれて 別々の方歩いてく
寂しさで溢れたこの胸かかえて
今にも泣き出しそうな空見上げて
あなたを想った
君がいない夜だって
そう no more cry もう泣かないよ
がんばっているからねって 強くなるからねって
君も見ているだろう
この消えそうな三日月
つながっているからねって 愛しているからねって
冷えきった手を 一人で温める日々
君の温もり 恋しくて恋しくて
どれだけ電話で 「好き」と言われたって
君によりかかることはできない
涙をぬぐった
君がいない夜だって
そう no more cry もう泣かないよ
がんばっているからねって 強くなるからねって
今度いつ会えるだろう それまでの電池は
抱きしめながら言った あなたの「愛してる」のひと言
君がいない夜だって
そう no more cry もう泣かないよ
がんばっているからねって 強くなるからねって
君も見ているだろう
この消えそうな三日月
つながっているからねって 愛しているからねって
三日月に手をのばした 君に届けこの想い
午前5時半に1個目の目覚まし時計が鳴り、起きてストーブを点けてまたベッドへ。
午前6時に2個目の目覚まし時計(スマホのアラーム)が鳴り、起きて居間の照明とテレビを点けてまたベッドへ。
午前6時20分に3個目の目覚まし時計が鳴り、予定通り起床しました。
今日は、入院前最後の外来受診日。
最後と言っても、退院してからたったの2度目ですけど;
準備をして、午前7時45分頃奥さんの付き添い付きで自宅を出発。
バス通りに出てタクシーを拾おうとしたんですが、朝早いせいかなかなか空車が来ず、寒さで凍えそうになってしまった。
ちなみに、今朝8時のわが街の気温はマイナス7.6℃だったそうです。
病院は午前8時半が受付開始で、自動チェックイン機がある割りには、各外来とオンラインでつながってない変なシステム。
午前8時50分に放送がかかって、外来看護師と事務スタッフが廊下に出て整列し、患者にお辞儀をして業務開始。
入院中には見ない光景ですが、バカな事やってると嘲笑するしかないですね。
今日は外来で出来る検査をすべてやる事になってて、その結果で予定通り手術をするかの判断をするらしい。
外科外来で検査伝票を渡され、それを持ってまずは採血。
バキュームチューブ(試験管みたいなやつ)で、5本分も採られた;
次に臨床検査部へ行き、尿検査の後は心電図と耳たぶにプチっと穴を開けて血液の固まり具合を測る検査。
そして呼吸機能と、生理学的検査を3つ。
以前は肺活量が6リッターもあったのに、今日結果を見たら4.5リッターに低下していてショックだった;
最後は放射線科へ行って、腹部2枚と胸部1枚のレントゲン撮影で、後は結果待ち。
1時間ちょっと待たされて、やっと診察室へ。
検査に異常はないとの事で、予定通り手術を行う事に決まりました。
手術に関する説明(ムンテラ)を受けて、手術・麻酔・拘束の承諾書にサインし、それじゃあよろしくとお互いに深々とお辞儀をして診察室を出ました。
手術そのものは難しくはないけど、血管のそばを手術する時は慎重にやるので、ちょっと時間がかかるとドクターは言うんです。
8時間か10時間なのか、私は麻酔で意識がないから何時間かかってもどうしようもないけど、待機している奥さんや母は大変だなと思ったら、ドクターが「3時間を予定しています」だって(^^ゞ
ひな壇にいるだけの売れないお笑い芸人のように、思いっきり椅子からコケそうになりましたよ;
奥さんが、ドクターと総合案内の事務員に個室希望の意向を伝えたんですが、事務員が病棟に問い合わせたところ、今は空いてないし感染症の問題もあるから希望は受けられないと断られました。
感染症の問題って、まさか病棟でノロやインフルが流行してるんじゃないだろうな。
と言う訳で、手術前日の午前に入院して、翌日の恐らく午後手術で、術後ICUを出てからは今回は退院まで大部屋暮しになりそうです。
大部屋って、お金の問題じゃなく、他の入院患者に気を使わなきゃいけないから嫌なんですよ。
また幻覚が出て夜中に暴れたり、私の豚イビキで苦情が出たって知らんぞ!
「朝食」
・かにクリーミーコロッケサンド
「昼食」
・にゅう麺(長ネギ、干し椎茸、刻み揚げ、卵)
・昨日の弁当の残り
「夕食」
・ごはん
・漬物
・ひき肉椎茸炒め煮
・鮭山葵茎ルイベ漬け
・小松菜エッグ
・ハムソテー
・焼酎のウーロン茶割り
今日のBW:63.5kg
最高 マイナス5.4(12:34)、最低 マイナス9.5(00:52)、積雪量73センチ
午前6時に2個目の目覚まし時計(スマホのアラーム)が鳴り、起きて居間の照明とテレビを点けてまたベッドへ。
午前6時20分に3個目の目覚まし時計が鳴り、予定通り起床しました。
今日は、入院前最後の外来受診日。
最後と言っても、退院してからたったの2度目ですけど;
準備をして、午前7時45分頃奥さんの付き添い付きで自宅を出発。
バス通りに出てタクシーを拾おうとしたんですが、朝早いせいかなかなか空車が来ず、寒さで凍えそうになってしまった。
ちなみに、今朝8時のわが街の気温はマイナス7.6℃だったそうです。
病院は午前8時半が受付開始で、自動チェックイン機がある割りには、各外来とオンラインでつながってない変なシステム。
午前8時50分に放送がかかって、外来看護師と事務スタッフが廊下に出て整列し、患者にお辞儀をして業務開始。
入院中には見ない光景ですが、バカな事やってると嘲笑するしかないですね。
今日は外来で出来る検査をすべてやる事になってて、その結果で予定通り手術をするかの判断をするらしい。
外科外来で検査伝票を渡され、それを持ってまずは採血。
バキュームチューブ(試験管みたいなやつ)で、5本分も採られた;
次に臨床検査部へ行き、尿検査の後は心電図と耳たぶにプチっと穴を開けて血液の固まり具合を測る検査。
そして呼吸機能と、生理学的検査を3つ。
以前は肺活量が6リッターもあったのに、今日結果を見たら4.5リッターに低下していてショックだった;
最後は放射線科へ行って、腹部2枚と胸部1枚のレントゲン撮影で、後は結果待ち。
1時間ちょっと待たされて、やっと診察室へ。
検査に異常はないとの事で、予定通り手術を行う事に決まりました。
手術に関する説明(ムンテラ)を受けて、手術・麻酔・拘束の承諾書にサインし、それじゃあよろしくとお互いに深々とお辞儀をして診察室を出ました。
手術そのものは難しくはないけど、血管のそばを手術する時は慎重にやるので、ちょっと時間がかかるとドクターは言うんです。
8時間か10時間なのか、私は麻酔で意識がないから何時間かかってもどうしようもないけど、待機している奥さんや母は大変だなと思ったら、ドクターが「3時間を予定しています」だって(^^ゞ
ひな壇にいるだけの売れないお笑い芸人のように、思いっきり椅子からコケそうになりましたよ;
奥さんが、ドクターと総合案内の事務員に個室希望の意向を伝えたんですが、事務員が病棟に問い合わせたところ、今は空いてないし感染症の問題もあるから希望は受けられないと断られました。
感染症の問題って、まさか病棟でノロやインフルが流行してるんじゃないだろうな。
と言う訳で、手術前日の午前に入院して、翌日の恐らく午後手術で、術後ICUを出てからは今回は退院まで大部屋暮しになりそうです。
大部屋って、お金の問題じゃなく、他の入院患者に気を使わなきゃいけないから嫌なんですよ。
また幻覚が出て夜中に暴れたり、私の豚イビキで苦情が出たって知らんぞ!
「朝食」
・かにクリーミーコロッケサンド
「昼食」
・にゅう麺(長ネギ、干し椎茸、刻み揚げ、卵)
・昨日の弁当の残り
「夕食」
・ごはん
・漬物
・ひき肉椎茸炒め煮
・鮭山葵茎ルイベ漬け
・小松菜エッグ
・ハムソテー
・焼酎のウーロン茶割り
今日のBW:63.5kg
最高 マイナス5.4(12:34)、最低 マイナス9.5(00:52)、積雪量73センチ
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プロフィール
HN:
管理人「か」
性別:
男性
趣味:
食べる事、旅行、飛行機関連
自己紹介:
某医療機関に勤務する、メタボな食いしん坊です。
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。
保有JALマイル
合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
2021年2月15日現在
マイル使用歴
2009/1/15:40,000マイル
2010/1/11:50,000マイル
2011/1/15:70,000マイル
2011/11/1:60,000マイル
2012/9/10:40,000マイル
2015/1/17:100,000マイル
2017/1/12:10,000マイル
2018/4/23:30,000マイル
2018/10/20:50,000マイル
2019/10/31:15,000マイル
2019/12/15:35,000マイル
2020/6/18:20,000マイル
もともと民間旅客機・軍用機を含む航空機全般が好きでしたが、2006年の4月から陸マイラー(時々空マイラー)生活を始めた、もっぱらJALマイラーです。
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合算:76,381マイル
私の分:76,381マイル
奥さん分:0マイル
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